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FUJI WiFi(フジワイファイ)のSIMプランの通信速度や評判まとめ。nomadSIMなどレンタルSIMと料金比較

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SIMカードのレンタルサービスをご存じでしょうか。

格安SIMのように、各キャリアの回線の一部をレンタルするのではなく、キャリアと同様の回線を使用できる画期的なサービスとして今注目を集めています。

FUJIWiFiはポケットWiFiのレンタルで有名ですが、実はポケットWiFiだけではなくSIMカードのレンタルも行っています。

今回はFUJIWiFiのレンタルSIMプランについて、料金やメリットデメリット、口コミまでまとめて紹介します。

FUJI WiFiのSIMプランについて

FUJIWifiの運営会社は株式会社レグルス。

あまり名前を聞いたことはありませんが、サービスがしっかりとしていると評判です。

モバイルルーター(ポケットWiFi)やSIMのレンタルサービスを行っていますが、今回はそのうちSIMプランについて料金やメリットデメリットなどを紹介していきます。

ルーター込のプランはこちらを参考にしてください。

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FUJI WiFiの公式サイトはこちら

【FUJI SIMのキャンペーン】事務手数料&月額料金割引

FUJI SIMで実施されているキャンペーンについて紹介します。

Aprilキャンペーン2021

2021年4月1日から4月30日まで、FUJI Wifiでは「Aprilキャンペーン2021」が実施されています。

au回線のSIM(30GB)を新規契約もしくは追加申し込みをした人を対象に、クーポンコードを入力すると初回事務手数料が1,650円割り引かれ、「Speed Wi-Fi NEXT W05」もプレゼントされます。

対象  SIM30GBプラン(au)
期間 2021年4月1日~
4月30日
内容 「Speed Wi-Fi NEXT W05(中古)」を
プレゼント
クーポン SIM30AW05GIF

3月から実施されているキャンペーンと違って12GBのSIMは含まれていないので、注意してください。

W05プレゼントキャンペーン

FUJIWifiW05プレゼント

(引用:FUJI Wifi公式HP)

FUJIWifiでは2021年3月1日から、au回線のSIMプランを契約した人に「Speed Wi-Fi NEXT W05」をプレゼントするキャンペーンを実施中。

申し込み時に下記クーポンを入力しましょう。

対象  SIM30GBプラン(au)
SIM12GBプラン(au)
期間 2021年3月1日~
在庫限りで終了
内容 「Speed Wi-Fi NEXT W05(中古)」を
プレゼント
クーポン W05GIFCP2021

Speed Wi-Fi NEXT W05はWiMAXで使用されているポケットWiFiです。契約したauのSIMを入れて使用ができるのでとても便利。

また通常のルータープランでは、レンタルしたルーターを返却しなければいけませんが、キャンペーンでもらえるものはプレゼントなので返却の必要はありません。

W05は通常WiMAXの契約をしなければ手に入れることができないため、無料で手に入るのはかなり珍しいです。

中古でも6,000円~7,000円程度するものなので、欲しい方は在庫がなくなる前に急いで申し込みをしましょう。

FUJI WiFiの公式サイトはこちら

料金プラン|10GB~100GBまで豊富な月額料金プラン

FUJIWifiのSIMプランは容量別に10GB~100GBの7種類、回線はドコモ、au、ソフトバンクの3種類があります。

ドコモ/au回線には12GBと30GBプランしかないなど、回線によっては対応していない容量もあるので、選ぶ際は要注意。

さらに料金体系は通常のコースに加え、そこからさらに5,500円のデポジット(預り金)をあらかじめ支払うことで月550円引きとなるデポコミコース(法人の場合おまとめコース)があります。(詳しくは後述します)

プラン
月額料金
初期
費用

契約
期間

通信容量 回線 通常 デポコミ/
おまとめ
10GB
Softbank  1,628円 1,078 3,300円
なし
(1カ月)
12GB
au
docomo
1,958円 1,408
20GB Softbank 2,310円 1,760円 
30GB au
docomo
2,860円 2,310円 
50GB
Softbank 3,190円 2,640円
100GB
Softbank 4,290円 3,740円

