幼児に英語の歌を教えるメリットとおすすめの歌(振り付けあり)。YouTubeチャンネルはどこがいい?

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幼児におすすめの英語の歌

小さい子どもがいる人の中には、早いうちから英語に慣れ親しんでほしいという人もいるでしょう。

英語の勉強を本格的に始める前に、まずは英語の歌から始めてみてはどうでしょうか。実際に子供向けの英会話教室では、英語に親しめるように歌を活用しているところがほとんどです。

最近ではYoutubeなど、無料で良質な英語の歌が聞けるサービスが豊富。

本記事では子供に英語の歌を教えるメリットや、おすすめのYoutubeチャンネル、子供でも簡単に歌える英語の歌を紹介します。

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目次

幼児に英語の歌を教えるメリット

幼児に英語の歌を教えるメリットは主に以下の4つ。

  • 繰り返し歌うことで記憶に残りやすい
  • 楽しい気分になったり、落ち着く
  • 英語に慣れて興味を持つきっかけになることも
  • 親子のスキンシップになる

具体的にみていきましょう。

繰り返し歌うことで英語が記憶に残りやすい

日本の童謡もそうですが、英語の幼児向けの歌は繰り返しになっている部分が多いので、歌詞が頭に残りやすい作りになっています。

たとえば、後で詳しく触れますが”BINGO”という歌は、1番から6番を通して同じ歌詞が歌われているのが特徴。他にも繰り返しの手法を使った歌がたくさんあります。

また、幼児向けの歌はテンポがゆったりなものが多く、真似しやすいのですぐに覚えることが可能です。

同じ歌を何度も繰り返し聴いて歌うことによって、歌に使われているフレーズや英語のリズムを自然に覚えることができ、英語力の下地になってくれるでしょう。

楽しい気分になったり、落ち着く効果がある

YouTubeで幼児向けの歌の動画を見たことがある人はわかると思いますが、簡単で可愛い振り付けがついているものが多いですよね。

子どもが真似したくなるようなものが多く、体を動かしながら歌うことで楽しい気分にさせてくれます。

また、後で取り上げる「Twinkle, twinkle, little star」などは子守唄として歌われることもあり、子どもを落ち着いた気分にしてくれることも。

子どもが泣き止まなくて困った時も、お気に入りの歌を聴かせたら泣き止んだ、なんてこともよくあるようです。

英語に慣れて興味を持つきっかけになることも

子どもは興味のあることを覚えるのが早いものですよね。

たとえば、ピアノなどの習い事でも、短い期間しか習っていないのに、大人顔負けに上手な子どもがたくさんいるものです。

英語の歌を歌ったり、音楽に合わせて体を動かしているうちに、英語そのものに興味を持ってくれることもあるでしょう。

英語に興味をもってくれたら音楽だけではなく、子供向けのアニメなども見せてみるといいかもしれません。

アメリカの子どもたちに人気の“Curious George(おさるのジョージ)”は、映像だけでも分かりやすい作品なのでおすすめです。

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親子のスキンシップになる

幼児向けの歌や手遊び歌は、親子のスキンシップにも効果的。

たとえば、体のパーツについて歌う歌なら、子どもの体に優しく触れながら教えることもできます。

ちょっと難しい振り付けがあったら、文字通り手取り足取り教えてあげるのもいいかもしれません。

お父さんお母さんがニコニコしながら子どもとスキンシップをとっていれば、子どもにとって英語の歌の時間がより楽しいものになるでしょう。

幼児向けの英語の歌におすすめのYouTubeチャンネル4選

幼児向けの英語の歌におすすめのYouTubeチャンネルといえば、代表されるのは以下の4つでしょう。

  • Little Baby Bum
  • Cocomelon(ABC  kidsTV)
  • Dave and Ava
  • Super Simple Songs

おすすめの理由なども含めて一つずつ紹介します。

Little Baby Bum

(画像引用:YouTube

Little Baby Bumは2011年から始まったイギリスの幼児向けチャンネル。動画は3Dアニメーションで製作されています。

英語の古典的な童謡に加え、オリジナルの歌も多く発表していて、Youtubeでもっとも試聴されている教育ビデオとして2017年にギネスブックに認定されました。

動画の中には再生時間が1時間近いものもあり、いろいろな歌をずっと流しておけるのがポイントです。

1曲ずつ子どもが気にいる曲を探すよりも、効率よくお気に入りを探すことが可能。

(画像引用:YouTube

またDVDもリリースされているので、パソコンを持っていない人や、スマホの小さい画面で子どもに動画を見せたくないという人でも、TVやDVDプレイヤーで見ることができます。

