男性が思う女子力と女性が思う女子力とは?女子力をあげる方法8選

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数年前から、女性や男性に関わらず態度や容姿、言動、物など、いろんなものを対象として使われるようになった「女子力」という言葉。

「女子力が低い・無い」なんて言われたときには、空想の中にいる「女性の理想像」と自分の生活を比べられたり、自分自身を評価されたような気になり、かなり気分が悪いですよね。

本記事では、そもそも女子力って何、女子力をあげるとしたら何をしたら良いのか、など女子力について紹介します。

目次

女子力とはなんぞや

女子力とは、女性らしい生き方を向上させている様子(態度や容姿を含む)や、自分が女性ということを世の中に示すために使う力を指す言葉。

ウィキペディア(Wikipedia)を参考に女子力の意味を説明すると、こんな感じになりますが、明確な定義はなく、人によって捉え方が異なるので、一概に「女子力とはこれだ」と示すことができないというのも特徴の一つです。

また、女性が思う「女子力」と男性が思う「女子力」はニュアンスが少し違うところも、女子力というものを理解するのに、苦しむ要因と言えるでしょう。

日常的に「女子力」が使われるシチュエーションの具体例

「女子力が女性らしさを示す」というのは分かったけど、あまりにも抽象的な表現すぎて、意味が分からない。

もう少し女子力を理解するために「日常的にどんな場面で女子力という言葉が使われているのか」という具体例から、女子力がどんなものなのか考えてみましょう。

「女子力がある・高い」と言われる場面

  • 飲み会のときに大皿を小皿に取り分けて配っている
  • 鞄の中身やデスクの上が綺麗に片付いている
  • 誰かが怪我をしたときに絆創膏を持っている
  • 髪の毛をセットしている(見出しなみ)
  • 濃すぎず、薄すぎず品のある化粧をしている
  • ファッションや化粧に流行を取り入れている

「女子力がない・低い」と言われる場面

  • 料理が作れない
  • 部屋や持ち物が汚い(整頓されてない)
  • 話すときの声が大きい
  • 大股を開いて歩く・座る(あぐらをかく)
  • 服や化粧、流行に関して無頓着
  • 腕や鼻の下など、毛の処理をしていない

要するに、家事や掃除ができる人、周囲に配慮できる人、身だしなみが整ってる人で、なおかつ「可愛らしい」「品がある」印象がある人に使われるのが「女子力高いね」という言葉。

逆に、上記を不得意とする人やズボラな様子や人に対しては「女子力がない」「女子力が低い」と言われることが多いようですね。

「女子力あるね、高いね」は褒め言葉、「女子力ないね、低いね」は貶す言葉として使われるのが一般的と言えるでしょう。

女子力が求められるのは日本だけ?「女子力」という言葉が嫌われる理由

たとえば、アメリカだと「独立的で一人でなんでもできる」というのが理想の女性の姿です。

一方、日本には流行語「女子力」と日本のフェミニニティーの文献にもある通り、きれいめで控えめ、話し方に品がある、料理や掃除ができる、自己主張をあまりしない人のことを「大和撫子」、日本の女性があるべき姿だという文化があります。

先ほど触れた女子力の具体例からもわかる通り、「女子力」という言葉には、日本特有の女性に対する理想像が含まれているのです。

「大和撫子」は素敵だと思いますが、今の時代に合った女性の理想像ではないでしょう。

今は時代がどんどん移り代わり「女性らしい」「男性らしい」なんていう言葉は、ジェンダー(男女の性区別)の対象となるマイナスな表現と捉える人も多いのも事実。

そもそも、女子力という空想の中にいる女性と比較されて、高いだの低いだの言われること自体、不愉快なので、女子力という表現を嫌がる人もいます。

働く女性も増え、いろんな生き方、多様性が求められる今の時代には「女子力」なんていうものを全ての女性に当てはめて考えていると「古臭い」「時代遅れ」なのかもしれません。

女子力をあげる方法

「女子力なんか関係ねえ」と言っていても、女子力が話題にあがるたびに目くじらを立てるのも、なんだか面白くない(そんな自分もなんか嫌だし)。

別に女子力はあっても困るもんじゃないからですからね。

いっそこのこと自分磨きの一環として、女子力をあげてしまうのも悪く無いでしょう。

女子力をあげる方法は、以下の通りです。

【女子力をあげる方法】

  • 日常的、定期的に料理やお菓子を作る
  • 鞄の中、ポケットの中、身辺を整理整頓して綺麗を保つ
  • ティッシュ、ハンカチ、絆創膏、ウェットティッシュを持ち歩く
  • 笑顔で対応、何かしてもらったときは感謝を一言
  • 話し上手よりも聞き上手になる
  • 流行の化粧品やファッションを取り入れる
  • ピンクや花柄、ディズニーなどの可愛いキャラものに興味を持つ
  • 自分の考えや意思を持ち、一人でも行動できるようになる

それぞれの項目について、どんな感じか説明します。

女子力1|手の込んだ料理が作れるように料理を練習する

正確にいえば「生活力」だと思うのですが、日常的な会話のなかでは、女子力として話題に上がることも多く、男女ともに受けが良いのが「料理ができる人」「お菓子が作れる人」。

