子どもに持たせるためや、タブレットなどと2台持ちにしたいといった理由から、スマホを通話のみで利用したいといったケースは少なからずあるでしょう。
しかし、携帯会社のプランは複雑でどのプランで契約すればいいのかわかりにくいですよね。
今回は、通話のみでスマホを使う場合のおすすめプラン、SIMについて紹介していきます。
スマホの通話のみで使う場合におすすめの格安SIM
irumo | 楽天モバイル | mineo | IIJmio | |
料金 (最低容量プラン) | 0.5GB:550円 | 3GB:1,078円 | 0GB:250円 (32kbpでの通信は可) | 2GB:850円 |
通話定額 | 5分以内:880円 かけ放題:1,980円 | かけ放題無料 (※2) | 10分以内:550円 かけ放題:1,210円 | 5分以内:500円 10分以内:700円 かけ放題:1,400円 |
留守電 | 無料(※1) | 無料 | 319円 | 330円 |
電話転送 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
プラン + 通話定額 | 1,430円 (5分以内無料) | 1,078円 (かけ放題) | 800円 (10分以内無料) | 1,350円 (5分以内無料) |
※1:通話定額オプション利用時、月330円相当まで
※2:専用アプリを利用しての通話は無料
スマホを通話用として使う場合におすすめの格安SIMは上記4つ。
通話が少ない人、通話しても10分以内での通話が多い人はmineoが最も安くておすすめですが、時間関係なく通話する人や留守電オプションを使う人は楽天モバイルがおすすめです。
またこの中では最も料金が高くなってしまうドコモのirumoですが、乗り換え時に端末割引があるので機種変更も合わせてしたい人におすすめです。
スマホの通話のみで使う場合の方法は?キャリア、格安SIMの通話のみプランの状況
モバイルWiFiの利用、子供に持たせる為、仕事用で通話しか使いたいからなど、様々な利用から通話のみのプランを検討している人はいるかと思います。
ではスマホを通話のみ使いたい人はどのようなプランで契約すれば良いのでしょうか。
キャリア、格安SIMともにスマホで通話のみのプランはなし
現在、キャリア・格安SIMともにスマホで通話のみの利用とできるプランはありません。
キャリアの場合は「ケータイプラン」といってガラケー用の通話のみプランがある場合もありますが、スマホユーザーの利用は不可となっています。。
一応、もし通話のみでデータ通信は一切できないようにしたいというならガラケーにしてしまうという方法があります。
たとえばソフトバンクであれば基本料金1,078円で通話のみプランが利用できます。
ただ、わざわざ1〜2万円もするガラケー端末を通話するだけに購入するのは抵抗がある人も多いかもしれません。
ドコモのirumoは基本料金が550円
上記でも紹介していますが、ドコモでは「irumo」の0.5GBプランはキャリアの基本プランで唯一音声用プランとして利用可能。です。
irumo(0.5GB) | |
基本料金 | 550円 |
容量 | 0.5GB |
通信速度 | 最大3Mbps |
通話定額 | 5分以内無料:880円 かけ放題:1,980円 |
使える容量が少ないとともに通信速度が最大3Mbpsに制限されますが、月額550円というキャリアの最低プランとしては飛びぬけて安く使うことができます。
さらにMNPであれば最大44,000円の端末代割引を受けられる特典の利用も可能です。
スマホを通話のみで使うなら格安SIMがおすすめ
キャリアはデータ通信の品質が優れているというメリットもあります。
ただ音声通話用として使うなら意味のないメリット。単純に高い料金を支払うことになる為、もし機種変更の必要がなく、通話のみで利用するなら迷わず格安SIMの中から選ぶことをおすすめします。
スマホを通話のみで利用する場合におすすめの格安SIM
ではここからは、いくつか通話のみでおすすめの格安SIMを紹介します。
通話料無料の楽天モバイル(1,078円)
楽天モバイル | |
料金 | 〜3GB:1,078円 〜20GB:2,178円 〜無制限:3,278円 |
通話オプション | 15分以内無料:1,100円(標準アプリ) ※専用アプリ利用時はオプションなしで無料 |
使用回線 | 楽天 |
タイプ | キャリア |
- 今だけ!初めて申し込みで10,000ポイントプレゼント!
