ENFJ(主人公)は性格が悪いと言われるのはなぜ?誤解されがちな理由を解説

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ENFJは性格が悪い

ENFJは「主人公」とも呼ばれ、コミュニケーション能力が高く、人を助けることに情熱を注ぐタイプです。

しかしそんなENFJの特徴について調べてみると、「性格が悪い」なんて言葉がでてくることがたびたびあります。本当にそうなのでしょうか?

今回は、ENFJの特徴や誤解されやすい理由をまとめてみました。

目次

ENFJ(主人公)の性格の特徴

まずは、ENFJの基本的な特徴について見ていきましょう。

ENFJは、外向型(E)、直感型(N)、感情型(F)、判断型(J)の頭文字を取ったもので、「主人公」とも呼ばれています。

そしてその特徴から、以下のような性格を持つことが多いとされています。

  • 社交的で人当たりが良い
  • 共感力が高く、他人の感情を敏感に察知できる
  • 理想主義者で、より良い未来を追求する
  • リーダーシップを発揮することが得意
  • コミュニケーション能力が高い
  • 人々を励まし、動機づけるのが上手
  • 協調性があり、調和を重視する
  • 創造的で、新しいアイデアを生み出すのが得意
  • 責任感が強く、約束を守る

これらの特徴を見ると、ENFJはとても魅力的でまさか性格が悪いとは思いませんよね。

では、なぜ「性格が悪い」と言われることがあるのでしょうか?次は、その理由について詳しく見ていきましょう。

ENFJ(主人公)は性格が悪いと言われる理由

ENFJの方々が「性格が悪い」と誤解されてしまう理由はいくつかあります。ここでは、その主な理由を11個挙げて、詳しく解説していきます。

完璧主義で理想主義

ENFJの方は、高い理想を持ち、完璧を求める傾向があります。これ自体は素晴らしい特徴なのですが、時として周囲の人にプレッシャーを与えてしまうことがあります。

例えば、職場でプロジェクトを進める際、ENFJのリーダーは最高の結果を求めるあまり、チームメンバーに過度な要求をしてしまうかもしれません。

決して悪意を持っているわけではありません。純粋に「もっと良くしたい」という思いから来ています。

ただ周りからは「性格が厳しい」「融通が利かない」といった印象を与えることがあります。

他人に干渉しすぎる

ENFJの方は、人々を助けたい、サポートしたいという強い欲求を持っています。ただそれが原因で時として他人のプライバシーを侵害してしまうように見えることがあります。

例えば、友人が悩んでいるのを見かけたENFJの方は、すぐにでも助けたいと思うでしょう。でも、相手はまだ一人で考えたい段階かもしれません。そんな時に「大丈夫?何かあったの?」と何度も聞いてしまうと、相手には「干渉しすぎ」「余計なお世話」と感じられてしまうかもしれません。

ENFJの方の親切心は素晴らしいものですが、時には相手の空間を尊重することも大切ですよね。

意見を押し付けがち

ENFJの方は、自分の考えや意見に自信を持っていることが多いです。ただそれは時として相手の意見を聞かずに自分の意見を押し付けてしまうように見えることがあります。

ENFJの方の熱心さが、時として「自分の意見ばかり通そうとしている」と誤解されてしまうことがあるんです。

相手に期待しすぎる

ENFJは周囲の人々に対して高い期待を抱きがちです。「もっと成長してほしい」「もっとできるはず」と考えるため、相手がその期待に応えられなかった場合、無意識のうちに失望感を態度に出してしまうことがあります。

またそれが原因で相手は過度なプレッシャーを感じてしまうことも。

ENFJの方の期待は、相手を信じているからこそ生まれるものです。ただ相手にとっては、単に厳しすぎる人という印象を与えてしまいがちです。

感情的になりやすい

ENFJの方は感情豊かで、共感力が高いという素晴らしい特徴を持っています。しかし、この特徴が時として「感情的になりやすい」という印象を与えてしまうことがあります。

