INTP-T(論理学者)がクズと言われる理由は?実際のところどうなの?

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INTP-Tがクズと言われる理由

人の性格を16タイプに分けるMBTI診断。

その中でも「INTP-T」は、創造的で知的な一方で、少し独特な性質を持つと言われています。そんなINTP-Tですが、時には「クズ」と言われてしまうことも…。

この記事では、INTP-Tの性格の特徴や「クズ」と言われてしまう理由について紹介していきます。

目次

INTP-Tの性格の特徴

まずはINTP-Tの特徴についてみていきましょう。

INTP-Tは、内向的(Introverted)、直感的(iNtuitive)、思考的(Thinking)、知覚的(Perceiving)という基本特性に加えて、Turbulent(慎重型)という特徴を持つ性格タイプです。

INTPの具体的な性格の特徴を挙げると以下の通り。

  1. 独創的な思考力: INTPの人は、型にはまらない考え方をする。誰も思いつかなかったアイデアを出すのが得意。
  2. 論理的: 感情よりも論理を重視。「なぜ?」「どうして?」という疑問を常に持ち、物事の本質を理解しようとする。
  3. 好奇心旺盛: 新しい知識を吸収することを好む。趣味の話になると止まらなくなることも。
  4. 内向的: 一人で考えることを好む。
  5. 柔軟性: 固定観念にとらわれず、新しい可能性を常に探る。
  6. 誠実: 嘘をつくのが苦手で、正直であることを重視。
  7. 完璧主義: 自分の仕事や考えに高い基準を設けている。

問題を分析し、パターンを見つけることが得意で、知的好奇心が旺盛です。また、創造的で新しいアイデアや理論を生み出す力を持ち合わせています。

しかし、その分、感情に基づいた意思決定や、周囲の感情に対する敏感さに欠けることがあります。また内向的な性格で、他人と深く付き合うことも苦手。そういったことが恋愛面でマイナスに働いてしまうことが少なからずあります。

さらに、INTPの中で「T(慎重型)」に分類される人は、同じINTPでも「A(自己主張型)」に分類される人に比べて以下の特徴も持ち合わせています。

  1. 自己批判が強く、不安を抱えやすい
  2. ネガティブ思考
  3. ストレスを感じやすい
  4. 決断・行動に慎重
  5. 他人の意見に対して敏感
  6. より深く考えこむ傾向がある
  7. 常に自己改善を目指す
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INTP-TとINTP-Aの性格の違い

16タイプ性格診断では、どの性格タイプでも「T(慎重型)」と「A(自己主張型)に分けられます。

特性A
(自己主張型)
INTP-T
(慎重型)
自信高いやや低い
ストレス耐性強いやや弱い
決断力ある慎重
アプローチ積極的慎重
他人の意見への反応比較的鈍感敏感
失敗への態度楽観的自己批判的

同じ性格タイプでも、「A」と「T」ではストレス耐性など神経性の部分で違いがあるのです。

例えばINTP-Aは自信を持って行動できる反面、時に他人の感情に鈍感になることも。INTP-Tは繊細で深い洞察力を持つ一方で、優柔不断になりがちです。

またINTP-TとINTP-Aは、基本的な性格特性は同じですが、ストレスへの対処方法や自信の持ち方に大きな違いがあります。

【INTP-T(慎重型)の特徴】

  • 自己批判的な傾向が強い
  • 完璧を求める気持ちが強い
  • 失敗を恐れる傾向がある
  • 他人の評価を気にしやすい
  • より深く考え込む傾向がある
  • 常に自己改善を目指している

【一方、INTP-A(自己主張型)の特徴】

  • 自信を持って行動できる
  • 失敗を恐れない
  • 他人の評価にあまり左右されない
  • マイペースを保ちやすい
  • ストレスに強い
  • 現状に満足できる

INTP-Tの方が自己批判的で悩みやすい分、周りからは「優柔不断」「迷いが多い」と思われることもあります。しかし、それは裏を返せば「より深く考えられる」「より慎重に判断できる」という長所でもあるんです。

どちらが良い、どちらが悪いといったことはありません。

INTP-Tがクズと言われる理由

それでは、なぜINTP-Tの人々が時として「クズ」なんて言われてしまうのか、その理由を詳しく見ていきましょう。もちろん、これは全くの誤解なのですが、なぜそう思われてしまうのか、理解しておくことは大切です。

