ENTJ(指揮官)は頭おかしい、サイコパスと言われることがあるのはなぜ?誤解される理由を解説

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ENTJは頭がオカシイ

リーダーシップを発揮し周りの人を引っ張っていく力を持っているENTJは、その特徴から一部で「頭がおかしい」「サイコパス」なんて言われることがあります。

そこで今回はそんなENTJの性格について、なぜそのように言われるのか、誤解されないようにするにはどうすべきかについて紹介していきます。

目次

ENTJ(指揮官)の性格の特徴

まずは、ENTJの基本的な性格特徴をおさらいしましょう。

  • 外向的(E):人と関わるのが好き、エネルギッシュ
  • 直感的(I):大局的な視点を持ち、未来志向
  • 思考的(T):論理的な判断を重視
  • 判断的(J):計画性があり、決断力がある

ENTJは、その性格特性から「指揮官」と呼ばれることが多いんです。確かに、リーダーシップを発揮するのが得意な人が多いタイプですよね。

そしてENTJの人たちはこんな特徴を持っています。

  • 強いリーダーシップを発揮する
  • 論理的かつ冷静に判断する
  • 目標達成に向けて積極的に行動
  • 効率を重視し、無駄を嫌う
  • 決断力があり、迷わず行動する
  • ビジョンを持ち、未来を見据えた行動を取る
  • 自信があり、自己主張が強い
  • 感情に流されず、事実やデータを重視
  • 他人に高い期待を抱き、厳しい基準を求める
  • 感情を表に出さず、冷静さを保つ

ただこんな特徴が原因で、ENTJって「頭がおかしい」とか「サイコパス」なんて言わてしまうことがあります。どうしてそんな風に思われてしまうのか、詳しく見ていきましょう。

ENTJ(指揮官)は頭がおかしい、サイコパスと言われる理由

リーダーシップをとりたがる

ENTJは生まれつきリーダーシップを発揮したがる性格。ただこれって、周りから見ると「押しが強い」って感じられることがあります。

積極性にリーダーをかってでてくれるのはありがたいことも多いのですが、時と場合によっては「なんであの人、いつもリーダーやりたがるんだろう…」って思われてしまうことも。

さらに常に前に出て指示を出す姿が、「自分勝手」「権力欲が強すぎる」なんて思われてしまうことも少なくありません。

論理的すぎる

ENTJは感情に流されず、冷静に論理的な判断を下すことを重要視します。

これ自体はいいことなんですが、時として「冷たい」とか「感情がない」って誤解されてしまうこともあるんですよね。

特に感情を重視するタイプの人達には「冷たい」「共感力が欠けている」と感じられることがあります。

E時には感情面でのサポートが必要だってことを覚えておくといいかもしれませんね。

やたらと自信をもっている

ENTJの人は、自分の能力や判断に強い自信を持っていることが多いです。

そしてこれが、周りから見ると「自信過剰」や「傲慢」に映ることがあるんですよね。さらに自己主張が強いことが時折、周囲に威圧感を与え、「自分のことばかり考えている」という印象を与えてしまうこともありますね。

確かに、自信を持つことは大切。でも、時には他の人の意見にも耳を傾ける柔軟性も必要かもしれません。

効率を重視しすぎる

ENTJは効率的に物事を進めることに強いこだわりを持っています。このため、無駄な手順や非効率的な方法に対しては容赦なく改善を求めますが、これが「冷徹」「感情がない」と見られがちです。

例えば、会社の懇親会で「この飲み会、業務時間外なのに長すぎる。効率が悪い」なんて言ってしまったり。確かに、効率を考えるのは大切。でも、人間関係を築くための時間も必要だってことを忘れてはいけませんよね。

過度に支配的になりがち

ENTJは状況をコントロールすることを好みますが、時にはそのコントロール欲が行き過ぎることがあります。

ただこれが行き過ぎると「支配的」や「独裁的」って思われてしまうことも。

例えば、仕事で「私の言う通りにやれば絶対うまくいく!」って強引に自分の意見を押し通したり。確かに、リーダーシップは大切。とは言っても、他のメンバーの意見や感情も尊重することが、真のリーダーシップなんですよね。

