auのサブブランドであるUQ mobileは、auと同等の通信速度、サービスでありながら安い料金で使うことが可能です。
本記事ではそのUQ mobileについて、プラン・料金・通信速度などの詳細、メリット・デメリットなどを詳しく解説していきます。
UQ mobileの評価、おすすめ度、総評まとめ
総合点 | 3.9/5.0 | |
おすすめ度 | 4.0/5.0 |
- ソフトバンクと比較するとかなり安い
- 通信速度・安定性などの回線品質は◎
- 容量は4GB・15GB・30GBの3種類
- 光回線(auひかりやビッグローブ光など)とのセット利用で大きな割引
- 大手キャリアと遜色ないサービス・サポート
- 楽天モバイル、MVNOの格安SIMに比べると料金は高い
- 通信品質(速度・安定性)を重視する人
- サポート・サービスを重視する人
- 光回線を利用する人
UQ mobileは通信速度が速い上にサービス面も充実、それでいて料金が安いのでかなりおすすめです。
特に光回線(auひかりやビッグローブ光)とのセット割を適用すると他の格安SIM並の料金となる為、光回線ユーザーはこの組み合わせでの利用を検討しましょう。
ただデータ容量は20GBまで。それ以上のデータ容量が必要な場合は無制限プランがあるau、もしくはより安く利用できる楽天モバイルを利用する必要があります。
UQ mobileの料金・サービス等一覧表
料金 | 通信速度 | 繋がりやすさ |
4GB:1,078円〜 15GB:2,178円〜 |
30〜200Mbps 時間帯関係なく安定 |
地下・地方でも 問題なし |
特典 | サポート | サービス充実 |
端末代割引 PayPayポイント還元 |
店舗・家電量販店での サポート可 |
留守電・割込通話可 データ繰り越し可 |
通話定額 | eSIM | MNPワンストップ |
10分以内880円 |
利用可 |
利用可 |
UQ mobileは通信速度がかなり優秀、概ね30〜200Mbps、5Gに繋がると200〜300Mbpsの速度がでます。
一般的にスマホは10Mbpsでれば十分快適、20Mbpsでていれば最高画質(4K)の動画もスムーズに視聴できますから、かなり快適に使えると言えるでしょう。
料金は割引適用により安くなり、サポートも充実している為、おすすめ度としてはかなり高いです。
UQ mobileの料金、割引、テザリングなど詳細をチェック
UQ mobile | |
月額料金 | ミニミニプラン(4GB):1,078円〜2,365円 トクトクプラン(15GB):2,178円〜3,465円 コミコミプラン(30GB+通話定額):3,278円 |
自宅セット割 (光回線、WiMAX等) |
△1,100円/月 ※家族セット割との併用不可 |
家族セット割 | △550円/月 ※自宅セット割併用不可 |
au Payカード割 | △187円/月 |
学割 | 5〜18歳に割引あり |
家族間通話 | 22円/30秒 |
通話定額 | 10分以内:880円 かけ放題:1,980円 |
事務手数料 | オンライン:無料 店舗:3,850円 |
特典 キャンペーン |
端末代割引 au Pay残高還元 |
留守電 | 月330円 |
キャッチホン | 月220円 |
電話転送 | 無料 |
eSIM | 利用可 |
MNPワンストップ | 利用可 |
データ繰越 | 翌月まで可 |
テザリング | 利用可 |
制限時 最大通信速度 |
ミニミニプラン:300kbps トクトクプラン:1Mbps コミコミプラン:1Mbps |
節約モード | ミニミニプランのみ可 |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 |
ここからはUQ mobileの料金等について、詳しくみていきましょう。
UQ mobileの料金
ミニミニプラン (4GB) |
トクトクプラン (15GB) |
コミコミプラン (30GB) ※通話定額込み |
|
基本料金 | 2,365円 | 3,465円 | 3,278円 |
自宅セット割 + au PAYカード割 |
1,078円 | 2,178円 | – |
家族セット割 + au PAYカード割 |
1,628円 | 2,728円 | – |
UQ mobileの料金プランは3つ。
小容量のミニミニプラン、中容量のトクトクプラン、そして割引等なしでも比較的安く使えて通話定額とセットで使うことができるコミコミプランです。
ミニミニプラン(4GB)
ミニミニプラン (4GB) |
|
基本料金 | 2,365円 |
自宅セット割 + au Payカード割 |
1,078円 |
家族セット割 + au Payカード割 |
1,628円 |
ミニミニプランは小容量ユーザー向けプラン。
基本料金は高いものの、割引適用により他の格安SIM並の料金で利用できます。