※税込表記

キャリアや格安SIMで50GB使用しようとすると7,000円以上かかるため、FUJI WiFiのSIMがいかにお得かわかりますね。

ちなみに同様の大容量のSIMのものには以下のものがあります。

他社のSIMとの比較は、下記でさらに詳しく行っているので見てみてください。

参考:ポケットWiFi・大容量格安データSIMの月額料金・初期費用・契約期間一覧表

デポコミコース、お得おまとめコース(法人)で月額料金550円引き

デポコミコースはプラン申込時に5,500円のデポジット料金(預り金)を支払うことで、月の料金が550円引きになるコース

12カ月後の「デポコミ期間」が終了すれば、預けたデポジット料金はまるっと返ってくる上、月額割引はそのまま継続されるので、1年以上使うという人はデポコミコースの方がお得です。

ただし、デポコミ期間内に解約する場合は、デポジット代金が返金されないので要注意。

違約金の前払いと考えておくといいですね。

ちなみに法人向けにはデポジットではなく、1年間分の料金をまとめて支払う「おまとめコース」があります。

実質的な月額料金はデポコミコースと同じく、通常料金から550円引きです。

初期費用

FUJIWifi初期費用は3,300円。初月の月額料金に上乗せされて支払うことになります。

24日までに契約すると、「当月から利用」と「翌月から利用」を選ぶことができますが、当月から利用する場合も初月月額料金は日割りにならないので注意しましょう。

ただし16日以降契約の場合は初月料金は半額にしてくれるので、契約するなら1日か16日が無駄がなくおすすめです。

オプション

FUJI WiFiにはSIMプランにも任意で加入できる安心サポートという有料保証オプションがあります。

破損や紛失に対応して、月330円で加入することが可能です。

ただしSIMはルーターと違い本体の料金が高くありません。

紛失した際でも再発行手数料が4,400円で済む上、たとえ保証に入っていたとしても再発行するには2,200円が自己負担となってしまうため、加入するメリットは薄いでしょう。

プラン変更も可能

20GBで契約したけど、少し足りないから50GBで契約し直したいという場合、毎月1~15日の間であればプランを変更することが可能です。

ただしこの際、現在持っているSIMカードを使い続けることはできず、一度送り返し新しいSIMを受け取る必要があります。

変更にかかる費用は1,650円。一度解約し、再契約すると初期費用3,300円がかかるため、それよりは安いですね。

エリア、回線(バンド)、速度|Softbank、au、docomoの4GLTEエリアなので安心

FUJIWiFiのSIMプランはソフトバンク、au、docomoの回線とエリアを使っています。

基本的には各キャリアのメイン回線を利用しているため、速度が出なくて通信に困るようなことはほとんどないでしょう。

契約前は使用する地域がエリア範囲内かどうかや、SIMを挿入する端末がバンドに対応しているかを必ず確認するようにしてください。(参考:SoftBank公式HP「サービスエリア」、au公式HP「サービスエリア」、docomo公式HP「サービスエリア」)

対応バンドは以下の通り。

Softbank 周波数 重要度
LTE
4G

Band1 2.1GHz
Band3 1.7/1.8GHz
Band8 900MHz
Band11 1.5GHz
Band28 700MHz
Band41 2.5GHz
Band42 3.5GHz
3G
Band1 2.1GHz
Band8 900MHz
Band9 1.7GHz

 

ドコモ 周波数 重要度
LTE
4G

Band1 2.1GHz
Band3 1.7/1.8GHz
Band19 800MHz
Band21 1.5GHz
Band28 700MHz
Band42 3.5GHz
3G
Band1 2.1GHz
Band6 800MHz
Band19 800MHz

 

au 周波数 重要度
LTE
4G

Band1 2.1GHz
Band11 1.5GHz
Band18 800MHz
Band26 800MHz
Band28 700MHz
Band42 3.5GHz

バンドがすべて対応している必要はありませんが、ソフトバンクならメインバンドであるBand1、旧EモバイルのメインバンドであったBand3、通信エリアの広いBand8あたりは快適に通信を行うには必須なので注意が必要です。

