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iPadの容量選び方まとめ、iPadは64GBで足りる?それとも256GBあった方が良い?

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iPhoneやiPadを購入する際に最も悩むのが容量をどうするか。

容量が大きいほど足りなくなる心配が少なくなるものの、その分価格はかなり上がってしまう為、できる限り自分にあったものを選びたいですよね。

そこで本記事ではiPadの容量の選び方について、用途別にまとめました。

iPadで選べる容量(ストレージ)とそれぞれの価格

現在販売しているiPadの容量別の価格は以下の通り(価格はWiFiモデル)。

 iPad ProiPad AiriPadiPad mini
 サイズ13インチ11インチ13インチ11インチ10.9インチ8.3インチ
64GB58,800円84,800円
128GB98,800円128,800円
256GB168,800円218,800円114,800円144,800円84,800円110,800円
512GB204,800円254,800円150,800円180,800円
1TB272,800円322,800円186,800円216,800円
2TB340,800円390,800円

容量を増やせばその分、価格もアップ。

最も安いiPadを見ると64GBなら58,800円で購入できますが、1つ上の256GBを選択すると26,0000円アップの84,800円。

容量は大きいほうが良いとは言え、価格はかなり上がってしまうのでそう簡単に選ぶことはできませんよね。

iPadの容量の選びについて知っておくべきこと、64GBで足りる?256GBはあったほうが良い?

iPadの容量(ストレージ)を選ぶ上で、まずは以下の点について理解をしておきましょう。

OSとシステムデータで20〜30GBデータ使用

iPadシステムデータ

iPadでは、iPadOSとシステムデータによりあらかじめ20〜30GBのデータ容量が消費されます。

その為、たとえば128GBのiPadで実際に使える容量は100GB程度、64GBでであれば45GB程度となります。

ストレージがいっぱいの状態は危険

iPadの空き容量が少なくなると、「ストレージがいっぱいです」という警告が表示されます。

この状態で放置してしまうと、iPadの動きが重くなるだけでなく、起動すらできなくなるリスクもある危険があるので注意が必要。

その為、余裕のある容量を選ぶ、そして写真や不要なアプリを消して空き容量に余裕がある状態を保っておくというということが重要です。

用途によって64GBで足りる人もいれば、256GBはで足りない人もいる

iPadでどの容量を選ぶべきかは、どんな用途で使うか次第。

用途によっては64GBでも十分ですし、逆に256GBでも足りない場合だってあります。

詳細は後述していますが、筆者の場合、コンテンツ消費をメインに使っているiPad miniは64GBでも基本的に十分ですが、仕事にも使っているiPad Proはクラウドを利用しているにも関わらず100GB以上。

どんな用途にどれだけ使うかが、iPadの容量を選ぶ上で重要となります。

iPadの容量の選び方を解説

容量が多い方が安心して快適に使えるとは言え、その分価格がかなり上がってしまいますから、自分にとって適切な容量を選びたいところ。

そこで、ここではiPadの選び方についてまとめていきます。

容量を消費する用途をどれだけ使うかが重要

利用するデータ容量が大きくなるiPadの用途として、以下のことが挙げられます。

  • 動画配信サービスでのダウンロード
  • 電子書籍(特に漫画)のダウンロード
  • 自分で撮影した写真・動画の保存
  • 画像・動画編集のアプリやデータ
  • 大容量のゲームアプリ

iPadをこれらの用途に使用する予定があるかが、容量を選ぶ上ではかなり重要となります。

ちなみに筆者が利用しているiPad mini(64GB)の場合は以下の通り。

  • 動画配信サービスでのダウンロード・・・旅行時などに2時間映画3〜5本
  • 電子書籍(特に漫画)のダウンロード・・・常時漫画50冊、ビジネス書など50冊程度
  • 自分で撮影した写真・動画の保存・・・なし(iCloudに保存)
  • 画像・動画編集のアプリやデータ・・・なし
  • 大容量のゲームアプリ・・・4GBのゲーム1つ