Cocomelon(ABC kidsTV)

(画像引用:YouTube

2006年に始まったアメリカのチャンネルです。2020年8月現在、チャンネル登録者数は9,000万を超えています。

3Dの動画が中心ですが2Dもあり、再生リストから以下のようなジャンルの歌を探すことが可能です。

  • アルファベットの歌
  • 形と色の歌
  • 数字の歌
  • 動物の歌

豊富なジャンルから、バランスよくいろいろな歌を聴かせることができるのがCocomelonのいいところ。

(画像引用:YouTube

また、CGを使った動画は操り人形みたいに動きがぎこちないものも多いですが、Cocomelonは動きがとてもスムーズなのでとても見やすいのも特徴です。

Dave and Ava

(画像引用:YouTube

2014年に始まったアメリカのチャンネルで、子犬の着ぐるみを着たDaveと子猫の着ぐるみを着たAvaの3Dアニメーション動画です。

Dave and Avaでは、どの動画もストーリー仕立てになっているので、アニメを楽しみながら歌を覚えることができます。

 (画像引用:YouTube

ネイティブの発音ですが、ゆったりと歌われているので子どもにも真似がしやすいのが特徴。

英語の歌を聴き始めたばかりでも、すぐに覚えられそうな歌が多いです。

Super Simple Songs

(画像引用:YouTube

東京の英会話スクールが始めたチャンネルで、2006年から動画配信しています。

2Dのアニメーションがメインですが、3DやNHKの子供番組でよく見るようなパペットを使ったものもまで種類が豊富。

同じ曲でも異なる種類のアニメーションがあるので、飽きずに見ることができます。

また、有名な英語の童謡に大幅なアレンジを加えている動画もある中で、Super Simple Songsは名前の通りシンプルで原曲に忠実なアレンジがされているのが特徴です。

(画像引用:YouTube

日本語の公式サイトにはいろいろなアクティビティが用意されているので、子どもがSuper Simple Songsで英語に興味をもったらチャレンジしてみましょう。

幼児におすすめの簡単な英語の歌6選(振り付けあり)

幼児におすすめの簡単な英語の歌を紹介します。(振り付けあり)

  • Twinkle, twinkle, little star(ABC song)
  • Open Shut Them
  • Five Little Ducks
  • B-I-N-G-O
  • Wheels on the Bus
  • Itsy Bitsy Spider
  • Head Shoulders Knees&Toes
  • Five Little Monkeys Jumping On The Bed

歌詞の内容など詳しくみていきましょう。

Twinkle, twinkle, little star(ABC song)

Twinkle, twinkle, little starとABC songは同じメロディが使われています。

最初はABC song から聞いて、アルファベットに親しむことからはじめましょう。

慣れてきたらTwinkle, twinkle, little starを聴かせてみてください。

何度も繰り返される”Twinkle, twinkle, little star”という部分には、日本人にとって苦手なLとRの発音が使われているので、歌っているうちに自然と正しく使い分けられるようになることが期待できます。

Youtube上にもたくさんの動画があり、振り付けはさまざまなパターンがあるので、好みのものを探しましょう。

Open Shut Them

(動画引用:YouTube「 Open Shut Them Song for Kids」)

Open Shut Themは、日本の有名な手遊び歌の「むすんでひらいて」の英語バージョンといった感じの内容です。

“Open shut them (開いて 閉じて)”という部分が同じメロディで、歌詞を変えて何度も繰り返されるのが特徴。

このメロディの歌詞は「open」と「shut」や、「small」と「big」のように反対の意味の言葉がたくさん使われています。

“Open shut them”の振り付けは、「Open」のところで手を開き、「shout them」のところで手を閉じるというもの。

”give a little clap, clap, clap”のように3つ同じ単語が続くところではタイミングよく3回アクションをとりましょう。(「clap」の場合は手拍子)

Five Little Ducks

Five LIttle Ducksは、外に出かけた5羽のアヒルの赤ちゃんが1羽ずついなくなり、悲しみに暮れるお母さんアヒルが探しに出かけたところ、5羽そろって帰ってきた、という内容の歌詞です。

1から5までの数字が全部歌詞に登場するので、数字の勉強になります。

”Five little ducks went out one day”の部分では肘を曲げて羽をパタパタするジェスチャー、”Quack,quack,quack,quack”の部分では、手でアヒルのくちばしを作るようにしましょう。