また速度は受信時最大187.5Mbps、送信時最大37.5Mbps。

ただし契約した通信上限を超過すると月末まで128Kbps以下の速度制限に掛かってしまう点には注意しましょう。

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契約期間、更新、違約金はなし

FUJIWifiは1カ月から契約できるレンタルサービスなので、長期の定期契約はありません。

そのため、解約金や更新月もないので、必要な時だけ借りて返すことができます

毎月15日を過ぎると翌月分まで契約が伸びてしまうため、解約は上旬に済ませるようにしましょう。

端末など同梱物の返却は必要になりますが、地方出張や引っ越し時前後の短期間の利用や2年縛りなどの契約をしたくない人に向いていますね。

支払方法|クレカとコンビニ払いにも対応。デビットカードは不可

FUJI WiFiの支払い方法はクレジットカード払いに加え、atoneというコンビニ後払いシステムにも対応可能

クレジットカードは翌月利用分が毎月25日の決済となっています。なおデビットカードやプリペイドカードには対応していません

コンビニ払いを利用するには登録と簡単な審査があり、さらに手数料が1回あたり209円必要です。

毎月コンビニに支払いに行かなくてはならない手間もありますが、クレカを利用したくないときには便利でしょう。

ただしおまとめ払いの場合はatoneが利用できないので、クレジットカードが必要です。

FUJI SIMの契約、初期設定、解約方法

FUJI SIMの契約、解約方法や初期設定についてまとめました。

契約方法|WEBから申し込み

FUJIWifiの契約には、まず運営会社である株式会社レグルスの会員に登録しなければいけません。

会員登録とは言っても、入会費や年会費は掛からないので安心してください。

なお、メールや電話での申し込みは不可。契約は、公式webサイトからのみ可能となっています。

FUJI WiFiの公式サイトはこちら

 

契約には本人確認書類が必要です。文字が鮮明に見えるように撮影やスキャンをして、契約前にデータを用意しておきましょう。

  • 運転免許証
  • パスポート+補助書類(公共料金領収書や住民票など現住所が証明できるもの)
  • マイナンバー

詳しい契約方法はこちらの記事も参考にしてください。

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APN初期設定|APN情報はマイページから

SIMをスマホなどの端末に入れる場合、端末にインターネットの接続先を認識させなければなりません。これをAPN設定といいます。

手順自体は簡単で3分程度で終わります。

その際必要となるAPN情報は、FUJI WiFiのSIMと同時に届くマニュアルか、マイページから確認することが可能です。

解約方法|マイページから申請しSIMを返却

解約方法は契約時と同じくマイページから行います。電話やメールでの解約申請は受け付けていません。

解約したい月の15日23時59分までに手続きが完了しなかった場合は、翌月末日までの契約となってしまうため気を付けましょう。

解約申請を済ませると、返却物の詳細や返却方法が記載されたメールが届きます。

返却物はプランごとに異なりますので、よく確認して返送してください。

【SIMプラン返却物】

  • SIMカード
  • SIMカードケース(SIM PIN/SIMアダプタ3種類)

返送はレターパックやゆうパック、宅配便等の追跡が可能な方法で行いましょう。

マイページ内の「解約お手続き」>「返却時の追跡番号」に登録しなかった場合は、遅延違約金として1カ月分の月額料金を請求されます

送料は自己負担ですが、遅延した場合はそれ以上の金額を請求されかねないので、解約後はできるだけ早めに返却をするに越したことはありません。

返送時は充電残量が無くても大丈夫ですので、必ず端末の電源を切って返送しましょう。

初期契約解除

消費者が違約金の支払いなく解約できる制度として、ポケットWiFiであれば初期契約解除制度が、他のレンタルWiFiでは全額返金保証などがあります。

残念ながら、FUJI WiFiには条件の厳しいクーリングオフしかありません。

クーリングオフ条件は「サービスエリア内の屋外にもかからず電波状態が圏外」だった場合のみです。

条件に当てはまる場合はレンタル開始から7日以内に問い合わせフォームにメールをしましょう。

せっかくお試しキャンペーンをやっているので、全く使えなったということを防ぐためにも使えるか不安な地域に住んでいる場合は一度試してみると良いでしょう。

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紛失したときは?

紛失した場合はまず警察へ遺失物の届け出を行います。

そのあとに『レンタル機器を紛失した旨』と『管轄警察署名と受理番号』をお問い合わせフォームに連絡しましょう。(お問い合わせフォーム

SIMを再発行する場合は、保証オプション未加入であれば4,400円、加入している場合は2,200円の際学校手数料がかかります。

レンタルSIMとの料金比較

レンタル系のSIMはFUJIWiFi以外にもたくさんあります。

製品 月額料金 初期費用 回線 容量 契約
期間
詳細
FUJIWifi 1,078円
1,408円
1,760円
2,310円
2,640円
3,740円
3,300円 Softbank
docomo
au
10GB
12GB
20GB
30GB
50GB
100GB
なし 詳細
Chat WiFi 3,278円
3,718円
4,378円 softbank 25GB
50GB
なし 詳細
nomado
SIM
3,800円
4,200円
3,300円 softbank 50GB
100GB
なし 詳細
KING WiFi 3,740円 4,180円 softbank 1日3GB なし 詳細
STAR Wi-Fi 3,278円 3,278円 softbank 未記載 なし 詳細
ギガトラWiFi 4,070円 4,180円 softbank 1日3GB なし 詳細

