英語に対してアンテナを張っている家庭では、1歳・1歳半・2歳児の小さい頃から英語に触れさせてあげたいと思っている親もいるでしょう。
とはいえ「1歳~2歳児でも英語ってできるのかな」「1歳~2歳児がオンライン英会話すると、どんな感じなのかな」など、いろんな悩みもあるはず。
本記事では、1歳・1歳半・2歳の子どもがオンライン英会話の効果、1歳~2歳児に対応しているオンライン英会話、英会話教室との違いなどについて詳しく紹介します。
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オンライン英会話を1歳・1歳半・2歳から始めるってどうなの?
親自身、オンライン英会話を体験したことがなかったり、英語学習に関する知識がない場合、色々不安なことや知らないことも多いですよね。
以下、オンライン英会話をするうえで、知っておいた方が良いことについて詳しく説明します。
対象年齢が「3歳から」というオンライン英会話が多い
まず最初に知っておきたいことが、オンライン英会話の対象年齢は「3歳から」が多いという事。
つまり、3歳未満である1歳~2歳のうちは、選択肢が少ないのです。
これは、年齢が小さい子どもにオンラインでレッスンをするのが難しいという点や、乳児に対応できる講師が少ないといった理由からでしょう。
乳児を数十分間、画面に惹きつけるとなると、講師の実力もかなり必要になりますからね。
そのため「ベビー用の英会話教室を検討する」「それまでは家庭で英語に触れて、3歳になってから英語を身に付ける」といった家庭も多いみたいですよ。
とくに子どもの年齢が小さいうちは、オンライン英会話よりも英会話教室に行く方が良いという場合もあるので、それも視野に入れておくと、選択肢の幅が広がるでしょう。
3歳未満の子どもに対応しているオンライン英会話や、オンライン英会話と英会話教室の違いについては、記事後半で紹介します。
英語が身に付いているかどうかは判断しにくい(効果は個人差あり)
正直、1歳~2歳の段階で英語をはじめても「効果があるのかどうか」「英語が身に付いているのかどうか」というのは見えにくいです。
年齢的にも「記憶力がそこまで高くない」「体調や機嫌に左右されやすく、定期的にレッスンを受けられない」というところで、英語を定着させるというのが難しいと言えるでしょう。
また、日本に住んでいると日常的に英語に触れることがないので、親が積極的に英語の絵本を読んだり、英語のうたを歌うなどして、普段から英語に触れていないと簡単に忘れてしまいます。
とはいえ、英語でコミュニケーションをする環境があること自体は良いことです。
小さいうちから英語に触れることで、その分英語を身近に感じてくれることは期待できるので「オンライン英会話は意味がない」とネガティブになる必要はありません。
レッスンにならないことも多いが、それが普通(親が大変かも)
オンライン英会話のレッスンは、必ず画面越しで行います。
1歳・1歳半の子どもが受講する場合は親子で参加することになるのですが、子どもがどこかに行ってしまって、そもそもレッスンにならないなんてこともよくあるのです。
(親が英語を話せないと講師と2人きりで取り残されて、けっこう気まずい。)
親が一番理解していると思いますが、1歳・1歳半の子どもは、機嫌がコロコロ変わります。レッスン中、泣いてしまったり、ずっと無言だったり、遊びだしてしまったり・・・。
まだ集中力もないので興味が移ろいやすく、親と一緒にいても同じ場所に留まれません。部屋のなかとはいえ、あちこちに行ってしまうんですよね。
とはいえ、これは年齢的にも普通のこと。個人差はありますが3歳児くらいまでは、大体こんな感じです。
講師はそういったハプニングに慣れていますが、直接対処する親の負担は大きいかもしれません。
オンライン英会話に向いている1歳・1歳半・2歳の子どもの特徴とは
オンライン英会話の向いている1歳・1歳半の子どもの特徴は、以下の通りです。
【オンライン英会話に向いている子の特徴(例)】
- 人とのコミュニケーションが好きで、興味を示す