家族で2回線以上使う場合は家族割の適用も可能(光回線セット割との併用は不可)ですが、割引額が少ない点には注意が必要です。
トクトクプラン(15GB)
トクトクプラン | ||
〜1GB | 1〜15GB | |
基本料金 | 2,277円 | 3,465円 |
自宅セット割 + au Payカード割 |
990円 | 2,178円 |
家族セット割 + au Payカード割 |
1,540円 | 2,728円 |
トクトクプランは最大15GBまで利用できる中容量ユーザー向けのプラン。データ利用量が1GB未満の月は△1,188円となる上記の料金となります。
トクトクプランはデータ容量を使い切っても最大1Mbpsでの通信が可能(ミニミニプランは300kbps)というメリットもあります。
コミコミプラン+
コミコミプランは光回線とのセット割(自宅セット割)や、家族割などの適用ができない人でも、安い料金で利用できる料金プラン。
データ容量30GBに10分以内の通話が無料となる通話定額(通常月880円)がセットで、月3,278円で利用できます。
UQ mobile コミコミプラン (30GB) |
ahamo (30GB) |
LINEMO (30GB) |
|
通話定額込みの 料金 |
3,278円 | 2,970円 | 2,970円 |
無料通話時間 | 10分以内 | 5分以内 | 5分以内 |
上記はキャリアのオンライン専用ブランドであるahamoやLINEMOと比較した場合の料金。
ahamoやLINEMOよりは高いものの、無料通話時間が長いことやサービスの充実度(データ繰り越し可、留守電等の利用可、ショップでのサポート可など)を考えると、トータルではUQ mobileの方が優れていると感じます。
各種割引
UQ mobileには以下の4つの割引があります。
- 自宅セット割(対象光回線、auでんきとのセット割)
- 家族セット割
- au Payカード割
- 学割(UQ親子応援割)
自宅セット割(光回線、モバイルWiFi)
自宅セット割は対象のインターネットサービス(光回線等)またはauでんきとUQ mobileをセットで利用することで、スマホ1回線あたり月1,100円の割引を受けられるサービス。
対象のサービスは以下の通り(いずれか一つの利用)です。
- 光回線・・・au ひかり・ビッグローブ光・So-net光・@nifty光・@T COM (アットティーコム)ヒカリ・ひかりゆいまーる・ひかりJ・auひかり ちゅら・コミュファ光・eo光・Pikara(ピカラ光)・メガエッグ・BBIQ他
- ケーブルテレビ・・・J:COM・提携先ケーブルテレビ
- ホームルーター・・・au ホームルーター 5G(ホームルータープラン)、WiMAX +5G、WiMAX 2+
- モバイルWiFi・・・WiMAX +5G、WiMAX 2+
- 電気・・・auでんき
なお、後述する家族セット割との適用はできません。
家族セット割
対象サービスを利用せず自宅セット割の適用ができない場合でも、家族で2回線以上使っている場合は家族セット割が適用可能。
1回線あたり月550円の割引となります。
au PAYカード支払い割
支払い方法をクレジットカードにし、かつそのクレジットカードをau PAYカードもしくはau PAYカードゴールドにした場合は1回線あたり月187円の割引です。
コミコミプランについては、このau PAYカード支払い割も対象外です。
学割(UQ親子応援割)
子供 | 他の家族 | |
条件 | 申込時に5〜18歳であること | |
対象プラン | コミコミプラン | |
割引内容 | △1,320円/月 データ容量が10GB増量 |
△1,320円/月 |
割引期間 | 12ヶ月間 | |
割引後料金 | 〜12ヶ月:1,958円(30GB) 13ヶ月目〜:3,278円(20GB) |
〜12ヶ月:1,958円(20GB) 13ヶ月目〜:3,278円(20GB) |
UQ mobileは5歳から18歳を対象に、コミコミプランの月額料金割引+10GBデータ増量があります。
また割引は他の家族全員に適用(データ増量はなし)。
12ヶ月間だけの割引ですが、かなりお得なので18歳以下の子供がいるならかなりおすすめです。
通話定額
UQ mobileの通話定額は以下の通り。
- 10分以内無料・・・・月880円
- かけ放題・・・月1,980円
メインブランドのau(5分以内で880円)よりは安いですが、オンライン専用ブランドのLINEMOやpovoは5分以内で550円(かけ放題1,650円)、MVNOの格安SIMならさらに安いところもあり、若干割高だと言えるでしょう。
ただUQ mobileの通話定額を利用すると、通常月440円かかる電話きほんパック(V)が無料で利用できる特典があります。
【電話きほんパック(V)のセット内容】
- お留守番サービスEX
- 割込通話
- 三者通話サービス
- 迷惑電話撃退サービス