※税込表記

レンタルSIMは100GB程度の大容量が多い中、FUJISIMは20GB、50GBの使い勝手のいい容量もそろえてあるのがうれしいですし、料金も他社と比較すると格安です。

しかし100GB以上のプランがないため、月の容量がかなり多いという人は注意しましょう。

以前までは200GBや300GBのプランの大容量SIMやポケットWiFiが各社で提供されていたのですが、無制限で人気だった「どんなときもWiFi」が行政指導を受けた当たりから風向きが変わり、大容量に使えるものが減ってしましました。(参考:どんなときもWiFiに行政指導

現在は1日10GB(=月300GB)といったプランに変わっているところがほとんどなので、100GBでは足りないという場合は、そういったプランを検討してみましょう。

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FUJI SIMのメリット、デメリット

基本的には料金も安く、通信量もたくさん使うことのできるFUJI SIMですが、万能というわけではありません。

おすすめできる場合とそうでない場合があるため、メリットとデメリットを順にみていきましょう。

メリット

まずはFUJISIMのメリットから確認しましょう。

  • 格安SIMに比べて速度が速い
  • 格安SIMに比べて大容量プランが安い
  • ルータープランに比べて紛失のリスクが少ない

格安SIMに比べて速度が速い

一般的な格安SIM事業者(MVNO)はドコモやSoftbankといった各通信事業者(MNO)の回線を一部レンタルしているため、利用者の多い時間帯はどうしても通信速度が遅くなってしまうデメリットがあります。

しかしFUJI SIMは、MNOのメイン回線のSIMを再販するシステムそのため他のMVNOのように速度が落ちることなく使用することができます。

実際にFUJI SIMとmineoの格安SIMで速度を測定した結果が以下の通りです。

    12:30 16:00 20:00
FUJI
SIM

下り 20.61Mbps 25.74Mbps 19.36Mbps
上り 5.36Mbps 13.22Mbps 7.23Mbps
格安
SIM

下り 1.56Mbps 23.21Mbps 4.35Mbps
上り 8.03Mbps 9.86Mbps 10.47Mbps

mineoの格安SIMではお昼休みや夜の利用者が多い時間帯にがくっと速度が落ちるのに対し、FUJI SIMでは20~30Mbps程度を保っています。

もちろん通信環境やエリアなど様々な状況によって速度は変わるため一概には言えませんが、基本的には他のMVNO回線よりは安定した速度を保つことができると思っていいでしょう。

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大容量プランが安い

FUJISIMのようなレンタルSIMは、格安SIMに比べて大容量プランの価格が安いものが多くなっています。

たとえば格安SIMであるBIGLOBEモバイルのプランは20GBが4,950円~。同じ容量のFUJI SIMと比べると3,000円も高くなっています。

  容量 音声通話
プラン
データ通信
(SMSなし)
FUJIWifi 20GB 1,760円
30GB 2,310円
BIGLOBE
モバイル
20GB 5,720円 4,950円
30GB 8,195円 7,425円

※税込表記

また格安SIMでは30GB以上のSIMがとても少なく、100GBのSIMを提供しているのはLinksMateなどごく一部です。

大容量のデータ通信を行うことを想定しているのであれば、格安SIMよりレンタルSIMの方がお得に利用できるでしょう。

ルータープランに比べて紛失のリスクが少ない

FUJIWiFiではルーターをセットで契約できるルータープランとSIMのみを契約するSIMプランがあります。

ルーターを一緒にレンタルできるならそちらの方がお得なようにも感じられますが、ルーターを使用して通信を行う場合、常にスマホ端末と一緒に持ち歩かなければなりません。

スマホを紛失すればすぐに気づくことができるかもしれませんが、ルーターは仮に置き忘れてしまったとしても気づきにくく、なくしたり落としたりしやすいと言えるでしょう。

さらにルーターの弁済金はSIMの再発行より高額で、1台あたり22,000円。

物をなくしやすい人は被害が小さく済むSIMプランの方が合っているかもしれませんね。

デメリット

FUJI SIMのデメリットは以下の通りです。

  • 通信量の大きなプランしかない
  • 通話SIM、SMSありのSIMがない
  • 料金割引するにはデポジットが必要
  • SIMを返却する必要がある
  • iPhoneでテザリングができない
  • 格安SIMのようにデータ繰越ができない