長期で海外に行く場合などで動画だのダウンロード本数を増やしたり、漫画をさらに大量にダウンロードすると容量不足になることがあります。

ただ基本的には64GBでも困ることはありません。

不安な人は1つ上の容量を選ぶのが無難

iPadは最初に選んで購入した容量が足りないからといって、後で増やすことは不可能。

実は意外と動画や電子書籍をダウンロードする必要があった、自分で撮影した写真や動画をiPadに保存しておきたかったとなっても、我慢するしかなくなってしまいます。

初めてiPadを使う人の場合、実際にどんな用途でどんな使い方をするかは予想が難しいところ。

その為、最初は64GBではなく128GBや256GBのデータ容量を選ぶ方が後々我慢を強いられるリスクは少なくなるでしょう。

iCloudなどのクラウドで使える容量も重要

クラウドストレージを利用することで、端末に保存する容量を減らすことが可能。

例えばiCloudを利用すれば、iPhoneやiPadで撮影した写真や動画を端末に残して置く必要がなくなるし、仕事で使うデータも端末ではなくクラウドに保存しておくことができる為、iPad自体のデータ容量はそこまで必要なくなります。

ちなみに私の場合は、写真や動画はiCloud、仕事で使う書類・画像・動画データはGoogle Driveを利用している為、実際にはiPadでも大容量のデータを扱っているにも関わらず、端末自体に保存されているデータ容量は100GB程度で済んでいます。

もちろんクラウドにもデメリットあり。

データ容量を増やすには毎月料金が発生(下記参照)するし、データのダウンロード・アップロードに通信量が必要なのでスマホのテザリングを使う場合は注意が必要です。

また動画配信サービスのダウンロードや、電子書籍のダウンロード、大容量のゲームアプリ利用などクラウドでは使えないものがある為、用途によっては必ず端末の容量を少なくすることができるわけではありません。

各主要クラウドは以下の通り。

 月額料金/容量
〜100GB100GB〜
500GB
500GB〜
1TB
1TB以上
iCloud無料/5GB
130円/50GB
400円/200GB1,300円/2TB
GoogleDrive無料/15GB250円/100GB
380円/200GB
1,300円/2TB
Dropbox無料/2GB1,500円/2TB

無印iPadの64GBと256GBの差額は26,000円であり、これはiCloud200GBプランの約5年分に相当します。

私が持っているiPadの容量、使ってみての所感

ここでは。筆者自身が使っているiPadにおいて、用途やデータ容量の過不足状況について紹介していきます。

iPad miniは64GB、足りないと感じることがたまにある

iPad miniは64GBを購入。用途としては動画視聴、電子書籍での読書、メモ、ゲームを少しといったところがメインです。

普段は動画はストリーミング再生でオフライン再生用のダウンロードはありません。

容量を最も占めているのは電子書籍(Kindle)で、合計100冊(内漫画50冊)ダウンロードしていて約10GB使っています。

ただ他はそこまで大きく容量を占めているものはなし。写真や動画はiCloudに保存していて端末に保存されているものはわずか。音楽はそこそこダウンロードしていますが、そもそもの容量が少ないので気にするほどではありません。

25GB分をiOSとシステムデータで使っていますが、それでも合計約38GBですから、基本的には64GBでも全く問題ない状況となっています。

ただ時々容量が逼迫する機会があるのも事実。

特に旅行や出張時ですが、オフライン再生できるように動画配信サーブスで動画をそこそこダウンロード、さらに電子書籍を普段より多めにダウンロードすることなる為、64GBでは足りなくなる場合があります。

ただ、心配だからとダウンロードしていますが、ホテルなどでもWiFi環境が整っている場合がほとんどなので逼迫するほどダウンロードしておく必要はないかなというのが正直な感想。

その為、エンタメ用・コンテンツ消費用であれば64GBでもそれほど困ることはないと感じます。

iPad proは256GB、クラウド利用で容量を削減

iPad Proば256GBで購入。仕事用・プライベート用のどちらでも使っています。

動画や画像、その他仕事で必要なデータはクラウドで保存している為、256GBの容量を圧迫するほどではありません。

ただ、それでも100GB程度は利用。以下の理由からiPad miniに比べてかなり使っている容量は多くなっています。

  • 仕事・プライベートのどちらでも使っている為、ダウンロードしているアプリの数自体が重い
  • 動画・画像編集アプリなど、仕事用に使うアプリで容量の大きいものが少なくない
  • 仕事関係のデータはクラウドメインに保存しているとはいえ、いちいちダウンロードするのは面倒なので端末に保存しているデータも少なくない
  • 容量に余裕がある分、動画や電子書籍などを使い終わっても削除しないままでいる

