雪かきはダイエットになる?雪かきの消費カロリーや雪かきに相当する運動を紹介!

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雪国に暮らしていれば、冬は嫌でも雪かきをしなければなりません。

「降らないでくれ」と思いながら寝た翌日、前日よりも雪が積もることなんてザラにありますから、これはもう「良い運動になる」と捉えないとやってられないですよね。

本記事では、雪かきはダイエットになるのかどうか、雪かきの消費カロリーや注意したい点などについて紹介します。

目次

雪かきはダイエットになる?

やるまでは面倒でも、30分ほど雪かきすれば体がポカポカ。

汗までかいてきて意外と気持ちの良い雪かきですが、実際、どれくらいのダイエット効果があるのでしょうか。

雪かきはジョギングやウェイトトレーニングに相当する

雪かきはジョギングやウェイトトレーニングに相当する

運動強度の単位として「メッツ」というのがあるのですが、厚生労働省「健康づくりのための身体活動基準」によるとスコップの雪かきは、6.0メッツです。

さらに、厚生労働省の「身体活動・運動の単位」を参考にすると、6.0メッツに相当するスポーツ・運動は、以下の通り。

【雪かきの運動量に相当するスポーツ例】

  • ウェイトトレーニング(10分間)
  • 美容体操(10分間)
  • ジャズダンス(10分間)
  • ジョギングと歩行の組み合わせ(10分間)
  • バスケットボール(10分間)
  • スイミング(10分間)
  • ゆっくりしたストローク(10分間)

「雪かき何分に対して」については記載がないですが、大体こんな感じ。

他にも、国立健康・栄養研研究所「身体活動のメッツ表」を参考にすると、きつい雪かきの場合は7.5メッツという表記もあります。

7.5メッツの場合、エアロビックス、ランニング(12.1km/時、201.1m/分)、ロッククライミングなどが、きつめの雪かきの相当する運動量です。

雪かきで消費するカロリーの目安(体重別一覧表あり)

「運動強度(メッツ)×運動時間(時間)×体重(kg)」で消費カロリーを計算することができます。

先ほど触れた国立健康・栄養研研究所「身体活動のメッツ表」を基準に、雪かきで消費するカロリーを体重別で計算すると、以下の通りです。

雪かきのカロリー消費目安(1時間)
体重スコップでの雪かき
(6.0メッツ)
きつめの雪かき※
(7.5メッツ)
40kg240kcal300kcal
50kg300kcal375kcal
60kg360kcal450kcal
70kg420kcal525kcal

※スコップで雪かき+雪山に放り投げるなど

コイケヤのポテトチップスうすしお味(60g)が、1袋で340kcal(参考:コイケヤ公式)。

1時間きつめの雪かきをして、ポテチ1袋分くらいかと思うと、なんだか急にテンションが下がりますが、それでも体に蓄積するよりはマシですかね。

また、積雪量が多いと、1日に2回~3回雪かきすることもあるから、その場合は絶好のダイエットチャンスということでしょうか。

ダイエット目的で雪かきをするときに注意したいこと

ダイエット目的で雪かきをするときに注意したいこと

ダイエット目的で雪かきをするときに注意したいことは、以下の通りです。

【注意したいこと】

  • 雪かき前や終了後は、ストレッチを忘れずに行う
  • 消費カロリーを増やしたいなら、雪かきの仕方に工夫をする
  • 雪が溶けたら食事の量を減らしたり、他の運動に切り替える

それぞれの項目について、詳しく説明します。

雪かき前や終了後は、ストレッチを忘れずに行う

「よし、ダイエットのために沢山雪かきするぞ」と雪かきをするのは良いですが、忘れがちなのが、雪かき前と終了後のストレッチ

雪かきでは、重たい雪をスコップで持ち上げたり、ママさんダンプに雪を積んで雪山の上で放り投げたりと、力仕事でもあるので、体にかなりの負担がかかります。

特に、雪かき作業中に腰痛やぎっくり腰になる人は多いですから、雪かき前は準備運動。

雪かきが終わった後は、必ずストレッチをしましょう。

私も、雪かき前は準備運動もせずに気合いだけ入れて雪かき、雪かき後は体についた雪の処理なり、着替えなりしたらストーブの前で、永遠とゴロゴロしがちなので気をつけます。

消費カロリーを増やしたいなら、雪かきの仕方に工夫をする

消費カロリーを増やしたいなら、雪かきの仕方に工夫をする

先ほど触れた通り、きつめの雪かき1時間で大体300kcal~500kcalですから、ただ玄関前の雪を軽くスコップでよけただけでは、カロリー消費も大したことありません。

やはり、消費カロリーを増やしたいなら、できるだけ体を使った雪かきを意識しましょう。

できれば「体がぽかぽかしてきた」「汗をかいた」となるくらいまでは、徹底的に雪かきしたいものですね。

ただ無理は禁物ですから、大雪の日でも一度に雪投げしようとせずに、何回かに分けて雪かきするなどの工夫も大切です。

雪が溶けたら食事の量を減らしたり、他の運動に切り替える

雪かきが大変な12月~3月は少し食べ過ぎてしまっても、雪かきで帳消しにすることができたり、食べ過ぎていなげればダイエットにもなるでしょう。

しかし、雪がとける3月や4月になると、だいぶ雪かきも楽になり、雪かきでダイエットをするのが難しくなります。

また、雪も毎日降るわけではないですから、雪が降らない日が続くときは、ジムに通ったり、オンラインヨガをしたり、筋トレをするなど、雪かき以外の方法で運動を取り入れましょう。

雪かきは意外とダイエットになる!運動するきっかけ作りにも!

雪が多い地域に住んでいると、冬にわざわざ外出してまで運動する気にもなれないけど、雪かきをすれば、運動不足を解消することができます。

いつも嫌々していた雪かきも、意識を変えるだけでダイエットになるなんて、生活にとって必要なことをしているだけなのに、なんだか得した気分になりますね。

面倒だと思っても、ダイエットだと思うと、なんだかやる気も沸いてきます。

防寒や準備運動も忘れずに、寒い冬を乗り越えましょう。

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