ENTJの人は、自分のアイデアや考えに自信があるからこそ、つい強引になってしまいがちなので注意しなければいけない点だと言えるでしょう。

相手の気持ちを考えるのが苦手

ENTJの人は、論理的思考が得意な分、感情面での配慮が苦手。そしてこれが「冷たい」とか「共感力がない」って思わてしまう原因になることもあります。

例えば、友達が新しい服を買って「似合ってる?」って聞いてきたときに、「うーん、あまり体型に合ってないね。もっと似合うのあるよ」なんて正直に言ってしまったり。

確かに、正直さは大切。ただ、時には相手の気持ちを考えた言い方も必要ですよね。

人当たりが強い

ENTJは率直で、自分の意見をはっきりと言う性格。

そのため、人によっては「強引」や「押しが強すぎる」と感じられることがあります。特に、柔らかいアプローチを好む人たちには、ENTJの直球のコミュニケーションスタイルが厳しく感じられるかもしれません。

短気で怒りっぽい

ENTJの人って、目標に向かって突き進むタイプ。それ故に、その過程で障害にぶつかると、ついイライラしてしまうことがあります。そしてこれが「短気」とか「怒りっぽい」って思われる原因になることも。

さらにこれが続くことで、周りからは怖い、威圧的なんて思われてしまいがちです。

自己中心的

ENTJの人は、自分のビジョンや目標に自信を持ち、それにもとづいて行動します。ただ、これが時として「自己中心的」とか「他人の意見を聞かない」って思われることがあるのです

自分の意見が正しいと信じて行動するため、周囲の意見や感情を軽視しているように見えることがあるのです。。

例えば、友達と旅行の計画を立てているときに、ENTJの人が「絶対にこの観光地に行くべき!」と主張して譲らなかったり。確かに、自分の意見をはっきり言うのは大切。とは言え、場合によっては妥協も必要ですよね。

感情を表に出さない

ENTJの人って、感情よりも理性を重視する傾向があります。それ故に感情をあまり表に出さないことが多いです。

ただこれが「冷たい」とか「ロボットみたい」って思われることも。さらに支配的になりがちという特徴とあいまって、サイコパスなんて言われてしまうことにつながっていきます。

他人に厳しい

ENTJの人って、自分に厳しいのと同じように、他人にも高い期待を寄せがち。

周囲には「厳しすぎる」と感じられることが多いです。特に、マイペースな人や柔軟性を重んじる人には、ENTJの厳しさがプレッシャーになることもあります。

例えば、チームのメンバーに対して「もっとできるはずだ」とか「努力が足りない」なんて言ってしまったり。確かに、高い目標を持つのは大切。でも、人それぞれのペースや能力があることも理解する必要がありますよね。

ENTJ(指揮官)は頭がおかしい、サイコパスというのは大きな誤解!

さて、ここまでENTJの人たちが「頭がおかしい」「サイコパス」なんて言われてしまう理由を見てきました。でも、これらは本当なんでしょうか?そして、「サイコパス」なんて言葉が適切なんでしょうか?

答えは、もちろん「NO」です!

ここまでのちょっとネガティブな面だけを見ればそう見えてしまうかもしれませんが、他のタイプの性格であっても、短所ばかりに目を向け、悪いように言えばいくらでも印象を操作することができたり、相性の悪い人から誤解されてしまうことも多々あります。

ENTJに関しても、そのタイプの人が持つ特徴は決して「頭がおかしい」とか「サイコパス」なんかではありません。むしろ、強いリーダーシップと行動力を持つENTJの性格が、時として誤解されてしまっているだけです。

論理的に物事を考え、効率的に物事を進める。リーダーシップでみんなをひっぱっていってくれる。そんな素晴らしい性格の持ち主なのです。

確かに、ENTJ確かに、ENTJの行動や言動が時として周りの人を驚かせたり、戸惑わせたりすることはあります。ただ、それは決して悪意からではありません。

むしろ、周りの人や組織をより良くしたい、成長させたいという強い思いがあるからこそ。

また、ENTJの人が感情をあまり表に出さないのも、実は周りの人への配慮からなんです。「自分が動揺していると、周りも不安になるかも」と思って、冷静さを保とうとしているんです。これって、意外とストレスフルなことなんですが、それでもそのように振る舞うことができる優しい心の持ち主です。

どの性格のタイプでも言えますが、これらはあくまで傾向であってそれぞれの人の性格の良し悪し、頭の善し悪しを判断できるものではありません。どのタイプでも性格が良い人、頭が良い人は当然ですがいますからね。

ENTJ(指揮官)にはこんな長所がある

さて、ここからはENTJの素晴らしい長所について見ていきましょう。

強力なリーダーシップ

ENTJの人は、グループを引っ張っていく力が抜群です。ビジョンを明確に示し、そこに向かって人々を動かす力があります。

例えば、会社のプロジェクトで行き詰まっているときに、ENTJの人が「こうすればうまくいく!」って新しいアイデアを出して、みんなをやる気にさせることもあるかもしれません。

