VIOを脱毛すると、下着から毛がはみ出る心配をしなくて済む、生理中のムレを軽減し清潔を保つことができるなど、様々なメリットがあります。
医療脱毛や脱毛サロンに行くのはちょっと面倒という人は、自宅で脱毛するのがおすすめ。
本記事では、自宅でVIOを脱毛するときの流れやアンダーヘアの形の種類、家庭用脱毛器などについて紹介します。
自宅でVIOを脱毛する方法(やり方)
自宅で脱毛する場合、冷やしたり毛を処理する手間はありますが、脱毛する際に人に見られなくて済む、外出せずに自分のペースで脱毛することができるといったところが良いですよね。
ただ「どうやって脱毛すれば良いの」「アンダーヘアの形はどうしたらいいの」と悩む人も多いはず。
自宅で脱毛するときに困らないように、事前に用意するものや処理の流れ、アンダーヘアの形を確認しておきましょう。
自宅でVIO脱毛をするときに用意するもの
自宅でVIO脱毛をするときに用意するものは、以下の通りです。
【用意するもの】
- 手鏡
- 小さいはさみもしくは電気シェーバー
- 低刺激タイプもクリームもしくはワセリン
- 家庭用脱毛器
- サングラス
- 保冷剤
毛を短くカットするときは、小さいはさみ、もしくはトリミング用のシェーバーがあると便利です。
Schickのものであれば、1,000円くらいで購入することができますが、これは予算や使用感、デザインの好みなどがあるので、自分に合うものを選んでください。
他にも、自宅でVIOを脱毛する場合は、カミソリではなく家庭用脱毛器を使うのがおすすめです。
カミソリや毛抜きを使うと、何度も自己処理することで色素沈着や埋没毛、かぶれ、炎症などの肌トラブルを起こす可能性があるため、一般的な脱毛サロンでもカミソリや毛抜きによる自己処理は推奨されていません。
カミソリは安くて、すぐに手に入るので、一番手軽なんですけどね。
自宅でVIOを脱毛するときの流れ
VIOを脱毛する流れは、以下の通りです。
【VIOを脱毛する流れ】
- 肌と毛を温めて柔らかくする
- ハサミや電気シェーバーで毛を短くカットする
- 家庭用脱毛器を使って毛を処理する
- 低刺激タイプのクリームやワセリンなどを塗る
処理する箇所の肌と毛をホットタオルなどで温めることによって、シェービング時に刺激を抑えることができます(やけどしないように注意)。
温めたあとは、事前に全体の毛を短くカット(2㎝程度)をしてから、家庭用脱毛器などで毛の処理をしましょう。
そして、毛の処理が終わったら、低刺激性のローションやクリーム、ワセリンなどで肌を保湿します。
保湿を省いてしまう人も多いですが、毛の処理した後の肌はダメージを受けている状態なので、肌トラブルで嫌な思いをしたく無いなら保湿はしっかりしましょう。
そして、痛みや赤みがでた場合は、保冷剤をタオルで巻いて、幹部を冷やします(家庭用脱毛器だと、やけどによって症状がでる場合が多いため)。
アンダーヘアのデザイン
脱毛サロンミュゼの公式サイトを参考にすると、人気のあるアンダーヘアは、以下の通りです。
アンダーヘアのデザイン | |
---|---|
逆三角形 | 自然な仕上がりなので年齢問わず人気がある |
スクエア | 下着や水着から毛がはみでにくい |
全処理 | ニオイ、ムレ、かぶれが抑えらえるから快適 男性からも人気が高い |
細逆三角形 | 逆三角形でも下着や水着から 毛がはみ出にくい |
逆タマゴ型 | 個性的 |
I型 | 大胆な下着でも似合いそうな形である |
逆三角形が一番人気で、最後にI型という感じ(男性からは全処理が人気)。
アンダーヘアにもいろんな形があるんですね。
どんなふうに処理したいのか事前に決めておけば、あとあと「思ってたんと違う」ということにならずに済みます。