留守電や割込み通話は他社でも有料オプションとなっています。これらの機能が必要な人にとっては、UQ mobileの通話定額はむしろお得だと言えるでしょう。
事務手数料
UQ mobileでは、新規契約やMNPによる他社乗り換えの際に事務手数料がかかる場合があります。
- UQ mobileショップ・家電量販店・・・3,850円
- オンラインストア・・・3,850円
元々はオンラインショップだと手数料が無料でしたが、変更され有料となってしまいました。
留守電・電話転送・キャッチホン(割込通話)
UQ mobileの留守電等のオプション料金は以下の通り。
UQ mobile | |
留守電 | 330円/月 |
転送電話 | 無料 |
キャッチホン(割込通話) | 220円/月 |
セット利用 電話きほんパック(V) |
440円/月 通話定額利用時は無料 |
留守電、キャッチホン(割込通話)のいずれも利用する場合は電話基本パック(V)を利用した方が安いです。
電話基本パック(V)は通話定額を利用すれば月額無料となりますが、申込みは必須なので必要な場合は忘れずに申し込みましょう。
eSIM
eSIMとは、あらかじめ端末に組みこまれており、契約後に情報を書き込むことができるSIM。
SIMカードのように差し込む必要がなく、データのダウンロードだけで回線の開通ができる為、郵送等の必要がなく申し込み当日に利用開始することができます。
UQ mobileではもちろん対応済み。利用可能となっています。
ただしeSIMは端末も対応している必要がある(iPhoneならXS・XR以降のシリーズ)点は注意しましょう。
MNPワンストップ
以前のMNP(番号を変えずに他社に乗り換え)をする場合、事前に乗り換え前の通信会社で「MNP予約番号」を取得する必要がありました。
しかし現在は「MNPワンストップ」と言われる、MNP予約番号の取得なしで単に乗り換え後の通信会社で契約手続きをすればOKという仕組みができています。
UQ mobileはこの「MNPワンストップ」に対応済み。
乗り換え前の通信会社も同様にMNPワンストップに対応していれば、MNP予約番号の取得は不要となっています。
【MNPワンストップ対象】
- docomo
- ソフトバンク
- au
- 楽天モバイル
- Y!mobile
- ahamo
- povo
- LINEMO
- LINEモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- 日本通信SIM
- b-mobile
- mineo
- センターモバイル
- LPモバイル
データ繰り越しは翌月まで可
UQ mobileは余ったデータ容量を翌月まで繰り越すことが可能で、翌月は繰り越した分のデータ容量から消費されていきます。
毎月のデータ使用量の波があってもある程度は柔軟に対応することができる為、この機能があるかないかの差は意外と大きいです。
ソフトバンクのオンライン専用ブランドであるLINEMO、ドコモのオンライン専用ブランドであるahamoはデータ繰り越しの利用ができない為、UQ mobileの有利な点だと言えるでしょう。
制限時最大通信速度
UQ mobileの制限時速度はプランによって以下の通り。
- ミニミニプラン・・・最大300kbps
- トクトクプラン、コミコミプラン・・・最大1Mbps
ミニミニプランの制限時速度は他の格安SIMと同程度であるものの、トクトクプランやコミコミプランは最大1Mbpsと制限時としてはかなり速い速度。
この快適と言えないまでも、メールやLINEだけでなく、SNSやWebサイト閲覧、標準画質の動画視聴は可能です。
データ容量を使い切るとほとんどのネットサービスが使えなくなるといったイメージを持っている人は少なくないと思いますが、UQ mobileなら使い切った後でも色々なことに使えるのでかなり便利です。
テザリング
UQ mobileは手数料なしでテザリングを利用することができます。
使えるデータ容量・制限時の速度もプラン通り。トクトクプラン、コミコミプランなら制限時でも最大1Mbpsなので、パソコン・タブレットでも多少のことなら利用できます。
節約モードはミニミニプランのみ利用可能
データ容量が残っている状態でも低速通信に切り替えることで、データ消費量がなくなる「節約モード」は、現在はミニミニプラン(低速時300kbps)のみで利用可能です。
以前は制限時速度が最大1Mbpsのプラン(くりこしプラン+5GのMまたはL)でも節約モードの利用が可能で、かなり便利でしたが、プランが改定されたタイミングで最大1Mbpsでの節約モードは使えなくなっています。
ただし、現在旧プランのくりこしプラン+5Gを利用のまま新プランに変えていない場合は継続して節約モードの利用が可能です。
新プランに変更するメリットは正直ない為、そのままプランを変えずに利用することを推奨します。
UQ mobileの特典・キャンペーン