アヒルの”Quack quack”のように、他の動物の英語での鳴き声も教えてクイズを出したりしてもおもしろいかもしれません。

たとえば、ブタは”oink,oink(オインク、オインク)”犬は”bow-wow(バウワウ)”といったように、動物の鳴き声を教えれば、喜んで真似をする子も多いでしょう。

B-I-N-G-O

(参考: YouTube  「 How To Teach Bingo )

BINGOは牧場で飼われているBINGOという犬の歌。同じ歌詞が何回も繰り返し歌われるシンプルな歌です。

動きも簡単で、歌の途中の“B・I・N・G・O”×3 というところでスペルを手拍子や膝、お腹などをタッチするといったアクションに置き換えるというもの。

シンプルなアクションですが、リズムに合わせて指示通りにやるのは意外とむずかしいので、親子で一緒にゲーム感覚でやるとたのしいですよ。

Wheels on the Bus

(画像引用:Youtube「The wheels on the bus」)

Wheels on the Busでは、バスに乗っていて起こることが歌詞になっています。

「wheels(タイヤ)」と「go round and round(グルグル回る)」、「doors(ドア)」と「open and shut (開いて閉じる)」など、名詞と動詞のセットをたくさん覚えることが可能です。

“The wheels on the bus go round and round … “では、手の動きをタイヤの動きに見立ててグルグル回します。

”The doors on the bus go open and shut …”では、両手の掌を開いて閉じる動きをを繰り返して表現。

歌詞とジェスチャーが結びつくことで、動詞をイメージで理解できるようになります。

Itsy Bitsy Spider

(画像引用:Youtube「Itsy Bitsy Spider」)

“Itsy Bitsy Spider”は日本語に訳すと”ちっちゃなクモ”。

歌詞の内容は、小さなクモが排水管を登っていくが、雨が降って元の場所に流されてしまう。その後に太陽が出て排水管を乾かし、また再び登っていく、という繰り返しになっています。

日本でもよく歌われる「静かな湖畔」と同じメロディがつかわれているのに気がつく人もいるでしょう。

アメリカでは有名な手遊び歌で、左右の親指と人差し指を違い違いにくっつけて、”The itsy bitsy spider Crawled up the water spout.”という歌詞のところでクモが排水管を登っていく様子を表現します。

Head Shoulders Knees & Toes

 ( 画像引用:YouTube「Head Shoulders Knees$Toes」)

Head Shoulders Knees & Toesは、体のパーツをリズムに乗せて言っていくというものです。

歌が流れてきたら、歌詞に合わせて体の一部をタッチ。たとえば、「head」なら頭、「shoulder」なら肩、「mout」なら口に触ります。歌のスピードを徐々に早くしていくと、ゲーム感覚で楽しめるでしょう。

単語だけで出来上がっている歌なので、英語の歌を聴き始めたばかりの子どもでも楽しく歌うことができます。

Five Little Monkeys Jumping On The Bed

(画像引用:Youtube「How to teach “Five Little Monkeys”」)

Five Little Monkeys Jumping On The Bedは、5匹の子ザルがベッドの上で飛び跳ねていたら、転んで頭を打ち、お医者さんに「ベッドで飛び跳ねないように」と注意されてしまう、という歌です。

Five little ducksと同じように、1から5までの数字が使われています。

少人数で遊ぶときは、指でジェスチャーをしながら歌うのがいいでしょう。

たとえば、”Five Little Monkeys Jumping On The Bed”なら、片方の掌をベッドに見立てて反対の手の5本の指でサルがジャンプしている様子を表現します。

大人数で遊ぶときは、輪になってみんなでサルの物真似をしながら歌うのも面白いかもしれません。

“Jumping on the bed(ベッドで飛び跳ねている)”の部分を”sleeping on the bed(ベッドで寝ている)”や”crying on the bed(ベッドで泣いている)”などに変えて、その都度歌詞にあったジェスチャーをするのもいいですね。

英語の歌は小さい子供にとって最高の英語教材

幼児英語教育に、英語の歌を教えるメリットとおすすめの歌を紹介してきました。

頭がやわらかく、覚えたことをすんなり吸収できる子どもにとって、英語の歌は最高の教材になります。

子どもと一緒に大人も楽しんでいるところを見せれば、学習の効果も高まり、親子の絆もより深まるというもの。

子どもが小さいうちは、英語を好きになってくれるように、工夫して教えるようにしましょう。

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