家庭用脱毛器でVIO脱毛するときに気をつけること
家庭用脱毛器といえば、ケノン(KENO-N)、ブラウンシルクエキスパート(光美容器)、脱毛ラボ ホームエディションなどが有名で、購入するには大体5万円以上かかります。
最近では、韓国通販などで10,000円ほどで購入できるようなものもあるので、予算によって選ぶことになりますが、あまりにも安いものは効果が感じられないことがあるので口コミなどをしっかりチェックしましょう。
家庭用脱毛器でVIO脱毛をするときに、予め知っておきたいこと、気をつけることは、以下の通りです。
【家庭用脱毛器でVIO脱毛するときの注意点】
- 10代、妊娠期間中は使用できない
- 家庭用脱毛器で永久脱毛はできない
- VIO部分は痛みを感じやすい
- 腕や足などの箇所よりも時間がかかる
それぞれの項目について詳しく説明します。
10代、妊娠期間中は使用できない
たとえば、家庭用脱毛器を販売するブラウンの公式サイトを参考にすると、10代、妊娠期間中は使用できないという記載があります。
10代や妊娠期間中に、家庭用脱毛器を使うと、ホルモンバランスが崩れてしまう可能性があるからです。
それは脱毛サロンも同じで、妊娠中に施術を受けられないし、対象年齢が「生理がはじまってから」などの年齢制限などがあります。
家庭用脱毛器で永久脱毛はできない
勘違いしている人も多いのですが、家庭用脱毛器で永久脱毛はできません。
ただ、家庭用脱毛器は、除毛や抑毛を目的として作られたものなので、毛が細くなったり、生えてくるスピードが遅くなるなどの効果は期待できます。
ということは、定期的に使っていれば効果を感じられますが、使わない期間が長くなると、また毛が生えてくるようになるということです。
家庭用脱毛器を購入して処理するのが良いのか、脱毛サロンに行ってしまった方が結果として楽なのか、などそのへんを考えながら、購入を検討すると良いでしょう。
VIO部分は痛みを感じやすい
VIO部分の場合、腕や足などの部位と比べると皮膚が薄いため、痛みを感じやすいです。
また、家庭用脱毛器によってはVIOに使えない場合もあるので、事前に使用できない部分の確認が必要です(一般的なものでもVはOKだが、IOはNGのことが多い)。
また、説明書通りに使用して、注意書きを確認していれば、快適に使うことができますが、それを無視して使う人が火傷をしたというのはよく聞く話。
ひりひりする、赤くなる、かゆみが出る、傷後が残るなどの肌トラブルになりかねないので、必ず使用上の注意を守って使いましょう。
特に、VIO部分はトラブルがあると、気持ち的にも身体的にもダメージがでかいですからね。
大体の家庭用脱毛器は、照射レベルを設定できるので、一番優しい照射レベルで地道に毛の処理することをおすすめします。
VIOは腕や足などの箇所よりも時間がかかる
上記でも触れた通り、VIO部分は皮膚が薄いので、照射レベルを小さくして毛の処理をする必要があるので、その分、毛が薄くなるまでに時間がかかります。
腕や足の倍の時間(期間)がかかると思っておいた方が良いでしょう。
個人差があるのを前提に、
自宅で気軽に処理するのもいいけど、脱毛を検討するのもアリかも
家庭用脱毛器などを使って自己処理をする場合。
他人に見られなくて済む、自分のペースで脱毛できるといった点はメリットですが、頻度は減るとしても永久脱毛ではないので、やはり毛の処理をし続ける手間があります。
家庭用脱毛器は回数に制限があるので、制限を超えてしまったらまた買い替える必要があるなど、長期的に考えると、割と費用がかかるんですよね。
それならいっそ脱毛に通ってしまった方が、確実で楽という考えもあるので、自分にとってどのように処理するのがベストなのか、今一度検討してみましょう。