「痩せたい」「健康的になりたい」と思ってジムと契約したのはいいけど、気づくと通うのがめんどくさくなっちゃって、今日も行けなかったと罪悪感で苦しんでいる人は多いのではないでしょうか。
本記事では、ジムに行くのがめんどくい理由やその解決策について、説明します。
ジムに行くのがめんどくさい
おそらく、勉強でも習い事でもなんでも「続ける」よりも「やめる」方が簡単だし、「行く」よりも「行かない」方がラクなんだから、自然の流れ的にはだんだんとめんどくさくなるのが普通です。
多分、長年ジム通いを続けられている人は、ジムに行くのが習慣になった人、高みを目指して努力を惜しまずできる人、「めんどくさい気持ち」に毎回打ち勝てる精神力のある人でしょう。
そもそも、もとから体を動かすことが苦手な人や、体を動かすことが習慣じゃない人からしたら、わざわざジムに行って体を動かすなんて「めんどくさいの極み」。
でも今こうしてめんどくさい自分と向き合おうとしてるということは、まだ続けたい意思があるということだし、「ジム通い」を通して自己実現を達成しようとしている段階でもあります。
あまりに「できない自分」を責めすぎてしまうと、やる気が失せるので、一旦冷静になって、めんどくさい原因を考えてみましょう。
ジムに行くのがめんどくさい理由は何?ジムのめんどくさいあるある
ジムに行くのがめんどくさい理由「あるある」は、以下の通りです。
【ジムに行くのがめんどくさい理由】
- 気分的にやる気がでない
- 移動がだるい、自宅や会社から遠い
- 疲れたから無理、天気が悪いから外出たくない
- 人間関係がめんどくさい
- シンプルに「飽きた」
以下、それぞれの項目について、具体的にどんな感じなのか説明します。
ジムに行くのがめんどくさい理由1|気分的にやる気がでない
ジムは、学校や仕事のように強制力はないし、自分で行くか・行かないかを決められるので、気分に左右されやすいです。
最初は「新しいことを始める」という感覚でわくわくするし、多少、緊張もあるから、モチベーション的にも、ジムに通うのが楽しいと感じられます。
しかし、2週間、3週間経って慣れてくると、段々高揚していた気持ちも収まってきて、ジムに行くのも、日常的なものになります(スーパーに行く的な)。
また、運動した結果はすぐに出るものではなく、少しずつ体系や体重に現れるものなので、自分の体の変化があまり感じられないと、気持ち的にも冷めてきます。
ジムに行くのがめんどくさい理由2|移動がだるい、自宅や会社から遠い
総務省統計局によると、日本人の通勤時間は平均すると30分から1時間程度の人が多いとのことですが、30分から1時間かけて人混みの中を歩いたり、運転したりするだけでも疲れます。
仕事から自宅に帰るのだけでもシンドイし、「早く帰りたい」という気分なのに、ジムを挟んで、汗をかく、シャワー浴びる、自宅まで帰る、ごはん食べる・・・など、流れを想像するだけで、それだけでなんか疲れる。
しかも、寝るのが遅くなるのは決定だから、次の日もシンドイかも、なんて次の日も心配もしちゃいます。
ジムに行くのがめんどくさい理由3|疲れたから無理、天気が悪いから外出たくない
平日は、上記で触れた通り、仕事と通勤だけでも疲れているので、よほどのモチベーションがない限りは、ジムに行くのがしんどいです。
また、休みの日は、平日の激務のために「体力温存」したくなるから、ジムに行くのがめんどくさい。
そもそも「疲れている」というだけで、自分に甘くなるし「疲れている」というのは「無理すると体調を崩すかも」みたいな感じで、ちょうど良い感じのジムに行かない理由になります。
(本当に体調を崩してしまうときもあるから「悪」ではないけど、常習化すると気が引ける)。
天気が悪いというのも、同じく「行かなくても良い理由」として、ちょうど良いです。
ジムに行くのがめんどくさい理由4|人間関係がめんどくさい