通信量の大きなプランしかない

FUJISIMには通信量が12GB以上の大きなものしかありません。

格安SIMの中には1GB500円などの小容量低価格から選ぶものもあるので、普段あまりデータ通信を行わない人にはそちらのほうがおすすめですね。

通話SIM、SMSありのSIMがない。デュアルSIM(DSDS/DSDV)端末を使用するのがおすすめ

FUJIWiFiではデータSIMの取り扱いしかなく、電話番号を使った通話通信や、SMS(ショートメッセージサービス)を使うことができません。

電話番号を使用する場合は通話用スマホとの2台持ちか、FUJISIMをモバイルルーターに入れて利用することになります。

荷物が増えてしまう上、人によっては充電などが少し面倒に思うかもしれません。

FUJISIMのおすすめの使い方は「DSDSやDSDV(デュアルSIMデュアルスタンバイ)端末」での運用。

デュアルSIM端末はその名の通り2枚のSIMを入れることのできるスマホのこと。

そのうちDSDSはSIMの切り替えをすることなく、2枚のSIMを同時に待ち受け状態にして使うことが可能です。

2台持ちが面倒な場合はDSDS端末を検討してみましょう。iPhoneであればiPhoneXS、iPhoneXRから対応しています。

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料金を割引するにはデポジットが必要

料金プランの項目でも紹介した通り、FUJIWifiは月額料金の割引を適用するために、デポジットとして5,500円を初回に預けなければいけません。

1年間使用すれば返っては来るものの、初期費用がかさんでしまう点には要注意。

また、1年以内に解約してしまえば、デポジットは返金されないので、実質「解約金5,500円の1年縛り」ということになります。

光回線契約の間2~3カ月だけ使いたい、といった10カ月以内の短期利用を予定しているなら、無理にデポコミコースの割引を適用させず、通常コースで契約した方がお得です。

SIMを返却する必要がある

購入型である格安SIMとは異なり、FUJI SIMはレンタルのため、SIMカードを返却しなければなりません。

受け取り時の送料は無料でしたが、返却時送料は自己負担です。送料は約200~400円程度。

追跡番号のある送付方法を利用しましょう。

iPhoneでテザリングができない

FUJI SIMの最大の欠点が「iPhoneでのテザリング不可」

そのためiPhoneにFUJI SIMを入れて、テザリングでPCやiPadを使おうと思っていた人は諦めるしかありません。

iPhoneユーザーが複数端末で容量をシェアする場合は、別途モバイルルーターを用意するのが現実的な手段です。

自宅に中古ルーターがある人はいいですが、持っていない人はau回線のSIMプランで契約するのがおすすめ。今ならW05というモバイルルーターがプレゼントされるので絶好の機会ですね。

FUJIWifiにはそもそもルータープランがあるので、そちらを利用するのもいいでしょう。

ちなみにOSがAndroidの場合、対応端末であればテザリングが可能です。

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データ繰越ができない

格安SIMにはその月に使いきれなかった分の容量を、翌月に繰り越すことができるサービスがあるものがあります。

しかしFUJI SIMには繰越のサービスはないため、もし20GBの契約をしたにも関わらず、ひと月に10GBしか使わなかったとしても、次の月に30GB使えるようにはなりません。

月によって通信量にばらつきがある人や、予定している使用量のギリギリのプランで契約している人は気を付けておきましょう。

他にもカウントフリーなどといった特定のアプリでの通信量をカウントしないオプションもFUJI SIMにはないため、そういったオプションを使用したい場合は格安SIMで契約しましょう。

FUJI SIMの評判、口コミ

FUJI SIMの口コミはおおむね高評価なものが多く、とくに定期的に開催されているキャンペーンはユーザーからも安いと評判です。

ただし速度面に関して不満のある声もあるため、サービスエリアの確認をするのはもちろんのこと、お試し利用のサービスを利用しておくと不安なく契約ができるでしょう。

【料金に関する口コミ】

FUJI Wi-FiのSIMプラン、キャンペーンで20GBが1480円なのすごい。
ルーター用意して運用するか…

— ∠YK🐎集森 (@THUMP_x) February 2, 2020

YmobileのMプラン3680円にするより、
fuji simの20GBプラン2178円+音声用に0SIM770円=2948円
のほうが安いのか

— はる (@kaginasi999999) January 27, 2020

FUJIWiFiのSIMプランは口コミでも、「安い」の声が多く見られました。キャンペーンの内容はその時々で変わるのでタイミングを見計らうとよりお得に契約ができます。

