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検索はできるけどページが開けない原因及び対処法、パソコンやスマホの不具合よりもルーターの設定をチェック

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パソコン・スマホともに、ネットには接続でき、かつ検索はできるがページを開くことはできないという事象が起こることがあります。

本記事では、その場合の対処法を紹介していきます。

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検索はできるけどページが開けない原因

ネットへの接続、そして検索まではできるが、その先のページ閲覧などができない原因は以下の4つが考えられます。

  • WiFiルーターの設定が上手くできていない
  • 閲覧しようとしているページの障害
  • VPN接続
  • PC・スマホの不具合

特にこのうち、一番最初の「WiFiルーターの設定」に問題があるケースが非常に多いです。

WiFiルーターの設定が上手くできていない(iPv6 IPoE通信のみに対応)

現在、ほとんどの光回線は従来(iPv4 PPPoE方式)よりも高速で安定した通信ができる「IPv6 IPoE」通信に対応しています(iPv6の詳しい解説については下記参考記事を参照)。

ただここで注意しなければいけないのがiPv6では接続方式の異なるiPv4対応のサイトを開くことはできない点です。

現在はGoogleやYoutubeなど一部のサイトを除き、ほとんどのiPv4にしか対応していません。その為、接続方式がiPv6 IPoEのみとなっていると、Googleによる検索まではできるが、ページを開くことができないという事象が起こります。

もちろんそれでは当然ネットがまともに使えませんから、光回線側はiPv4とiPv6どちらにも接続できる「iPv4 over iPv6」という技術を取り入れているので問題はありません。

問題となるのはルーター側です。

ルーター側では設定を「iPv4 over iPv6」ではなく「iPv6」、すなわちiPv4は使わない設定にすることもできるようになっており、そのような設定にしてしまうと今回のような事象が起きてしまいます。

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閲覧しようとしているページの障害

特定のページだけ開けず、他のページであれば開くことができるというのであれば、ほぼ閲覧しようとしているページに何かしらの障害が起きていると考えて良いでしょう。

混雑にサーバーダウン、サイトの削除などが考えられます。

また障害以外にも、セキュリティソフトによるブロック、閲覧権限がない、IPアドレスのブロックなどで特定のページだけ開くことができない場合もあります。

通信速度が遅い

Google検索は通信量が少なく、通信速度が遅くても開くことが可能です。

しかし、そこから先のページを開けるからは閲覧するサイト次第。重いサイトだと開けないことがあります。

VPN接続

通信の暗号化により安全な通信ができるVPN接続ですが、サイトによってはVPN接続をブロックし、開くことをできなくしているサイトもあります。

他のページをいくつか開いてみて問題なく見れるようなら、このVPN接続が問題になっている可能性もあります。

PC・スマホの不具合

検索はできている時点でネットの接続自体は問題なし、パソコンやスマホといった端末にも問題ないように思うかもしれません。

ただ予期せぬ不具合が起きるのがパソコンやスマホというもの。

特定の端末(パソコンなら大丈夫だけどスマホは繋がらない)といった場合は、端末の不具合を疑いましょう。

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検索はできるけどページが開けない場合の対処法

閲覧ページの障害は他のサイト見るか復旧を待つ、VPN接続が問題なら一度切ってから接続すればOKです。

それ以外の原因の場合の対処法について解説します。

WiFiルーターの再起動、もしくはリセット・再設定

iPv6にしか接続できなくなった場合、まず試すべきはルーターの再起動です。

それまで問題なく使えていた場合は設定に問題ないと思われますが、熱やアクセスログの蓄積などが要因で不具合がでることがあります。

ルーターだけでなくONUもまとめて一旦電源OFF、30分ほどたってから再起動を行い、接続確認をしてみてください。

もし再起動でも繋がらなかった場合は、ルーターを一旦リセット、そして再設定を行ってみましょう。

最初からの設定ミスだけでなく、不具合によってiPv4 over iPv6の設定ができなくなっている可能性があります。

ルーターの種類によって設定方法は異なりますので、以下の記事を参考に試してみてください。

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特定の端末だけに不具合が起きている場合、ネット環境ではなくその端末自体に問題があるとほぼ断定できます。

その場合は、まずはアプリやブラウザを一旦終了し再起動、それでも直らない場合はブラウザアプリのキャッシュをクリア、さらにだめな場合は端末自体を再起動してみてください。

ほとんどないですが、場合によっては端末自体をリセット・初期化を試してみる必要がでてくるかもしれません。

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まとめ

検索までできる時点でネットの接続自体は問題なくできています。

そこからページが開けないのは、概ねルーターの設定がiPv6のみに限定されている(iPv4が使えない)ことが原因でしょう。

特に新たに回線を開通した場合、ルーターを買い替えた場合によくある為、もしこのような事象があった場合は本記事で紹介した対策を試してみてください。

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