ZEUS WiFiは本記事執筆時からプラン、料金、利用できる端末が変わっています。
ZEUS WiFiに関する最新の情報については、下記記事をご確認ください。
ZEUS WiFiの特徴
- 30GBが2,361円〜、100GBが3,212円〜と格安
- クラウドSIMなので地下でもさくさく繋がる
- 端末代0円
- 最短翌日発送ですぐ使える
- コンビニ払い・口座振替可
- 30GBプランが3ヶ月間980円(4ヶ月〜:2,361円)
- 50GBプランが3ヶ月間1,480円(4ヶ月〜:3,106円)
- 100GBプランが3ヶ月間1,980円(4ヶ月〜:3,212円)
\申し込みはこちら/
ZEUS WiFiの公式サイト
40GBと100GBの二つのプランをスタートしたZEUS WiFi。
CM等にもかなり力を入れて知名度アップを図っているので、ご存知の方は多いでしょう。
ただいざ契約となると気になるのは使い勝手や通信速度ですよね。いくら安くても、あまりに遅いと無駄な出費になってしまいますから。
そこで本記事では当サイトで実際にZEUS WiFiを契約し、使い勝手や通信速度などを調査してみました。
ZEUS WiFiが到着したので早速レビュー
どんなときもWiFiをスタートに、今では何種類ものクラウドSIMポケットWiFiが登場しています。
そんな中でつい最近始まったのがZEUS WiFi。
2020年3月30日とまだ開始間もないのですが、本サイトでは早速契約し、使ってみたのでレビューしていきます。
なお公式ページ、もしくは料金プランや口コミと言った詳細に関しては下記リンクをクリックして確認してみてください。
申し込みから到着までの日数
現在、多くのポケットWiFiが在庫切れによる発送遅れが生じている中でZEUS WiFiは2,3営業日での発送とのこと。(最短は即日発送)
私の場合は申し込みから到着まで以下の日程間になりました。
- 1日目:18時頃に公式ページより申し込み、申し込み完了メール確認
- 2日目:16時頃に審査完了メール確認
- 3日目:20時頃に発送完了メール確認
- 4日目:端末到着
申し込んだ時間が18時と遅かったものの、3日後には端末を手に入れることができました。
ZEUS WiFiの同梱物
ZEUS WiFiの同梱物は以下の通り。
- 端末(H01)
- 取り扱い説明書
- 充電用コード(micro-c)
- SIMピン
USB電源アダプタはついていないので、すでに持っているものを使うか、自分で準備しなければなりません。
またクラウドSIMでSIMを入れる作業はないにも関わらずSIMピンが入っていました。使い道はありません。
なお端末はレンタル。解約時にはまとめて返却しなければいけないので、箱ごとしっかり保管しておきましょう。
ZEUS WiFiの端末(H01)の使い方、使い勝手
多くのクラウドSIMポケットWiFiがU2sという画面なしの端末を使っている中で、このZEUS WiFiはH01という画面ありの端末。
使い方、使い勝手等を紹介します。
ZEUS WiFiの使い方、接続方法
端末到着後にすぐ電源をいれると上記の画面になります。一度も充電していないにも関わらず、最初からほぼ充電がある状態でした。
ただバッテリーがなくなっている場合もありうるので、もし電源が付かなければまずは充電してみましょう。
使い方はいたって簡単。
上記の「データ利用量・SSID」という左上のボタンをクリックするとWiFiのパスワードが表示されるので、使いたい端末に入れるだけです。
ZEUS WiFiの使い勝手
ここからは実際に使ってみた率直な感想。
画面あり端末はやっぱり使いやすい
他のクラウドSIMポケットWiFi(THE WiFiやMugen WiFi)でよく使われているU2sは画面なし。
電源を入れてもぱっと見で繋がっているのかがよくわからなかったり、通信量を知りたければパソコンに繋がなければなりません。
スマホと違って最初に電源を入れてしまえばあとは特に操作はないので、慣れてしまえばなんてことはないのですがごくごくたまに不便さを感じることがあります。
一方でZEUS WiFiは画面あり端末。通信量の確認、電波状況、接続台数などがすぐにわかります。
やっぱり私としては画面なしより画面あり端末の方が使いやすいなというのが率直な印象です。
まあその分画面割れ等のリスクはありますが・・・。
端末が小さいので持ち運びもGood
U2sが約150gであるのに対し、ZEUS WiFiの端末は130gと20g軽いです。持った印象も全然違います。
大きさもスマホより一回り小さいので、持ち運ぶならこっちの方が断然良いです。