内向的で一人でいることを好む

INTP-Tは、一人の時間が必要なタイプ。人付き合いを避けているように見えたり、孤立を選んでいるように感じられ、他者から「冷たい」と思われがちです。

例えば、友達から遊びに誘われても「今日は家で過ごしたいから」と断ってしまったり。職場の飲み会も「一人で過ごしたい」という理由で参加を見送ったり。

周りからは「付き合いが悪い」「社交性がない」と思われてしまったり、性格を誤解されてしまうことが少なからずあります。

自己批判が強い

INTP-Tの人々の大きな特徴の一つが、強い自己批判の傾向です。常に自分を分析し、欠点を見つけては改善しようとする。一見それは良いことのように思えますが、時として自分を追い込みすぎてしまうことも。

例えば、ちょっとした失言を何日も考え続けてしまう。「あの時ああ言わなければよかった」「もっと上手く表現できたはずなのに」と、過去の出来事を何度も頭の中で反芻してしまう。

また、自分の能力に対しても厳しい評価を下しがち。「もっとできるはずなのに」「まだまだ勉強が足りない」と、どんなに頑張っても自分に満足できない。

この完璧を求める気持ちは、時として周りから「自信がない人」「優柔不断な人」と見られることも。さらには行動力を削ぎ、周囲から見ると「やる気がない」と映る場合があります。

理想主義が強すぎる

INTP-Tの人々は、強い理想主義的な傾向を持っています。物事の「あるべき姿」について、深く考え、それを追求しようとします。

例えば、仕事で妥協案を出されても「もっと良い方法があるはず」と納得できないこともしばしば。

ただこの強い理想主義に周りがついていけなかったり、現実が見えていない、行動が伴わずにやる気がないなんて思われてしまうことがあります。

すぐ論破しようとしがち

INTP-Tの人々は、論理的思考が得意です。それ自体は素晴らしい能力なのですが、時として周りの人を傷つけてしまうことも少なくありません。

論理的に正しいことを重視するあまり、議論の場では相手を論破しようとしがちになってしまったり、、相手が求めていない場面でも「正論」をぶつけてしまうことで、周りは攻撃的な人だと誤解するようになってしまうことがあるのです。

さらに、それが原因で人の気持ちがわからないクズだなんて映ってしまうことがあるんですね。

ルールを守らない

INTP-Tは型にはまるのが苦手。効率的でないと感じたルールを無視してしまうことがあり、「わがまま」と見られる場合があります。

さらには「反抗的」「ルールを守れない人」という印象を与えてしまうことも。

ルールや決まりごとを重視する人にとって、安易にルールを破るINTP-Tの人に対して嫌な感情を持ってしまうのは仕方がないかもしれません。

感情よりも論理を優先しがち

INTP-Tの人々は、物事を論理的に考えることを得意としています。でも、それは時として感情面での配慮が足りないように見えることも。

そのため、感情的な人からは「冷たい」「非情だ」と思われることがあります。

もしかしたら「機械みたい」なんて思われてしまうこともあるかもしれません。

空気が読めない

INTP-Tの人々は、論理的な思考は得意ですが、場の空気を読むのは少し苦手。周囲の感情や雰囲気よりも、自分の考えに集中しすぎることがあります。

そしてこれが時として周りとのズレを生んでしまうこともあるんです。

感情表現が苦手で冷たいように見える

INTP-Tの人は、内面では豊かな感情を持っているのですが、それを表現するのが苦手です。そのため、時として「冷たい人」と誤解されることがあります。

決して感情がないわけではありません。むしろ、繊細な感情を持っているからこそ、その表現に慎重になってしまうんです。

しかし、その本当のことはなかなかわかってもらえないんですよね。

コミュニケーションが独特で、誤解を招きやすい

INTP-Tの人々は、独特のコミュニケーションスタイルを持っています。それが時として周りの人々との誤解を生むことも。たびたび周りがついていけないと思ってしまうことがあるんです。

例えば、話が突然抽象的な話題に飛んでしまったり、相手の言葉の細かいニュアンスにこだわりすぎたり。また、自分の考えを説明するときも、回りくどくなってしまいがちなんてこともあるでしょう。

その結果、「話が噛み合わない」「何を考えているのか分からない」と思われることがあります。

まとめ

INTP-Tが「クズ」と言われるのは、その性格の特徴が誤解されやすいためです。

内向的で理想主義が強く、論理を重視する性格は、周囲から見ると「冷たい」「独りよがり」と映ることもあります。しかし、それらは彼らが持つ個性であり、適切に理解されれば魅力的な特徴でもあります。

周囲とのコミュニケーションを大切にしつつ、自分らしさを活かすことで、INTP-Tはさらに輝くことができるでしょう。誤解を解くためには、お互いを理解し合う姿勢が何よりも大切です。

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