- どれだけネットを使っても最大3,278円
- 専用アプリ利用で国内通話無料
- 端末割引あり、iPhoneの実質価格は全キャリア最安
- MNPで最大12,000円分のポイント還元
- 楽天市場でのポイント還元率アップ
楽天モバイルは3GB以内の利用で1,078円となっており、通話料は専用アプリ(RakutenLink)を利用すれば無料で、さらに留守電や転送といったオプションも無料で利用できます。
専用アプリ(RakutenLink)といっても相手は使っていなくても問題なし、相手側には自分の電話番号でかかりますから使い勝手は何もかわりません。
ただデータ通信を利用した通話の為、通常の音声通話に比べると若干音声品質が悪い点は注意が必要です。
音声通話用プランがあるmineo(250円)
mineo | |
料金 | 【マイピタ】 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 【マイそく】 スーパーライト(最大32kbps)・・・250円 ライト(最大300kbps)・・・660円 スタンダード(最大1.5Mbps)・・・990円 プレミアム(最大3Mbps)・・・2,200円 |
通話オプション | 10分以内無料:550円 かけ放題:1,210円 |
使用回線 | docomo、au、softbank |
タイプ | MVNO |
- パケット放題Plus(月額385円もしくは無料)で容量消費後も1.5Mbpsで通信可
- 通信速度が制限される代わりに無制限で使えるマイそくは音声専用端末にベスト
- 今ならどの容量でも6ヶ月間990円で利用できる
- 他社にはない便利なサービスが豊富
mineoのマイそくスーパーライトコースでは通信速度が最大32kbpsに制限(容量は制限なし)される代わりに、月額料金がわずか250円で使うことができます。
通話定額も他社より安く、10分以内であれば合計800円で利用できるので音声通話用として持つならおすすめできます。
ちなみにいざデータ通信が必要となった時は198円で高速通信が24時間使い放題となるので、使い勝手も◯です。
2GB・5GBプランが安いIIJmio(850円)
IIJmio | |
料金 | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 30GB:2,700円 40GB:3,300円 50GB:3,900円 |
通話オプション | 5分以内無料:500円 10分以内無料:700円 かけ放題:1,400円 |
使用回線 | docomo、au |
タイプ | MVNO |
- 格安SIMの中でもトップクラスの安さ
- 端末代最大54,000円割引
- 月額料金が3ヶ月間440〜1,100円割引
- 通話定額オプションが6ヶ月間410円割引
少しデータ通信ができた方が良いという場合におすすめはiijmio。
5GBが990円と他社に比べてかなり安く、さらに通話定額も安いので、トータルでも1,500円以下で使うことができます。
参考:各キャリアやサブブランドの通話用スマホプラン比較
ここでは、参考にキャリアやサブブランどの通話用スマホプラン(データ通信の容量が一番少ないプラン)について料金等を紹介します。
最安プラン 料金(税込) | 割引後 料金(※) | かけ放題 オプション | |
ドコモ | 550円 | 550円 | 1,980円 |
au | 3,278円 | 2,178円 | 1,980円 |
softbank | 3,278円 | 2,178円 | 1,980円 |
UQモバイル | 2,365円 | 1,078円 | 1,980円 |
Y!mobile | 2,178円 | 990円 | 1,980円 |
※家族割、光回線とのセット割適用後
キャリアは割引後でもやはり高いのがわかります。ドコモ以外は完全かけ放題のオプションをいれると3〜4,000円程度です。
楽天モバイルであれば1,078円で完全かけ放題となるので、約3,000円の開きがあります。
ただキャリアは窓口で契約できる、安心感があるというメリットもあります。
ちなみに格安SIMは不安だなという人におすすめなのはUQモバイル、Y!mobileといったサブブランドです。
キャリアよりも安く、窓口での契約、相談ができるのでキャリアと同じです。
結論:通話のみで使うなら格安SIMかデータのなるべく小さなプランで最安値にしよう
乗り換えと同時に機種変更をするならドコモのirumoがおすすめですが、そうでないなら格安SIMの利用がおすすめです。
ぜひ、お得な携帯電話会社を利用するようにしましょう。