特に鞄ではなくポケットに入れて持ち歩く人には大きな差になるかもしれない点です。
バッテリーに若干の懸念、U2sには劣ってしまう
U2sの連続可能時間が12時間であるのに対し、ZEUS WiFiの端末は10時間。2時間ほど劣ります。
確かにバッテリーの減りは速いです。
2台接続して1日朝から使ってみると帰ってくる頃にはぎりぎり、毎日充電は必須です。
まだ端末が新しくバッテリーが劣化していないのでいいですが、2年契約の後半になってくると1日は全然もたないのではないのかなという不安が大きいです。
SIMカード通信も可能
ZEUS WiFiはクラウドSIM対応なのでSIMを入れる必要はありません。
ただ付属品の中にSIMピンがあり、SIMをいれるところもある。また端末の画面に「SIMカード通信」という項目があります。
他のSIMを入れればルーターとしての利用も可能なのかなと気になったのでChat WiFiのSIMをいれて検証したところ、利用することが可能という結果になりました。
もし契約した容量を使い切ってしまった場合は、こうして応急処置も可能ですね。
ただし解約したら端末は返却が必要という点を考えると使い道はほぼありません。
電源ONから利用可能になるまで1分15秒
ポケットWiFiに電源をいれてから接続されて利用可能になるまでの時間はおおよそ1分15秒程度。
U2sだと1分半程度かかるので若干早いものの、WiMAXだと機種によっては1分を切るのでそれにはかないません。
クラウドSIMのポケットWiFiは格安SIMの回線などたまに遅い回線を掴むことがあり、改善するためには再起動する必要があります(1日に1回あるかないかですが)。
ですので、意外と起動までの時間は大事だったりします。
ZEUS WiFiの時間帯別の通信速度(実測)やWiFi安定性、エリア
ここからはWiFiとして使う上で最も重要な通信速度や安定性。
実測値を紹介していきます。
速度は10Mbps以上、速い時は30Mbpsを超えるので優秀
以下がZEUS WiFiの通信速度実測値。
下り | 上り | |
朝8時 | 17.5Mbps | 12.1Mbps |
朝10時 | 36.9Mbps | 21.3Mbps |
昼12時 | 24.2Mbps | 10.7Mbps |
昼13時 | 31.0Mbps | 21.6Mbps |
夕方18時 | 21.6Mbps | 14.0Mbps |
夜20時 | 20.5Mbps | 16.5Mbps |
夜22時 | 18.9Mbps | 9.81Mbps |
速度は遅くても20Mbps付近、速い時は30Mbpsと速度としてはかなり優秀で、他のクラウドSIMポケットWiFiも若干速いです。
高画質の動画も難なく見れますし、漫画等のダウンロードも速いです。
クラウドSIMのポケットWiFiは利用者の増加によって速度が変わってきます。
たとえばどんなときもWiFiは、急劇な利用者の増加、それに伴う設備増強の遅れなどで通信速度の著しい低下が起きてしまい、結局新規受付を終了しました。
ZEUS WiFiも一時期は受付停止していましたが、新プランに変わって再スタートと言ったところ。設備に余裕があるので速度はかなり優秀ですが、今後契約者が増えるとどうなっていくかは要注目です。
安定性は他のクラウドSIMポケットWiFiと同等、キャリアに比べると安定性は悪い
クラウドSIMのポケットWiFiではどれでも起こることなのですが、たまに遅い回線を掴んで速度が低下したり、全く繋がらなくなったりなんてことがごくまれにですがあります。
ZEUS WiFiもしばらく使ってみたところ、1日に1回程度起こっています。
対処法は再起動。通信障害でない限りは直りますが、ちょっと不便な部分ではありますね。
それに比べてキャリアの通信は安定しています。やはりキャリアにはかないません。
まあその分料金が全然違うわけですが。
エリアは問題なし、地下でも速度低下はなく難なく使うことができる
エリアについては他のクラウドSIMポケットWiFi同様で全く問題ありません。
WiMAXのように地下やビルの中だと繋がりにくいなんてこともなく、速度が低下してしまうこともなく、ストレス使うことができています。
キャリアが繋がるところは基本的に繋がるので、エリア面で心配する必要はないでしょう。
ZEUS WiFiは今のところ概ね良好、今後も通信速度を継続して調査
現時点では使い勝手や通信速度に大きな問題はなし。十分満足できるポケットWiFiです。
ただ正しい評価をするためにも、継続して通信速度を調査していきます。
今後契約数が増えていった時に通信速度がどうなるか、満足して使えるのか、ちょこちょこ更新していきます。