ウォーキングをしているのに痩せない理由10選と解決方法

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「毎日こんな頑張ってるのに、なんで痩せないの!?」。

日々の努力がなかなか報われないと、イライラと悲しみの気持ちでいっぱいになり、モチベーションも上がらないですよね。

しかし、今の自分と「痩せない理由」を照らし合わせて、修正・調整することで、まだまだ続けられるかもしれません。

本記事では、「ウォーキングをしているのに痩せない理由と改善方法」「ウォーキングを取り組む上で自分に言い聞か続けたい確認事項」について、詳しく紹介します。

目次

ウォーキングしているのに、痩せない理由10選と解決方法

「結果がでないから」と辞めてしまえば、そこで理想の自分への道も途絶えますが、こうして痩せない理由を調べているということは、原因を突き止めて、また挑戦しようとしている証拠。

理由が分かれば、軌道修正して、改善することができます。

そして「軌道修正するなら、早い方が良い!」ということで、さっそくウォーキングをしているのに、痩せられない人に考えられる理由10選を確認していきましょう。

筋肉量が少ない

筋肉量が少ない人は「痩せにくい体質」と言われています。

筋肉量が少ない場合、「食事で摂取した糖質」「体に蓄積されている体脂肪」を効率よく代謝できません。

また、基礎代謝が低い状態の場合、痩せにくく太りやすい体質の状態なのです。

改善方法は、シンプルに、筋肉をつけること。

筋肉を増やすと、体重が増えてしまう不安や焦りはあるかもしれませんが、ウォーキングの効果がでないのも苦しいですよね。

ウォーキングにプラスして、筋トレなどに取り組んで、筋肉をつけましょう。

筋トレによって、体も引き締まって、見た目による変化が感じられるかもしれません。

歩く時間が短い

歩く時間が短いと、当然、1回に消費するカロリーも少なくなります。

一般的にも20分以下のウォーキングは、脂肪燃焼効果が低いと言われているので、ダイエットに対する効果は感じづらいのです。

改善方法は、ダイエットを目的としたウォーキングなら30分以上歩くこと。

たとえば、60㎏の人が15分歩いた場合、消費するカロリーは約70kcal程度。

お茶碗1膳分のごはんは140gで235kcalなので、この場合、1膳分のご飯も消費できていません。

そして、より効果的にダイエットしたいなら、45分、1時間と時間を伸ばして取り組みましょう。

歩くペースが遅い

歩くペースによっても、消費カロリーは変わります。

歩くペースが遅い場合は、負荷が軽すぎるので、カロリーの消費も少なくなってしまうのです。

逆に言えば、速足で歩けば歩く程、同じ距離であっても、消費カロリーが上がります。

改善方法は、無理なく、徐々に歩くペースを上げること。

ウォーキングに慣れてきた頃に、歩幅を広くして歩くペースも早くしてみることで、今よりもダイエット効果が得られるかもしれません。

ウォーキングの歩き方(フォーム)が間違っている

ウォーキングは、ダンスやヨガなど、エクササイズの一つでもあります。

効果を感じるためには、正しい姿勢で歩くことが重要なのです。

改善方法として「腹筋や背筋の力を入れて背筋を伸ばす(胸を張った姿勢)」「腕をしっかり振る」「歩幅も大きめのに歩く」この3点を意識してください。

全身の筋肉を刺激して、効率良く脂肪を燃やすことができます。

短期間で痩せれると勘違いしている

ウォーキングダイエットは、他のスポーツに比べると負荷が少なく、一度に消費できるカロリーも少ないので、効果が実感できるまでに時間がかかります。

ウォーキング自体、短期間で結果が出せるダイエット方法ではないのです。

たとえば、ウォーキングを1か月や2か月続けたくらいでは、目に見えるダイエットの効果が得られません。

もちろん、体質的になかなか痩せらないない人もいますが、ウォーキングで効果を感じられるのは、早くても3か月。

そして半年、1年と長い期間続けることで効果が得られるのです。

ウォーキングでダイエットを始めるのであれば「半年、1年くらいかけて、気長にダイエットしよう」くらいがちょうど良いでしょう。

極端な食事制限(栄養不足だと、代謝が落ちる)

「夜ごはんを食べない」「1日1食だけ」など、ダイエットをしている人にありがちな極端な食事制限。

「空腹の状態が続くと痩せにくい」ということは、ご存知でしょうか。

人間の体は空腹状態が続くと、体のエネルギーを使わないようにする働きがあるので、代謝が低下し、余ったエネルギーを脂肪として蓄えようとします。

他にも、毎食低カロリーで同じものを食べていると、栄養不足になり、代謝が悪くなってしまうことも・・・。(代謝が悪くなると痩せにくい)

