スマホの利用時間や用途といった利用状況に関するアンケートを実施しました。
本記事では、その調査結果について紹介します。
※アンケートデータを利用する場合、必ず本記事へのリンク(https://insrave.co.jp/kiwami/sumahoizon)を掲載の上、引用したことを明記するようにしてください。
アンケート調査について
本調査では、以下の調査方法及び内容でアンケートを実施いたしました。
実施期間 | 2024年5月 |
調査対象 | 20代〜60代のスマホ利用者 |
サンプル数 | 200名 |
男女比 | 男性87名、女性113名 |
年代比 | 20代:33名 30代:70名 40代:67名 50代:24名 60代:6名 |
調査内容 |
|
スマホ利用状況アンケート、調査結果要約
- スマホの平均利用時間は平日3.66時間、休日4.36時間
- 休日のスマホ利用時間が8時間を超える人が10%超、20代に限定すると30%超
- 約6割の人がスマホ依存度が高いと感じている
- 年齢が低い人ほどスマホの利用時間は長く、依存度も高い傾向に
- スマホの利用用途として多いのがSNS、Web検索、動画視聴
スマホの利用状況に関するアンケート調査結果
アンケートの調査結果は以下の通りです。
Q1、1日あたりのスマホの利用時間
1日あたりのスマホの平均利用時間は平日で3.66時間、休日で4.36時間となっています。
平日では1〜3時間、休日では2〜4時間利用する人が多くなっていますが、8時間以上などなかりの長時間利用しているという人も少なくありません。
可処分時間(睡眠や食事、仕事、家事といった最低限必要な時間を差し引いた残りの時間)のほとんどでスマホを使っている人もかなり多いのではないでしょうか。
Q2、スマホの主な利用用途
スマホの主な利用用途について、上位5つを回答してもらった結果は上記の通り。
SNSやWeb検索、LINEのだけでなく、YouTubeや動画配信サービスといった動画視聴としてスマホを利用している人もかなり多いです。
格安SIMが増えたことなどにより、以前に比べて安く、大容量が使えるようになった為、WiFiに接続していなくても動画視聴やSNSといった通信量がかかる用途にも使えるようになりました。
Q3、スマホへの依存度
自分のスマホ依存度がどれくらいかという質問に対し、高いもしくはかなり高いと答えた人の割合は合わせて59.5%。
それに対して低いもしくはかなり低いという人の割合は合わせて14.0%。
圧倒的に「スマホに依存している」と感じている人が多いという結果になりました。
Q4、今後のスマホ利用について
今後のスマホの利用時間については減らしたいという人が57%。
半数以上の人は現在のスマホ利用時間が長いと感じています。
ただ一方で、実際に減らす為の行動を取っている人はおそらく少ないでしょう。
Q5、スマホの月額料金
スマホの平均月額料金は4,790円。
格安SIMなど安い料金で利用できる携帯電話会社が浸透していることもあり、4,000円未満の層が合わせて53.5%と半数以上を占めています。
一方で10,000円以上と回答した人も11%と多くいます。
最近はキャリアのオンライン向けプラン、サブブランドなどキャリアのメインブランドよりも安く、それでいて通信速度はメインブランドと変わらないものもでています。
スマホ代が5,000円を超えている人は一度乗り換え等も含めて料金の見直しをしたほうが良いかもしれません。
年代別のスマホ利用時間、依存度の調査結果
以下は20代〜50代それぞれのスマホ利用時間、スマホ依存度に対するアンケート結果です。
年代別のスマホ利用時間
年齢が低い人ほどスマホの利用時間は長い傾向にあります。
たとえば20代だと平日は4.86時間、休日には6.35時間となっており、これは50代に比べて2倍以上の時間。
分布を見ても20代は休日に8時間以上スマホを使っている人の割合が30%を超えているなど、かなりの長時間スマホを使っている人が非常に多いことがわかります。
年代別のスマホ依存度
スマホ依存率についても、年齢が低い人ほど高いと実感している傾向にあります。
20代と30代については約8割の人はスマホ依存度が高いと回答、逆に低いと回答した人はわずか3%しかいなく、若年層のスマホ依存の高さが見受けられました。