UQ mobileの特典・キャンペーンを解説します。
増量オプションⅡが7ヶ月間無料
ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン | |
データ増量 オプション利用時 |
4GB→6GB (+2GB) |
15GB→20GB (+5GB) |
30GB→33GB (+3GB) |
月額料金 | 550円/月 | ||
特典 | 7ヶ月間無料 |
UQ mobileでは、月550円でデータ容量が2〜5GBを増やすことが可能ですが、はじめての場合は7ヶ月間無料となります。
MNPや新規契約問わず、また契約時ではなく契約途中でも利用可能な特典です。
スマホが最大22,000円の割引
UQ mobileでは、にスマホが最大22,000円割引される特典があります。
割引額はMNPか新規契約か、加入するプラン、増量オプションⅡの利用有無によって、以下の通り異なります(機種によって割引は異なる)。
加入プラン | トクトクプラン コミコミプラン |
ミニミニプラン | |||
増量オプションⅡ加入 | 有り | 無し | 有り | 無し | |
割引額 | MNP | △22,000円 | △16,500円 | △16,500円 | |
新規契約 | △11.000円 | △5,500円 | △5,500円 | ||
au/povoから 乗り換え |
0円 |
最も割引額が高くなるのは、MNPでトクトクプラン・コミコミプランの契約かつ増量オプションⅡを利用した場合。
プラン変更は翌月から可能、増量オプションⅡも無料期間内で解約可能なので、この割引を利用する場合は極力割引が高くなるようにした方が良いでしょう。
ただKDDIのメインブランドであるauや、オンライン専用ブランドのpovoから乗り換える場合は割引が適用されないので注意が必要です。
最大20,000円相当(不課税)のau PAY残高還元(SIMのみ契約の場合)
端末購入をせず、SIMのみ契約する場合は最大20,000円相当のau PAY残高還元があります。
加入プラン | トクトクプラン コミコミプラン+ |
ミニミニプラン | |||
内訳 | SIM特典 | au PAY 利用特典 |
SIM特典 | au PAY 利用特典 |
|
還元額 | MNP | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
新規契約 | 3,000円 | 10,000円 | 3,000円 | 10,000円 | |
au/povoから 乗り換え |
0円 |
SIM特典、au PAY利用特典の2つを利用することで、最大20,000円(不課税)相当のau PAY残高還元となります。
ただし、SIM特典の受け取りには増量オプションⅡへの加入が条件であり、au Payの残高還元については利用額によって還元額が異なるので注意しましょう。
au PAY利用額 | au PAY残高還元 |
5,000円〜14,999円 | 2,000円 |
15,000円〜24,999円 | 6,000円 |
25,000円以上 | 10,000円 |
様々なエンタメサービスが一定期間無料(Amazonプライム 、NETFLIX、DAZN等)
UQ mobileの利用者は動画配信サービスなどのエンタメサービスが一定期間無料で利用でできます。
- Amaznoプライム・・・3ヶ月間無料
- NETFLIX・・・1ヶ月無料
- DAZN・・・1ヶ月無料
- Youtube Premium・・・3ヶ月無料
- Apple music・・・6ヶ月無料
UQ mobileの通信速度実測データ
UQ mobileの通信速度実測データです。
4G回線接続時
通信速度(Mbps) | ||
下り | 上り | |
10時台 | 69.9 | 10.41 |
11時台 | 84.6 | 8.12 |
12時台前半 | 36.5 | 7.70 |
12時台後半 | 19.4 | 6.31 |
13時台 | 56.1 | 2.31 |
14時台 | 28.8 | 2.33 |
15時台 | 97.4 | 6.54 |
16時台 | 85.5 | 8.99 |
17時台 | 31.0 | 6.41 |
18時台 | 24.1 | 3.31 |
19時台 | 19.4 | 5.58 |
20時台 | 64.5 | 6.77 |
21時台 | 17.1 | 6.18 |
平均 | 48.8 | 6.23 |
スマホの通信速度は下りで10Mbpsでていれば快適、20Mbpsで最高画質(4K)動画の視聴もスムーズにできるとされています。
それに対してUQ mobileは4G接続時でも平均50Mbp程度。
サブブランドであるUQ mobileは、通信速度は他の格安SIMに比べてかなり優秀で回線が混雑する時間帯(平日昼)なども快適な利用が可能です。
5G回線接続時
通信速度(Mbps) | ||