上記の理由は「自分の中にあるもの」がほとんどでしたが、これは唯一、他人が関わってくる理由です。
たとえば、「どのようにジムを利用したいのか」というのは、人によって異なります。
「誰とも話さず、黙々と自分のトレーニングに集中したい」という人もいれば「ジムで友達や恋人を作りたい」なんて人もいます。
別にどちらが悪いということもありませんし、人に迷惑かからないのであれば、自由にジムを使えば良いのですが。
ただ、前者の人が、後者のような出会いを目的としている人に絡まれたり、男女の絡みみたいなものが自分の視界に入ると「なんかうざい」「やる気が失せる」と思う人もいるかもしれません(トレーニングに集中できない)。
他にも、長年ジムに通っているというだけで、なぜか幅を利かせているような人、自分のトレーニングに対して、求めてもいないのにアドバイスをしてくる人なんかがいると、ジムに行くのがめんどくさくなります。
ジムに行くのがめんどくさい理由5|シンプルに「飽きた」
先ほど触れた通り、学校や仕事などの強制力がない事柄を続けていくのは、かなり難しいことです。
通う期間が長ければ長くなるほど、新鮮味がなくなるし、あまりジムに通ってないから体にも変化が起きないし・・・、こういう状況になるとだんだんとやる気がなくなってきます。
そうなると、飽きてしまうのです。
「飽きてしまってジム通いを辞める」のは悪いことではありませんが、もう少し頑張りたいという気持ちがあるなら、以下のジムに行きたくなる方法を試してみても良いかも。
ジムに行きたくないけど、行きたくなる方法
「やべー、もうジム行くのがめんどくさいって気持ちがMAXになってきた」と思っても、まだ辞めてないなら「ギリ続けられる状態」ですから、自分のことを鼓舞しながらいけば、なんとかなるはず。
以下、ジムに行きたくなる方法を紹介します。
自分の性格と照らし合わせて、自分に合いそうなものをチョイスしてみてくださいね。
ジムに行きたくなる方法1|行きたくなるのを待つのではなく一旦、ジムに向かう
ジムに行きたくなるのを待つのではなく、ジムに行きた行きたくなるのを待つのではなく、くなくても「一旦、ジムに行ってみよ」と自分を誤魔化しながら、ジムに行ってしまう方法です。
特に「行ったら行ったで楽しい」と思える人は、ジムの場所に行くことだけに集中しましょう。
「やる気スイッチが入っていなくても、ジムに行く」のが大事です。
たとえば、試験勉強でいえば、最初は全然やる気がしないけど、勉強をはじめて、しばらく経つと集中して勉強できたということはありませんか。
このように「やる気」というのは、ON/OFFでパチッと切り替えるものではなく、徐々に「上がっていく」ものだから、ジムまで行ってしまえば勝ちなのです。
「毎週〇曜日」とジムに行く曜日を決めてしまうのも良いし、毎日簡単なウェアを通勤バックに入れておいて、やる気がない状態でもとにかくジムに向かうこと、これに集中するのがおすすめ。
ジムに行きたくなる方法2|ジムに行ってる美男美女の写真や動画を見る
めんどくさいと思ってしまうときは、外部からの刺激に頼ってみるのも、一つの手です。
一番手っ取り早いのは「自分もこんなふうになりたい」と思う理想の人をSNSやYouTubeで探すこと。
強い憧れ・理想像があれば、モチベーションが上がり、それに近づこうと頑張ることができます。
たとえば、私ならYouTubeでモデルのローラさんのトレーニングしている動画を見ます。
その動画を見たときに、毎回以下のような思考をルーティン化しています。
- 自分と同じくこの動画を見て、ローラに近づきたいと思った人はたくさんいるはず
- 今の時点ジムを契約してない人は、まずジムと契約を交わすところからスタートするけど、自分はもうその段階は終わってる
- ってことは自分の方が、より早くローラに近づけるってことじゃん
- さっ、はよトレーニングしてグングン差つけたろ