- 10分程度なら集中できる(同じ場所に座っていられる)
- 2語文、3語文が話せる
- テレビ電話に慣れている
上記は、オンライン英会話が定めた基準ではなく「参考程度に」といった身近な基準なので、あまり難しく考える必要はありません。
では、1歳児~2歳児がオンライン英会話を利用したらどんな感じなのか、といったところを踏まえて説明します。
人とのコミュニケーションが好きで、興味を示す
1歳~2歳の子どもは「人見知り」をする年齢です。
人見知りをするの子となると、画面越しに知らない人(講師)から話しかけられるのが嫌で、それこそレッスンにならないという可能性があります。
ただ、人とのコミュニケーションに積極的で、最初は人見知りをするものの、徐々に慣れるという子であれば、数回レッスンをして様子をみるのが良いですね。
10分程度なら集中できる(同じ場所に座っていられる)
オンライン英会話でレッスンを受けるときは、親が子どもを膝の上に載せたり、椅子に座らせたりして、講師のレッスンを受けます。
先ほども触れた通り、レッスン中に子どもがあちこちに行ってしまうようだと、レッスンになりません。
ほとんど画面の子どもが映らない状態だと、さすがに講師もレッスンがしづらいですからね。
年齢的に仕方のないことなのですが、おそらく対応する親の方が疲れます。
そのため、日頃から10分程度なら集中して映像を見ていられる子の方が、オンライン英会話向いているいえるでしょう。
ちなみに、通常オンライン英会話は1レッスン25分ですが、子どもの集中力に合わせて10分~20分程度がちょうど良いと思います。
2語文、3語文が話せる
まず、オンライン英会話を乳幼児が利用する場合、たとえば講師と一緒にうたを歌う、映像をみるといった内容が中心です。
まだ発語がない1歳児~2歳児の場合、ただ講師の歌を聞いたり、映像をみて楽しむというだけなので、そうなってくるとYouTubeなどの無料サービスで事足りるかもしれません。
そのため、できれば「ママ いたね」といった2語文、「ママ くるま あった」などの3語文が話せるようになって、講師の真似をしたり、親と一緒にうたを歌えるくらいだと、オンライン英会話を楽しく受けられるでしょう。
テレビ電話に慣れている
そもそも普段、テレビ電話をする機会がない場合「テレビの人が自分に話しかけている」「テレビの人と話せる」ということを理解できない可能性があります。
そのため、オンライン英会話を検討しているなら、日常的におばあちゃんやおじいちゃん、友達などとテレビ電話を繋げて、テレビ電話に慣れることが大事です。
とくに1歳~2歳の子は「初めてすること」に抵抗を感じたり、拒否することもありますからね。
子どもがテレビ電話越しでもコミュニケーションが取れると分かれば、子ども自身もレッスンを楽しめるでしょう。
1歳・1歳半・2歳に対応しているオンライン英会話
1歳・1歳半・2歳にも対応可能なオンライン英会話は、以下の通りです。
【1歳~2歳に対応可能なオンライン英会話】
- クラウティ
- リップルキッズパーク
- kimini英会話
- ハッチリンクベビー
それぞれのオンライン英会話の料金特徴などについて詳しく説明します。
クラウティ|家族でアカウントを共有できるから無駄にならない
(画像引用先:クラウティ)
クラウティの基本情報 | |
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対象年齢 | 制限なし |
料金(税込) | 【全時間帯】 |
受講可能時間 | 朝10時~24時まで |
予約・キャンセル | 予約:24時間~30分前 キャンセル:当日30分前まで |
講師 | フィリピン人講師 |
クラウティは、アカウントを家族でシェアできる(最大6名)オンライン英会話。
たとえば、スタンダートプランなら月額7,150円(税込)だけを支払えば、家族が一つのアカウントを使って、英会話レッスンが受けられます。
また、子どもが利用するときのことを考えて、1回25分のレッスンを10分×2回に分けて受講することもできるので、特に未就学児がオンライン英会話をする場合に使い勝手が良いです。