戦略的思考力

ENTJの人は、長期的な視点で物事を捉えるのが得意です。

今の行動が将来どんな結果をもたらすか、常に考えています。5年後、10年後のビジョンまでしっかり描き、難しい問題も解決できる人材になれます。

効率的な問題解決能力

ENTJの人は、問題に直面したときの対応力が素晴らしいです。

論理的に分析して、最も効果的な解決策を見つけ出します。例えば、旅行中に予期せぬトラブルが起きても、すぐに代替プランを考え出して、みんなを安心させることができます。

高い目標設定と達成力

ENTJの人は、高い目標を掲げて、それを実現する力を持っています。

「無理だ」と他の人が諦めそうな目標でも、ENTJは「大丈夫」と信じて行動することができます。

決断力

ENTJの人は、重要な決断を迅速に下すことができます。

情報を素早く分析して、最適な選択をする能力が高いんです。

情熱と行動力

ENTJの人は、自分が信じるものに対して強い情熱を持っています。そして、その情熱を行動に移す力も抜群です。例えば、環境問題に興味を持ったら、すぐに地域のクリーンアップ活動を企画して実行しちゃったり。

自己成長への強い意欲

ENTJの人は、常に自分を高めようとする意欲が強いです。新しいスキルを学んだり、知識を深めたりすることが得意な傾向があります。

カリスマ性

ENTJの人には、人を惹きつける不思議な魅力があります。

自信に満ちた態度や熱意ある言葉で、周りの人をやる気にさせちゃうんです。例えば、チームの士気が下がっているときに、ENTJの人が熱いスピーチをして、みんなを奮い立たせるなんてことがあるかもしれません。

誠実さと責任感

ENTJの人は、自分の言動に対して強い責任感を持っています。

約束したことは必ず守るし、任された仕事は最後までやり遂げます。

頭がおかしい、サイコパスと言われない為に気をつけたいこと

ENTJには多くの魅力があります。ただそうは言っても、社会生活を送る上で嫌な誤解をされるのはできるだけ避けたいですよね。

そこで、ここではENTJが頭がおかしい、サイコパスと誤解されない為に気をつけたいことを紹介していきます。

  1. 感情面での配慮を忘れずに:論理的な解決策を提示する前に、相手の気持ちを聞いてみるようにする
  2. 他人の意見にも耳を傾ける:自分の意見を押し通す前に、一度深呼吸
  3. 時には柔軟に:効率や結果を重視するのはいいことですが、時には遠回りも必要だということを意識する
  4. 感情表現を意識的に:感情をコントロールするばかりではなく、時には素直に喜びや悲しみを表現してみる
  5. 自己主張は丁寧に:自分の意見を伝えるときは、相手を否定するのではなく、建設的な提案をする
  6. 他人への期待は適度に:全員のペースや能力は違うことを理解し、結果だけでなく過程も認めるようにする
  7. 時には謙虚に:自信を持つことは大切だが、時には素直に学ぶ姿勢を見せることも必要
  8. 小さな成功も祝福:大きな目標に向かって頑張るのも良いが、その過程での小さな成功も大切にするようにする
  9. 休息の大切さを理解する:常に前進し続けるのは素晴らしいものの、時には休息も必要

冷静で論理的、そして効率的である頭の良いENTJ。

少し気をつけるだけで、変な誤解を招かれてしまうようなことはなくなるはずです。

まとめ

ENTJ(指揮官)は、リーダーシップ、論理的思考、効率重視といった強みを持ち、組織やプロジェクトを成功に導く力を持っています。

しかし、こうした強い個性が誤解され、「頭がおかしい」「サイコパス」といった極端な評価を受けることがあります。これらの誤解は、ENTJの行動や態度が他人に冷たく、支配的に見られることから生じていますが、実際には誤解であることが多いです。

ENTJの強みはそのまま大きな武器になりますが、周囲とのコミュニケーションや感情に対する配慮が欠けると、時に摩擦を生むことがあります。他人の感情やペースに配慮し、柔軟にコミュニケーションを取ることで、誤解を解消し、信頼を深めることができます。

ENTJとしての強みを生かしながら、他者とのバランスを大切にすることで、より多くの人に理解され、信頼される存在となれるでしょう。あなたのリーダーシップは、周囲の人々にもポジティブな影響を与えるはずです。

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