そして感情が高ぶった状態での言動が、相手に不快な印象を与えることもあります。

また、他人の感情に敏感なENFJの方は、周囲の雰囲気の変化にすぐに反応してしまうことも。これが「気分屋」と誤解されることもあります。

自己犠牲が強すぎる

ENFJは自己犠牲の精神が強く、自分のことを後回しにして他人を助けようとします。

しかし、その姿勢が当たり前だと思われると、相手から感謝されないことに不満を抱き、結果的にストレスを溜めてしまうことがあります。この不満が態度に現れると、他人から「不機嫌」や「厳しい」と思われることがあるのです。

また、自己犠牲的な行動が「見返りを求めている」と誤解されることも。何事も行き過ぎるとマイナスに捉えられる可能性があるので注意が必要ですね。

表面的な人間関係が多い

ENFJは多くの人と繋がるのが得意ですが、そのために関係が浅くなりがち。それが原因周りからはあまり仲良くしてくれないとか、八方美人と思われることがあります。

多くの人と良好な関係を保とうとする姿勢が、時として誤解を招いてしまうんです。

コントロール欲が強い

ENFJの方は、リーダーシップを発揮するのが得意で、物事をスムーズに進めるのが上手です。しかしそれが原因で「支配的」だと思われてしまうことも。

特に、自分が考える「最善の方法」に固執しすぎると、他人の自由を奪ってしまうように映ることがあります。

ENFJの方のリーダーシップは、みんなのためを思ってのものです。でも、時にはそれが「コントロールしようとしている」と誤解されてしまうこともあるんですね。

心配性

ENFJの方は、他人のことをよく気にかける思いやりのある性格です。しかし、過度な心配が原因で「重い」「口うるさい」と思われてしまうことがあります。

純粋に相手を思う気持ちからとった行動も、相手にとっては「大げさ」「しつこい」「ほうっておいてほしい」と感じられることもあるんです。

また、将来のことを考えすぎて不安になりやすい傾向もあります。これも相手のことを思う気持ちの表れなのですが、時として周囲に「心配しすぎ」と嫌がれてしまうこともあります。

承認欲求が強い

ENFJの方は、他人からの評価や承認を大切にする傾向があります。ただこれは「承認欲求が強い」ということで周りから嫌がられる原因になりかねません。

周りにとっては、「自慢大好き」「自己中心的」とうつってしまうことがあるのです。

優柔不断

ENFJの方は、他人の気持ちを大切にし、みんなが納得できる決断を下そうとする傾向があります。ただそのせいで意思決定が遅くなることも。そして周りからは優柔不断、決断力がないと見られてしまうことがあります。

また、誰かを傷つけたくないという思いから、はっきりとした意見を言うのを避けることもあり、「自分の意見がない」と誤解されてしまうこともあります。

ENFJ(主人公)の性格が悪いというのは大きな誤解!

さて、ここまでENFJの人たちが「性格が悪い」と言われてしまう理由を見てきました。

しかし、これらは本当に「性格が悪い」からなんでしょうか?

答えはもちろん「No」です。

これらの特徴はあくまで「傾向」なだけであって、ENFJタイプでも干渉しすぎることなく、柔軟な人はもちろんいます。

そもそも、どの性格タイプでも短所はあって、その短所だけに焦点を合わせれば「性格が悪い」といったマイナスの印象はでてくるもの。

ENFJについても悪く言おうと思えば、上記のようにいくらでも悪い印象にできますが、NFJの方の行動の裏には、常に他人を思いやる気持ちや、より良い状況を作り出そうとする意志があるのです。

長所に焦点をあてれば、ENFJの性格は非常に価値があり、周囲の人々や社会全体にポジティブな影響を与えることができるものばかり。

例えば、職場では同僚の悩みに耳を傾け、適切なアドバイスをすることで、チームの雰囲気を良くすることができます。また、コミュニケーション能力を活かして、複雑なプロジェクトの進行をスムーズにすることもできるでしょう。