家族がそれぞれで契約するよりも費用を安く抑えることができるので、家族みんなが英語に興味あるなら、クラウティがおすすめ。
リップルキッズパーク|アカウント共有可、パペットや歌で楽しくレッスン
(画像引用先:リップルキッズパーク)
リップルキッズパークの基本情報 | |
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対象年齢 | 目安3歳(1歳も受講可) |
料金(税込) | 月額3,300円(週1回) 月額5,280円(週2回) 月額7,370円(週3回) 月額9,130円(週4回) 月額10,450円(週5回) |
受講可能時間 | 平日:朝7時~22時55分 土日:朝10時~18時55分 |
予約・キャンセル | 予約:2週間先~45分前 キャンセル:4時間前まで |
講師 | フィリピン人講師 |
リップルキッズパークは、子ども向けのオンライン英会話として知名度の高い会社です。
講師も子ども慣れしている人が多く、子どもを飽きさせないように、パペット、歌、フラッシュカード、ゲームなどを使って楽しくレッスンをしてくれます。
また、アカウントをきょうだいと共有することもできるので、きょうだいでオンライン英会話の受講を考えている人にもおすすめです。
kiminiオンライン英会話|年齢制限がないから、候補の一つとして考える
(画像引用先:kiminiオンライン英会話)
kiminiオンライン英会話 | |
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対象年齢 | 制限なし |
料金(税込) | 幼児プラン 月額7,260円(月8回) ※1レッスン15分 |
受講可能時間 | 朝6時~24時まで |
予約・キャンセル | 予約:15分前まで キャンセル:開始の直前まで |
講師 | フィリピン人講師 |
kimini英会話は、学研が運営するオンライン英会話です。
フィリピン人講師は、全員オフィス勤務なので通信障害も少なく、比較的安定して英会話レッスンが受けられます。
また、子どもの通信教材を出版している学研が運営しているというだけあり、教材も分かりやすいです(1歳~2歳のうちはこの教材は使う機会はないけど・・・)。
実は、上記で紹介したクラウティもkiminiオンライン英会話も学研が運営するオンライン英会話で、サービスのシステム的にはクラウティのほうが1歳~2歳向けな感じもします。
ハッチリンクベビー|0歳から3歳専用のオンライン英会話サービス
((画像引用先:ハッチリンクジュニア)
ハッチリンクベビーの基本情報 | |
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対象年齢 | 0歳~3歳まで |
料金(税込) | 13,500円(週1回) 17,940円(週2回) 23,940円(週3回) ※3か月契約 ※上記は3か月の料金 |
受講可能時間 | 平日/土曜/祝日:朝9時~23時まで 日曜:朝9時~18時30分まで |
予約・キャンセル | 予約:毎回固定 キャンセル:4時間前 |
講師 | フィリピン人講師 (日本人講師×) |
ハッチリングベビーは、ハッチリンクジュニアという子ども専用オンライン英会話の乳児向けサービスです。
ジュニアと違い、ベイビーの方が楽しく英語に触れることを目的としており、手遊びや歌、ダンスとったレッスンを受けます(1レッスン20分)。
なお、講師は担任制でレッスンの曜日・時間も固定となっているので、自分の都合で予約ができない反面、毎回予約する必要がないのでラクという面もあります。
幼児~高校生向けのハッチリンクジュニアのほうも定評がありますから、ハッチリンクベイビーのほうも期待できますね。
現在、公式サイトは改装中のようで、契約する場合は電話で申し込みましょう(050-5539-8691)※月~土10:00-19:00。
オンライン英会話と英会話教室の違い、うちの子に合うのはどっち?