私は性格上、自分より上の人を見るとやる気をなくすので、まだジムにすら契約していない人と自分を比較することで、自分は前に進んでいるという自分を錯覚させて、自分の思考をコントロールしています。
冷静に考えれば、ジムに行くことでローラさんになれるわけではないし、まだジムに契約していない人と自分を比較するのは変ですが、良いんです、自分のやる気がでればそれで。
冷静に突っ込むのはここではナンセンスなので、自分は「どのような状況になれば、やる気が出るのか」「どのような言葉をかけられたら、やる気が出るのか」を考え、それを好きなように試してみてください
ジムに行きたくなる方法3|自宅や会社からすぐに行ける距離のジムを探す
これは、今のジムが自分の行動範囲外にある人が考えた方が良いことです。
自分がめんどくさいと思ってしまう理由が「ジムまでの移動」の場合、ジムを変えることを検討しましょう。
ジムに通うのに、1時間以上かかったり、電車やバスなどの乗り継ぎなどがいくつもあると、めんどくさくなります。
また、歩く距離が長いとそれだけでも疲れるし、天候などによって「ジムに行くか・行かないか」左右されます。
そのため、できれば自宅や会社からすぐ行ける距離にあるジムに通うのがおすすめです。
移動がスムーズになれば、負担も軽くなりますよ。
ジムに行きたくなる方法4|ジムで「良い人」でいるのをやめる
たとえば、ジムの中に人間関係で疲れている人は、ジムを変えるの一つの手ですが「嫌な人のために自分がジムを変えるなんて嫌だ」という場合は、嫌だと思う人に対して、気を使ったり、話しかけられたときに「良い人」でいるのをやめましょう。
私もよく話かけやすい雰囲気があるせいか、ジムに行くと年齢層が高めの人などに、休憩中、毎回話しかけられて、世間話や愚痴を聞かされることがありました。
「なんで気持ち良く体を動かしにジムに来たのに、わざわざ人の愚痴を聞かないといけないんだ」と途中から嫌になったので、曜日や時間を変えてみたり、相手が話したそうでもあえて気づかない態度を示すことで、相手も段々、話しかけてこなくなりました。
ジムにきてまで、人間関係に気を使う必要はありません。
大体そういう人は、話を聞いてくれる人なら誰でも良いと思うので、罪悪感を感じなくても良いのです。
ジムに行きたくなる方法5|将来の自分が後悔するだろうと自分を追い込む
めんどくさい気持ちを誤魔化すことができない人は、しっかり自分と向き合う時間を取るのもおすすめです。
自分がジムに行く目的、ジムに行ったことによって、どのような自分になれば「成功」なのか、というのをもう一度考えてみましょう。
数か月分の月額料金を支払って、ジムに通ったはいいけど、痩せたわけでもなければ、体が引き締まったわけでもない、モテたわけでもない。
こうなると完全に「ジムに行ったことが失敗だった」という記憶になり、ジムを思いだすたびに、自分がちょっと嫌な思いをします。
他にも、友人や知人と「ジム」の話題で話すときに、ジム通いを頑張った場合は、失敗談や成功談などを楽しく話せるけど、ジム通いを途中で挫折した場合は「ジム行ったけど続かなかったわ」なんて話しを、後ろめたさを若干感じつつ話すことになります。
数年後「あんとき、もう少し頑張ってれば、今の体形ももう少し違ったかな」と思っても、時すでに遅し。
「自分に負けた自分」を想像しながら「こうはならないぞ」と、自分を鼓舞しましょう。
習慣化すれば、ジムに行くのがめんどくさいという気持ちは薄れる
ジム通いが習慣化するまでは、めんどくさいという気持ちが続くし、習慣化しても、数日間、ジムに行かない日が続けば「めんどくさい」という気持ちになります。
これは自然のことなので、自分を責める必要はありませんが、朝ごはんやお風呂のように、ジムを自分の生活のルーティンにすることで、めんどくさいという気持ちは薄れるはず。
しかし、そこまでに到達するには努力も必要です。
自分に合ったモチベーションの挙げ方を研究しましょう。