個人の人間関係では、友人や家族の気持ちを深く理解し、寄り添うことができます。困っている人がいれば、その人の立場に立って考え、最適な支援を提供することができます。

つまり、ENFJの方々の「性格が悪い」と言われる特徴は、実は長所の裏返しなんです。

ただ、そうは言っても人によっては直すべきとこがあるのも事実。行き過ぎた自慢話や、過度な理想主義とその押し付けなどは嫌われる原因になりかねません。

どの性格のタイプでも言えることですが、長所は大切にしつつも時と場合を考えて直すべきとこは直すべきということも大切だということは覚えておく必要はあるでしょう。

ENFJ(主人公)にはこんな長所がある

ENFJの方々には、先素晴らしい長所がたくさんあります。マイナスなことばかりではなく、ここでは、さらにいくつかの長所を詳しく見ていきましょう。

  1. 人間関係を大切にする能力・・・人と人とのつながりを非常に大切にする
  2. 優れた観察力・・・周囲の人々や環境の微妙な変化を敏感に察知することができる。この観察力は、人々のニーズを理解したり、潜在的な問題を早期に発見したりするのに役立つ。
  3. 高い倫理観・・・強い道徳心と倫理観を持っていおり、信頼される人間関係や健全な組織づくりに貢献できる。
  4. 目標達成への情熱・・・自分が信じる目標に向かって情熱的に取り組むことができ、周囲の人々を鼓舞し、チーム全体のモチベーションを高めることができる。
  5. 柔軟性と適応力・・・状況に応じて柔軟に対応する能力を持っており、新しい環境や予期せぬ変化にも適応し、最善の方法を見つけ出すことができり。
  6. 感情を読み取る能力・・・他人の感情も的確に読み取り、適切に対応することができる為、人間関係を円滑にし、効果的なコミュニケーションを実現できる。
  7. 創造的な問題解決能力・・・直面する問題に対して独創的なアプローチを取ることができる。
  8. 調和を生み出す能力・・・対立する意見や利害をうまく調整し、グループ内の調和を生み出すことができる。この能力は、チームワークを向上させ、生産的な環境を作り出すのに役立つ。

性格が悪いと言われないために気をつけたいこと

ENFJの方々の素晴らしい特徴が誤解を招かないように、いくつかのポイントに気をつけると良いでしょう。ここでは、「性格が悪い」と言われないために気をつけたいことをご紹介します。

他人の境界線を尊重する

ENFJの方々は思いやりがあるがゆえに、時として他人のプライバシーに踏み込みすぎてしまうことがあります。

相手の様子をよく観察し、必要以上に干渉しないよう心がけましょう。「助けが必要ですか?」と一度聞いて、相手が「大丈夫です」と言ったら、それ以上追及しないのが良いでしょう。

自分の意見を押し付けない

ENFJの方々は自分の考えに自信を持っていることが多いですが、それを他人に強制するのは避けましょう。

代わりに、「私はこう思うんですが、あなたはどう考えますか?」といった形で、相手の意見も尊重する姿勢を示すことが大切です。

過度な期待を控える

他人に高い期待を寄せるのは素晴らしいことですが、それが相手のプレッシャーにならないよう注意しましょう。

「あなたならできる」と励ますのは良いですが、「こうでなければならない」という押し付けは避けましょう。

感情のコントロールを意識する

感情豊かなのはENFJの魅力ですが、時と場合によっては感情を抑える必要があります。

特に仕事の場面では、冷静さを保つよう心がけましょう。深呼吸をしたり、一度その場を離れたりするのも良い方法です。

自己犠牲の限度を知る

他人のために尽くすのは素晴らしいことですが、自分自身を犠牲にしすぎないよう注意しましょう。

「No」と言うことも大切です。自分の時間や労力にも限りがあることを認識し、適度な境界線を設けましょう。

他人の意見も取り入れる

リーダーシップを発揮するのは良いことですが、他人の意見にも耳を傾けることを忘れないでください。

「みんなの意見を聞かせてください」と積極的に他人の意見を求めるのも良いでしょう。

心配しすぎない

他人を気遣うのは素晴らしいことですが、あまり心配しすぎないよう気をつけましょう。

相手が大丈夫だと言ったら、その言葉を信じることも大切です。

承認欲求をコントロールする

他人からの評価を気にするのは自然なことですが、それに振り回されないよう注意しましょう。

自分自身の価値観や判断基準を大切にし、内面からの満足感を得ることを意識してください。

まとめ

ENFJは、その強い共感力とリーダーシップで、多くの人々に影響を与える素晴らしい存在です。しかし、その良い部分が時には誤解を生むこともあります。性格が悪いというわけではなく、ただ少しの気遣いとバランスがあれば、より良い人間関係を築くことができるでしょう。

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