ダイエット中であっても、ビタミンやミネラル、たんぱく質は取りましょう。どれも代謝にかかせないものですよ。

食事のバランスを考えながら、少しずつ食事量を減らしていくことが大事です。

食後にウォーキングしている

食後にウォーキングは、血糖値を下げたり、体型維持の効果はあるのですが、ダイエット面では、あまり効果がないのです。

食後のウォーキングは、食事で摂取したカロリーを消費するには適していますが、既に体脂肪として蓄積されている脂肪を燃やしたなら、食前が効果的。

食前にウォーキングすることで、ウエストなどのお腹周りや二の腕の脂肪を優先的にエネルギーとして消費することができると言われています。

停滞期である

ダイエットをしていると、必ず停滞期にぶち当たります。

停滞期は、避けて通れないようですね。

理由は、人間の防衛本能である「ホメオスタシス※」が関係します。

※ホメオスタシスとは・・・・生物が外界の条件が変動しても、体の状態や機能を一定に保とうとする働き。

ダイエットをしていると、体が飢餓状態に陥った勘違いして、カロリー消費を少なくして、摂取したものを脂肪として蓄えようとするからです。

人によっては、この状態を解除するのに1か月かかることもあります。

停滞期の最中は辛いですが、あまり体重計とにらめっこをしていてもどうしようもないですから、「停滞期は必ずあるものなんだ」として割り切っていきましょう。

ご褒美に高カロリーのもの摂取していると、むしろ太る

ウォーキングを頑張っている自分へのご褒美は大事。

しかし、せっかくウォーキングでカロリーを消費したのに、高カロリーのものをご褒美にしてしまうと、意味がありません。むしろ太ります。

1時間のウォーキングでも、消費カロリーは300kcal程度。

たとえば、ご褒美にパンケーキや揚げたてポテト、唐揚げ、ドーナツを食べてしまうと、ウォーキングで消費したカロリーよりもはるかに高いカロリーを摂取してしまうのです。

ダイエットの効果を感じたい人は、ダイエット中に高カロリーのものを食べるのは避けた方が良いでしょう。

ウォーキング中の飲み物がジュースやスポーツ飲料

意外と盲点なのですが、市販のジュースやスポーツ飲料、エナジードリンクを飲んでしまうと、ウォーキングの効果を得られないことがあります。

市販のジュースやスポーツ飲料、エナジードリンには、砂糖や果糖などの糖分が多く含まれ、カロリーの高いのです。

上記で触れたように、ウォーキングで消費するカロリーよりも高いカロリーを摂取してしまう可能性すらあります。

ウォーキングをしている時の水分補給として、おすすめなのは水かお茶。

水分補給もできるし、ほとんどカロリーはありません。

ダイエット中、自分に言い聞かせることを再確認しよう

「ウォーキングとはこういうものなんだ」ということを知っていれば、自分の望む結果が出ないとイライラしたり、虚しくなったりすることはありません。

ウォーキングダイエットに取り組む上で、自分が焦らないために言い聞かせたいことを、以下、確認しましょう。

ウォーキングダイエットは、最低でも3か月続ける必要がある

先ほども触れた通り、ウォーキングは負荷が軽く、消費できるカロリーが少ないので、効果がでるまで時間がかかるダイエット方法。

1回30分~1時間程度のウォーキングを一週間や二週間続けたとしても、目に見える大きな効果は実感できないことが多いのも事実です。

「今すぐに痩せたい!すぐに見た目に効果が表れて欲しい!」場合は、短期間ウォーキングだけで結果を出すのは、なかなか難しいでしょう。

ウォーキングでダイエットをする場合は、長期的に取り組む覚悟で挑戦することがベストです。

ダイエットで理想とされる体重の減少は、1か月で2㎏

「1か月で10㎏痩せてやる!」というのは、かなり無茶な目標です。

また、10㎏痩せる方法が「ウォーキングだけ」だと尚更、目標を達成するのは難しいでしょう。

そもそも、ダイエットで理想とされる体重の減少は「1か月2㎏」。

また、1か月のうちに2㎏以上体重が落ちてしまうと、リバウンドの可能性や体調不良になる可能性があります。

たとえば、最終目標が「10㎏痩せる!」なら、5か月かけて体重を落とすことを目標するなど、無理のないダイエットプランを立てることが重要です。

ウォーキングダイエットの停滞期は、何度もやってくる

ダイエットには、必ず停滞期が訪れるもの。

一度痩せてから、また停滞期。また、痩せたと思ったら、また停滞期・・・何度でもやってきます。

それはあなただけでなく、ダイエットに取り組む人は、必ず停滞期があるのですから、深く落ち込むことがないように、自分の精神をコントロールしてくださいね。

停滞期によるストレスで代謝が落ちてしまわないように、「停滞期の間も、ウォーキングを爽快にこなす」ことが大事です。

【まとめ】ウォーキングダイエットは気長に続けることが大事

「道具を揃える必要がなく気軽に始められる」「長期的に継続して続けられる」というのが、ウォーキングダイエットですが、ウォーキングダイエット自体、すぐに効果がでるダイエット方法ではありません。

しかし、時間をかけて痩せていくので「リバウンドしづらい」というのが最大のメリット。

ウォーキングダイエットで痩せようと決めたのであれば、難しいのですが、やはり「気長に」続けていく他ないでしょう。

理想の自分になるために、努力することは素晴らしいですが「理想の自分に最短でなりたい」と焦る人ばかりに、ストレスが溜まってしまうと、なんだか切ないです。

過程の最中、目標に向かって努力している、現時点での自分のこともしっかり評価して、モチベーションをあげてくださいね。

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