下り | 上り | |
① | 184.3 | 12.4 |
② | 168.1 | 19.1 |
③ | 265.0 | 22.3 |
平均 | 205.8 | 17.93 |
5G回線接続時の通信速度はかなりの高速。
まだ5Gに繋がるエリアは限られるものの、徐々に広がっています。
UQ mobileのメリット
ではここからは、UQ mobileのメリットについて確認していきましょう。
高い通信品質(通信速度が速い、繋がりやすく安定性も高い)
- 速い通信速度、平日昼の速度低下もなし
- エリアが広く、繋がりやすさも◎
格安SIMは料金が安い代わりに、通信速度が遅かったり、平日の昼など回線が混雑する時間帯で速度が極端に低下(1Mbps以下)となるデメリットがあります。
一方、UQ mobileであればそういった心配が少ないです。場所・混雑状況・環境によって遅くなる場合もゼロではありませんが、格安SIMに比べると通信速度・安定性は圧倒的に優れています。
データ容量を使い切った後の通信速度が最大1Mbpsと速い
格安SIMの多くは、データ容量を使い切ると通信速度が128kbps〜300kbpsに制限される為、まともに使おうと思ったらデータ容量追加オプションを利用するしかありません。
しかしUQ mobileならデータ容量を使い切っても最大1Mbpsでの通信が可能(MまたはLプラン利用時)。Webページの閲覧、SNS、標準画質の動画視聴などは可能な速度です。
万が一使い切っても、余計にお金をかけずに使い続けること可能な点もUQ mobileのメリットの一つです。
サービス・サポートが充実
UQ mobileよりも基本料金が安い料金で利用できる格安SIMはありますが、なにかしらの欠点あり。
データ繰り越しが使えなかったり、留守電が使えなかったり、サポートがチャットのみであったり、通信速度が遅かったりといったことが挙げられます。
しかしUQ mobileは大手キャリアと全く遜色ないほどにサービスが充実しているとともに、必要な場合はショップでのサポートを受けることも可能。
安心して使うことができるのは、サブブランドならではのメリットです。
割引適用でかなり安い料金で利用できる
auひかりやビッグローブ光、WiMAXとのセット割を適用した場合、15GBでで2,178円など料金は他の格安SIM並となります。
上述したように通信速度やサービス、サポートが他の格安SIMよりも優れていることを踏まえると、自宅で光回線を使う人はUQ mobileを使った方が満足度は高いです。
割引が適用できなくても安い料金で使える
UQ mobileには割引関係なく、誰でも3,278円で使えるコミコミプラン(30GB+10分以内の通話定額込み)があります。
通話定額も含まれての金額であること、サポートやサービスなどが充実していることを考えると、他の格安SIMよりもかなりおすすめ。
同じサブブランドであるY!mobileにはこのような割引なしでも使えるプランがない為、UQ mobileの大きなメリットだと言えるでしょう。
キャンペーン・特典が充実
他社から乗り換えると最大20,000円分(不課税)のau Pay残高還元、端末割引などこの料金帯で利用できるスマホの中では、かなりキャンペーンが充実しています。
UQ mobileのデメリット
続いてUQ mobileのデメリットを見ていきましょう。
データ容量が30GBまで(オプション利用時33GB)
UQ mobileの最大容量プランは30GB。増量オプションⅡを利用しても33GBまでです。
制限時速度が最大1Mbpsなので、データ容量を使い切っても多少の用途なら使えますが、やはり速度としては遅いので快適とはほど遠いです。
もし快適にかつ大容量を安く使いたいなら、楽天モバイル(無制限:3,278円)、ahamo(110GB:4,950円)を選ぶことをおすすめします。
au・povoからの乗り換えはキャンペーンの適用除外
au PAY残高還元や端末代割引は、他社からの乗り換え(MNP)もしくは新しい電話番号で契約することが条件。
同じ系列の会社であるauやpovoからの乗り換えの場合はキャンペーンが適用されません。
最新端末の購入ができない
iPhone16といった最新かつ人気端末の取り扱いはドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのみ。
UQ mobileではこれらの端末を割引ありでセット購入することができません。
まとめ
セット割で安くなる料金プランや、誰でも安く使える料金プランが揃っているUQ mobile。
月額料金だけで比較すると他の格安SIMやキャリアのオンライン専用ブランドの方が安いものがありますが、サービスの充実度なども含めて考えた総合力で考えるとトップクラスです。
格安SIMを使っていて速度に不満を感じている人や、キャリアのメインブランドで高い料金を支払っている人はぜひ乗り換えをおすすめします。