カレーライス、肉じゃが、オムライス、ハンバーグ、クッキー、ケーキなどを定期的に作って、その話題を周囲の人達にしておけば、大体「女子力高いね」と言われるでしょう。

餃子やシュウマイ、春巻きなどの手数が多い料理ほど「凄いね」と言われる可能性が高いです。

他にも、一人暮らしをしていて、毎日コンビニ弁当を食べているのではなく、自炊しているとなれば、一般的に女子力が高いと言われます。

女子力2|鞄の中、ポケットの中、身辺を整理整頓して綺麗を保つ

料理に続いて女子力の話題に上がりやすい「掃除」「整理整頓」。

学校や会社の人、特定の場所でしか会わない人の場合、持ち物に汚れがないかどうか、鞄の中身、自分の机やロッカーに使い方などから、女子力が判断されやすいです。

もちろん、友人などもっと近い存在で、自宅や部屋に呼ぶことがあるなら、部屋の綺麗さで女子力を判断されることもあります。

たとえば、定期的に持ち物を断捨離する、汚れているものは洗うもしくは新調する、ポーチを2~3個用意して、用途別に仕分けて鞄の中を整理整頓することで、使い勝手も良くなるし、女子力が高いと言われることでしょう。

女子力3|ティッシュ、ハンカチ、絆創膏、ウェットティッシュを持ち歩く

なぜかこれも日常的に女子力関連で話題に上がることが多いですよね。

手を洗ったときに、鞄の中からハンカチを出して手を拭いていたり、友人に「ティッシュない?」と聞かれて、鞄の中からサッとティッシュがでてくると「女子力高いね」なんて言われます。

でも確かに、ティッシュとハンカチは持っておくと何かと使うので、持っておいて損はない。

絆創膏やウェットティッシュなんかもあれば便利で、靴擦れしたときや、汚れをサッとふくときに使えるので、鞄に入れておきましょう。

女子力4|声をかけられたときは笑顔で対応、何かしてもらったときは感謝する

特に男性は「愛想が良い女性」が好きなので、声をかけたときにいつでもにこやかに対応してくれる人に対して「女子力が高い」と感じることが多いみたい。

いつもニコニコしている人は、キラキラして見えますから、男女ともにそういう優しげな雰囲気に女子力を感じるのでしょう。

常に笑顔でいるのは逆に怖いですから、知り合いと目が合ったとき、友人と目が合ったときに「にこっ」くらいで十分。

また、何かをしてもらったときに「ありがとう」と感謝のひとことを言える人も、女子力が高いという印象を持たれることが多いようなので、他人に何かしてもらったときには、ひとことお礼しておくと良いです。

女子力5|話し上手よりも聞き上手になる(人付き合いを得意とする)

あいづちや返答が上手く、相手の話を上手に引き出せる人も女子力が高いと評価されやすいです。

人は誰でも自分のことが好きですから、どんなに口下手な人でも、自分の話を聞いてくれて、共感してくれる人には良い印象をもつもの。

できれば、話の全体像をとらえて、相手にどんなことを聞けば、相手が気持ち良く話すことができるのか考えて、上手い質問ができれば最高ですが。

それが難しかったら、相手が「私最近〇〇なんだよね」なんて話しているときに「え、〇〇なの」など、相手の会話の中にあるワードを一言、繰り返すような相槌を意識するだけで、相手の話をスムーズに聞くことができますよ。

女子力6|流行の化粧品やファッションを取り入れる(身だしなみなど)

どちらかというと、女子受けの良い「女子力」ですが、流行の化粧品やファッションを取り入れている人も女子力が高いと言われます。

やはりオシャレなどの身だしなみに気を使っている人は、一目置かれる存在になりますからね。

また、服装に関してはパンツスタイルよりも、スカートの方が女子力が高いと思われることが多い様子。

ファッションや化粧に関心がない場合でも、1か月に1回はドラックストアやファッションビルに入って「どんなものが最近は流行っているのか」確認しましょう。

そして、取り入れたいと思うものがあれば、取り入れたりしながら、適度に流行を追うと良いですね。

他にも、見出しなみ関連でいうと、肌や手先の綺麗さ、髪のツヤなどの女子力を連想させるので、美容に興味がない場合でも、ヘアオイルを塗ったり、スキンケアをしたりして、身だしなみをと整えることで女子力を高めることができます。

指先でいえば、ネイルなども女子力が高いという話題になりやすいです。

女子力7|ピンクや花柄、ディズニーなど女性らしい印象のあるものを持つ

これは、色やキャラクターの印象による女子力のちからを借りる方法です。

ピンクというのは、女性的なイメージがあり、若さ、華やかさ、優しさ、親しみやすさなどの印象を与える効果があります。

普段の自分のイメージが地味であるとか、真面目そうであるとか、堅いイメージがある場合は、小物やファッションにピンクを取り入れることで、簡単に女子力をあげることができます。

また「ディズニーが好きな人」というのも女子力が高いというイメージに繋がることが多いです。

おそらく、他のキャラクターと違って一般的な認知度も高く、「ディズニー」のイメージ自体がキラキラしていることから、女子力を連想させるのかもしれません。

ディズニープリンセス関連の小物を取り入れると、控えめながらも「可愛らしい」「女性らしい」イ印象になりそう。

ただ、あまりにも多いと逆効果なので、デザインは慎重に選びましょう。

女子力8|自分の考えや意思を持ち、一人でも行動できるようになる

人間的な魅力の一つとして、自分の考えや意思、信念をもって、一人で行動できる人というのもある意味、女子力が高いと言えます。

どちらかというと、女性が憧れる女子力という印象が強いかもしれませんが。

たとえば、ニュースの話題だったり、問題解決の話し合いの場であったり、そういったところで「私は〇〇だと思う」「私はこうしたい」という主張をしっかり明確にして行動できる人には、魅力があります。

「女子力」を高めるも良し!ありのままの自分でいるのも良し!

自分に何か足りないと思うときには、女子力をアップすることで、自分に自信をつけるのも良いでしょう。

ただ、一番大切なのは自分が納得できる自分になること、自分を好きになること、他人に優しくすることですから、そこまで「女子力」という言葉の呪いに苦しめられることはありません。

女子力を高めるとして目標を持つのも良し、自分らしくありのままでいるのも良し、楽しくいきましょう。

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