使うアプリが多くなれば多くなるほど、その分使用するデータ容量は大きくなります。人によっては大容量のアプリを複数ダウンロードすることになる人もいるでしょう。

そこに動画や電子書籍のダウンロードも加われば、64GBだと足りなくなる可能性は高くなると言えるでしょう。

また容量が大きいことで、いちいちデータ管理に気を使わなくても良いというメリットがあります。

動画や電子書籍を大量にダウンロードしておいても問題ない、いつか使うかもしれないアプリでも容量を気にして消しておく必要がないなど、使い勝手という面ではやはり容量は大きい方が良いです。

無印iPadの64GB、動画視聴用なので容量で困ったことはなし

無印iPadは64GBで購入。この端末は家族用として、動画視聴をメインに使うことを考えていたので、64GBで十分と判断。

自宅用なので動画をダウンロードすることもありませんから、容量で困ったことはもちろんありません。

もし自宅用として使うことを考えていて、かつ光回線を契約しているのであれば、コンテンツ消費用のiPadは64GBでも十分こと足りるでしょう。

用途別のiPadおすすめ容量

ではここからは、用途別にiPadのおすすめ容量を紹介していきます。

オンラインでのコンテンツ消費だけなら64GBで十分

Web閲覧や動画視聴といったコンテンツ消費をメインに使う場合、iPadは64GBなど最小容量で十分なケースがほとんど。

アプリ自体の容量が少なく、64GBにすら満たない場合がほとんどです。

動画・漫画等をオフラインで楽しみたいなら128GB以上あったほうがよい

オフラインでの再生をする為に動画をダウンロードしておきたい人、Kindle等の電子書籍をたくさん端末にダウンロードしておきたい人は64GBにすらでは不十分となる可能性が高いです。

たとえば、U-NEXTで標準画質の2時間映画を1本ダウンロードするだけで1GB程度、ダウンロード本数の上限である25本ダウンロードすると20GB〜30GBが動画だけで占められることになります。

電子書籍も、絵や写真のあるものは容量が大きく、たとえばKindleアプリでは漫画1冊で40〜60MB、100冊ダウンロードしておくだけでも5GB程度ストレージを使います。

iPad自体のiOSやシステムデータ、他のアプリでも容量を使うことを考えると、64GBでは不十分、最低128GBは合ったほうが安心して使うことができるでしょう。

ビデオ、写真などを端末にたくさん保存しておきたいなら128GB以上

iPhoneやiPadの写真やビデオデータは、自動でiCloudに保存され共有されます。

さらに設定によって「iPadのストレージを最適化(設定⇒写真から設定可能)」を選択しておけば、iPad自体には容量の小さいサイズで保存(iCloudはフル解像度のまま保存)されるので、使用する容量が少なくて済みます。

ただこの場合、iCloudの容量がいっぱいになってしまうと使えないので有料プランの利用が必要(無料プランは5GBしかないので足りない)ですし、写真や動画を見る際に通信しなければいけないというデメリットあり。

もしiPad自体にフル解像度のまま写真やビデオを保存しておきたいのであれば少なくとも128GBや256GBを選ぶ必要があるでしょう。

仕事や勉強に使う場合も128GB以上以上あったほうが良い

仕事や勉強にiPadを使うつもりであれば、64GBでは足りない可能性が高いので128GB、256GB以上の容量があったほうが無難。

私自身もiPad Proを仕事用端末として使っていますが、クラウドを活用していても仕事用アプリや本や資料、その他データ類によって100GBは使っています。

ゲームによく使う場合も64GBでは足りない

ゲームアプリの容量は種類によってかなり異なりますが、2〜5GBのものが多数、中には10GBを超えるものがあります。

iPadに5個程度のゲームアプリを入れるだけでも20〜30GB使ってしまうことがあり、他の用途やiPadのiOSやシステムデータのことも考えると64GBでは足りない可能性が高いのでおすすめしません。

メイン端末として色々なことで使いたいなら256GB以上がおすすめ

iPadをメイン端末として、様々な用途でがっつり使うつもりなら最低でも256GBあった方が良いです。

動画や電子書籍のダウンロード、たくさんのアプリをダウンロード、ゲームアプリもダウンロードとなると、クラウドを利用していても128GBでは足りない可能性が高い為です。

一度購入してしまうとその後に容量を変更することはできないので、メイン端末なら容量に余裕を持ち、長く快適に使うことができるものを選びましょう。

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