音声通話SIMと組み合わせれば大容量の通信でも、キャリアや格安SIMより2,000円~4,000円近くも節約することも可能です。

【速度の口コミ】

FUJI Wifi SIM、最近よくつまる気がする。そろそろ引っ越しのタイミングか?

— チャーリー》5G (@charlie777m) January 29, 2020

一時的な混雑によって速度が落ちてしまうことはやはり見受けられます。

混雑した場所で速度が遅くなるのはFUJI WiFiに限らずですが、目立って速度が出ない場合はエリアや通信環境を確認しましょう。

FUJI SIM 50GBプランに加入してみた。速度は計測の度に変わるが遅くても下り3Mbpsはあったので今のところはストレスなく使える。この容量、速度で月2500円は素晴らしい😇😇😇 pic.twitter.com/HmN8EmLrcI

— はらぺこくそむし (@kusomusiman) February 15, 2020

筆者もFUJI WiFiを利用していますが、上記にあるように20~30Mbps程度が基本的な速度でした。

もちろん光回線のように100Mbps以上、Ping値一桁になるなんてことはまず無理ですが、ストレスなく使えているので個人的には満足しています。

格安SIMと比較しても快適に感じている人は多いようです。

費用対効果を考えてもやはり結論は「お得である」というところに落ち着きますね。

【サポートに関する口コミ】

格安SIMはどんどん新しい物が出てくるし、調べれば調べるほど沼だし、考えたくないならキャリアの方が速いし安全、そんな玄人な世界なのですよ

ただFuji WiFiをお試しで使った分には速度もサポートも悪くなかったんで、ここで1年試すのを検討してます
1年後に丁度、今の携帯の縛りが終わるので

— SHAZHEE(シャッチー) (@go_go_shazhee) January 23, 2020

しかしFUJI SIMもこの快適さがいつまで続くのかは不安…解除料がかからないので速度があまりにも辛くなったらどこかへ乗り換える所存

— はらぺこくそむし (@kusomusiman) February 15, 2020

あまり聞き覚えのない運営会社であるにも関わらず、FUJI WiFiのサポートは比較的しっかりとしているという印象の口コミが多くあります。

最初に会員登録をしなければならないので少し不安にも思えますが、不要な勧誘などは記憶にありません。

解約もマイページからスムーズに行えるので、電話がかからずイライラなんてことがないのもうれしいですね。

ただし大手のサービスとは違い、速度やプラン、質などが突然変更や低下、終了することも可能性として少なからずあります。

もちろん今現在問題があるわけではありませんが、腰を落ち着けて契約をしたい人はそういった注意点も頭に入れておいた方がいいでしょう。

結論:FUJI WiFiのSIMプランはデュアルSIMスマホと組み合わせるのがおすすめ。複数端末を使う場合はルータープランがいいかも

FUJI WiFiのSIMプランは10GB~100GBの8種類があります。

プラン
月額料金
初期
費用

契約
期間

通信容量 回線 通常 デポコミ/
おまとめ
10GB Softbank  1,628円 1,078 3,300円
なし
(1カ月)
12GB au
docomo
1,958円 1,408
20GB Softbank 2,310円 1,760円 
30GB au
docomo
2,860円 2,310円 
50GB Softbank 3,190円 2,640円
100GB Softbank 4,290円 3,740円

大容量でデータ通信を行いたい場合は、格安SIMより速度が安定する上、お得に使用することができます。

毎月10GB以上の通信を行っている人であれば格安SIMよりFUJI SIMを利用した方が通信費を抑えることができるでしょう。

ただしFUJISIMのようなレンタルSIMには通話SIMがないので、通話用のスマホと2台持ちにするか、SIMを2枚入れることのできるDSDS端末にするのがおすすめ。

さらにFUJI SIMではiPhoneでのテザリングができない仕様になっています。

もしタブレットやPCなどとの複数接続を検討している場合は、ルータープランで契約しておいた方が使い勝手がよくおすすめです。

 

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