「オンライン英会話を検討していたけど、うちの子は難しいかも」と思った人もいるかもしれません。
ここではオンライン英会話と英会話教室の違いについて、詳しく説明します。
オンライン英会話と英会話教室の違い、それぞれのメリット・デメリット
オンライン英会話と英会話教室の違いを簡単にまとめてみました。
オンライン英会話 | 英会話教室 | |
費用相場 | 約4,000円 ~10,000円 | 約7,000円 ~15,000円 |
場所 | 自宅 | 教室 |
親の参加有無 | 親も参加 | 親も参加 |
拘束時間 | 自分で決めらえる | 30分~40分程度 |
レッスン予約 | 自由 | 既存に合わせる |
講師の選択 | 毎回自分で決められる | 選択不可 |
受講スタイル | 講師とマンツーマン | 複数の親子と一緒 |
カリキュラム | ない | ある |
サポート | ない | ある |
イベント | ない | ある |
以下、各サービスの特徴やメリット・デメリットについて詳しく説明します。
オンライン英会話の特徴、1歳児~2歳児が利用する上でのメリット・デメリット
オンライン英会話のメリットは、予約時間や講師の選択が自由である、自宅にいながら英会話のレッスンを受けられる、料金が安く済むところです。
とくに1歳児~2歳児の頃は、体調不良も多く、定期的にレッスンを受講するのが難しいので、こちら側のタイミングで自由にレッスンが受けられるのは大きなメリットと言えます。
また、送迎不要、短時間でパッとレッスンが受けられるので、親としても負担が軽く、気軽に利用しやすいです。
しかし、英会話教室のようにカリキュラムや相談ができるサポートのようなものは基本的に無く、講師との1対1のコミュニケーションが主となるサービスなので、困ったときにサポートが受けられないというところがオンライン英会話のデメリットとなる部分です。
英会話教室の特徴、1歳児~2歳児が利用する上でのメリット・デメリット
英会話教室のメリットは、対面だから体感的に子どもが分かりやすい、同世代の子から刺激を受けて楽しくレッスンが受けられる、カリキュラムやサポートが充実しているところです。
教室によっては季節のイベントなどもあるので、同じくらいの年齢の子が楽しそうにしていると自然と興味が沸き、ダンスでも歌なども楽しく参加できるでしょう。
また、年齢別にカリキュラムがしっかりしていて、英語に関する悩みをスタッフに相談することができるのも心強いですよね。
しかし、予約する曜日や時間は、既存のものに受講生側が合わせるという点や、講師の選択ができないという点が不便なので、そこは英会話教室のデメリットと言えます。
特に、一緒に参加する親子や講師と相性が悪い場合は、他の教室を検討し直すなんてことがあると、色々と面倒です。
オンライン英会話に向いている親子、英会話教室に向いている親子
オンライン英会話でも英会話教室でも、親子で参加することになるので、そういった意味では、親子で利用しやすいサービスを選ぶのが一番。
オンライン英会話に向いている子は、以下の通りです。
【オンライン英会話に向いている親子】
- 保育園に通っていたり、親が働いている
- テレビ電話に慣れている、映像等に興味を示す
- 一つの遊びに集中するのが得意
- 人に対する好き嫌いが激しい
日中、保育園に行っていたり、親が働いていると、英会話教室に通うのは厳しいですよね。
また、親と一緒なら10分程度はお座りできるなら、オンライン英会話でも楽しく参加できそうです。
他にもオンライン英会話なら、自分の子どもの相性の良い講師をとことん探すことができるので、そういった意味では、オンライン英会話の方が向いているでしょう。
英会話教室に向いている子は、以下の通りです。
【英会話教室に向いている親子】
- 英会話教室が指定する日時に合わせることができる
- 他の親子と一緒にレッスンに参加するのが苦にならない
- テレビ電話に慣れていない、映像などに興味を示さない
- 体を動かすのが好き、楽しいと感じている
- 同年代の子に興味がある、コミュニケーションがとれる
親が一緒に英会話教室まで行けるなら、英会話教室を選ぶこともできます。
また親自身、他の親子との交流が苦にならないなら、同世代の親と英語について情報交換ができる場でもあるので、そういったコミュニティに参加するのも良いでしょう。
子どもが「体を動かして遊ぶのが好き」というタイプの子なら、英会話教室で親子でダンスをしたり、講師と一緒に鬼ごっこなどをしながら、体感的に英語に触れていく方が向いています。
実際にやってから決めるのが一番、まずは無料体験で様子を見よう
本記事では、1歳児・1歳半・2歳児のオンライン英会話について、詳しく説明しましたが、やはり合う・合わないはやってみないことには分かりません。
オンライン英会話はほとんどの場合、無料体験ができるので、気になるならやってみるのが一番です。
また、レッスンを何度か受けるうちに慣れることもありますから、1か月~2か月はめげずに利用すると良いかもしれませんね。
もしうまくいかなくても、3歳や小学生になってからなど、年齢があがると楽しくレッスンが受けられることもありますよ。