時間の確認以外にもスマホの通知や健康管理、電子マネー決済など様々な機能を使うことができるスマートウォッチ。
その中でも特に人気があるのがApple Watchで、街でも身につけている人をよく見かけます。
そして筆者自身もApple Watchユーザーであり、2018年に購入してから2回買い替えつつ6年以上使っていますし、かなり便利な端末でと感じています。
ただ人によっては必ずしも有用ではないかなと思う部分があるのも事実。
Apple Watchをこれから初めて購入しようと考えている人は、一度自分にとって本当に必要かチェックしてみることをおすすめします。
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Apple Watchがいらない人、買わない方が良い人
Apple Watchは安い種類でも34,800円と決して安くはありません。
買って後悔しない為にも、以下ののいずれかに該当する人は注意が必要です。
毎日の充電する手間が嫌な人
Apple Watchは普通の腕時計とは違い、使うためには充電が必要。さらに多機能な分、他のスマートウォッチと比較してバッテリーの持ち時間が短くて基本的には毎日充電しなければなりません。
もし旅行や出張に行くとなれば、専用の充電ケーブルを持っていく必要もあるでしょう。
そういった手間が嫌だ、面倒だと感じる人はせっかくApple Watchを購入しても使わなくなってしまう可能性が高いです。
ちなみに私自身、Apple Watchを購入してから最初の半年くらいは充電の手間に慣れず、あまり使っていない期間がありました。
ただ現在は、充電の手間にはなれ特に問題を感じず使っています。
Apple Watchは充電時間が1〜1.5時間でフル充電でき、さらに置くだけで簡単に充電できるものも売っているので、充電の手間を減らしたい人にはおすすめです。
Apple Watchの便利な機能を使うつもりがない人
Apple Watchの良さは時間が確認できるという点ではなく、それ以外の様々な便利な機能があること。
電話やメール、LINEなどの通知機能、スケジュールの確認・管理、電子決済やSuicaの利用、健康管理（活動量計、睡眠管理など）、Apple製品との連携（探す機能、パスワードの解除等）などがありますし、アプリによって他の機能を増やすことも可能です。
単に時間を確認する為だけであればApple Watchなどのスマートウォッチよりも普通の腕時計の方が良いし、通知機能程度であればApple Watchよりも安いスマートウォッチを選んだ方が良いかもしれません。
デザイン性にこだわりがある人
Apple Watchは文字盤をカスタマイズすることができるし、バンドは簡単に付け替え可能で豊富な種類からTPOに応じて選ぶことが可能です。
ただ、それでもApple Watchであることは一目でわかってしまいます。
時計としてのデザインにこだわりがある人にとって、多くの人が使っているApple Watchはつけていて面白くないと感じるようになってしまうかもしれません。
Androidスマホを使っている人、iPhoneから変える予定がある人
Apple WatchはiPhoneと連携して使う為、Androidユーザーでは使うことができません。
現在Andoroidスマホを使っている人はもちろんですが、今はiPhoneを使っていても今後iPhoneからAndoridへと変更する可能性があるならApple Watchは避けた方が良いです。
Apple Watchを買って4年使っていくとなると、同時にiPhoneも最低4年使っていかなければならないという覚悟も必要です。
腕時計をつけるのが苦手な人
普段から腕時計をつけている人であれば良いですが、人によっては腕時計をつけること自体が苦手という人も少なからずいるでしょう。
Apple Watchを購入し活用しようとすれば普通の腕時計よりもつけている時間は長くなりますから、腕時計をつける習慣がない人は、身につけることに抵抗がないかあらためて考えてみるようにしましょう。
Apple Watchを実際に使って感じるメリット、便利な点
上記のとおり、人によってはApple Watchを買って後悔してしまう場合もあるでしょう。
ただ筆者個人的にはかなり便利な端末であると感じています。その理由について紹介していきます。
電話に確実にでることができる
iPhoneに電話が来ると、Apple Watchが振動して通知くれます。
腕に身に着けているものが振動する為、着信に気づかないということがなくなり確実にでることができます。
LINEの確認ができる
LINEはメッセージが来たことの通知だけでなく、トークの内容、さらには返信することまでApple Watchで完結できます。
あらかじめ「OK」「了解」などを定型文として登録しておけば入力も簡単。
iPhoneをかばんから取り出すという手間なしでLINEの内容確認から必要に応じて返信ができるのはかなり便利です。
天気や気温がすぐわかる
文字盤によっては、現在地の天気や現在の気温、最高気温や最低気温などを表示することが可能。
朝の身支度時にApple Watchを見るだけで気温がわかり服装を決めることができたり、傘を持っていくことにしたりできるので、天気予報の確認という手間がなくなります。
自分のiPhoneを簡単に見つけることができる
Apple Watchでは、接続しているiPhoneの音を出すことが可能。
家の中でiPhoneをどこに置いたかわからなくなっても、Apple Watchを使えば一発でわかります。
この機能の有用性は人によるとは思いますが、筆者は家の中でどこのiPhoneを置いたかよくわからなくなるので、トップクラスに便利な機能だと感じています。
電子決済が腕時計だけでできる
Apple Watchは単体で電子決済ができるようになっており、クレジットカード（iD、QuicPay）、や交通系ICカード（Suica、PASMO）、電子マネー（WAON、nanaco）が使えます。
またPayPayやauPayといったQRコード決済も可能です。
スマホを取り出す必要がなく、しかもFace IDやパスコードの入力が不要なので、手間なく簡単にスムーズに支払うことができるので、かなり便利です。
目覚ましで確実に起きることができる
Apple Watchはアラームやタイマーの通知も振動で教えてくれます。
スマホで音が鳴るよりも確実に気づきやすく、特に目覚ましとしてかなり重宝。
アラームだけでなくちょっとしたタイマーもSiriで簡単にかけれるので、使う頻度は高いです。
歩数や消費カロリーを記録してくれる
Apple Watchは歩数だけでなく、運動による消費カロリーや安静時の消費カロリーも記録してくれます。
自動的に記録されることのメリットはかなり大きいと感じていて、運動習慣がつくようになりました。
睡眠の管理ができる
睡眠トラッカーのAutoSleepを使って睡眠を管理。睡眠時間だけでなく、質の部分も記録してくれます。
Apple Watchによる睡眠管理を行うまで睡眠に気を使うことがなかったが、意識的に睡眠時間を確保するといった行動のきっかけになりました。
充電は風呂+αの時間で十分
Apple Watchは睡眠管理ができる為、私の場合は睡眠中も身につけており、寝ている時間でも充電はできません。
ただApple Watchの充電時間は1時間程度で終わる為、いつも風呂の時間＋αで完了。たまに忘れることもありますが、充電時間が短い為、充電タイミングで困ることはあまりありません。
個人的にiPhoneユーザーにApple Watchはかなりおすすめ、ただ人を選ぶのも事実
個人的にはApple Watchはかなり便利で欠かせないものとなっており、iPhoneユーザーにはかなりおすすめです。
ただ充電、個性、価格などの欠点があるとともに、機能が豊富だからと言って全員にとって有用であるとは限らない為、人を選ぶのも事実です。
その為、初めて購入する際には本当に必要か、一度考えてみるようにしましょう。
