ティックトック(tiktok)とは、一般人や芸能人などが音楽や音声に合わせて表情を変えたり、体を動かしたりしているショートムービーを投稿・視聴することができるプラットフォームサービスです。
ティックトックをダウンロードしていなくても、YouTube広告やサイト内にある広告バーで動画などを視聴する機会があるため、知っている人、広告にうんざりしている人も多いでしょう。
「なんでティックトックに対して、自分は気持ち悪いとか、不快感を感じるんだろう」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんなティックトックが気持ち悪い、うざいと思ってしまう原因や同じことを思っている人の声などを紹介します(個人を特定し、誹謗中傷をすることはありません)。
ティックトック(tiktok)が気持ち悪い・うざいという人の声
Twitterからティックトック(tiktok)に対して、マイナス・ネガティブなイメージをもつ人の声を集めてみました。
- ティックトック開いたらくっそ気持ち悪い動画出てきて、消したくなりました。え。むり。ティックトックこわい。気持ち悪い。むり。
- 最近ティックトック気持ち悪いのしかないーレイヤーさんのティックトック見るのはいいけど気持ち悪いクソみてぇな女のティックトックは見たくない
- 彼氏いるのにちょっとえちえちなティックトックあげるお姉ちゃんが気持ち悪い
- 最近流行ってる、ティックトックとかいう 気持ち悪い音楽に乗せて踊るアプリ あれのどこがいいのかわからん。プゥ
他にも、App storeなどのレビューだと「世紀末を見てる気分」「無断転載で全てが台無しになっている」「ほんとにほんとに嫌な気持ちになるアプリ」など、悪い評価も目立ちますね。
また「無断転載、年齢制限、誹謗中傷など管理がしっかりしていない」「動画に対するコメントなどが不快でアンインストールしました」なんていう声もちらほら。
冒頭でも触れた通り、ティックトックのアプリをダウンロードしていなくても、最近のInstagramやYouTubeなどのSNSは、自分がフォローしていない人の情報までも自然に入ってくるような仕様になっているので、ティックトックの動画も自然に目にする機会も多いような気もします。
ティックトック(tiktok)が気持ち悪い・うざいと思ってしまう理由
ティックトック(tiktok)が気持ち悪い・うざいと思ってしまう理由は、以下の通りです。
【ティックトックが気持ち悪いと感じる理由】
- ナルシスト、ぶりっ子をしているキメ顔・行動を見るのがキツイ
- 画面越しでずっと目が合うので気まずい、不快感がある
- カップルでベタベタしている様子を見ているのがしんどい
- 黒歴史になるであろうと想像すると見ていられない
- 映像が速い・ガサガサしていて見ていると酔う
- 中毒性のある音楽、怠そうな声がうざったい
それぞれの理由について、さらに詳しく説明します。
ナルシスト、ぶりっ子をしているキメ顔・行動を見るのがキツイ
明らかに「俺格好良いだろ」「私可愛いでしょ」と自己承認欲求が強そうな人、自己顕示欲が強そうな人の表情、しぐさを見ていると、なんだか不快に感じます。
たとえば、上目使い、アヒル口、自分の体を強調したようなクネクネとした動き、髪を無駄にかきあげる仕草、何かになりきって挑発するような視線など(可愛い・格好良いんだろうけど、なんかゾっとする)。
自信がある人は素敵ですが、それが過度になると押し売りしている感じが不自然で、嫌な感じ、気持ち悪い感じがするのでしょう。
おそらく、それはシンプルにそういった人が苦手・嫌いなのが原因という人もいれば、「共感性羞恥心」というものが原因に絡んでいる可能性もあります。
共感性羞恥心とは、他人の恥をかいている姿を見ると、自分の身に起きたことではないのに、自分が羞恥心を感じてしまったり、居心地の悪さを感じるというものです。
私もティックトックの動画を見ていると「スマホに向かって、一人でこんな顔と動きして、恥ずかしくないのかな」「その姿を視聴している人に想像されたりして、気まずくないのかな」みたいなのが気になって、ティックトックを目にすると、なんだかズーンっとした気持ちになります。
画面越しでずっと目が合うので気まずい、不快感がある
ティックトックの動画のほとんどは、短い動画のなかで、投稿者の顔がずっとアップで画面に映り続けるものも多いです(全身・上半身、それ以外もあるけど)。
画面越しではありますが、全く知らない人と数秒間、目が合うのって、人によってはかなりストレスですよね。
しかも、その数秒間から数分間のあいだ、相手はこちらに向かって、めちゃめちゃキメ顔しているわけですから。
動画の内容によっては、挑発されているような、自分を小馬鹿にされているような気がして、なおさら不快だし、やめてほしいとさえ感じます(投稿者に悪意はないとしても)。
そういった居心地の悪さを感じるから、ティックトックが気持ち悪い・うざいと感じるのかも。
カップルでベタベタしている様子を見ているのがしんどい
ティックトックの動画のなかには、カップルのような2人がチャイチャする動画もあります。
自分の恋人の有無に関係なく、人がイチャイチャしている様子を見るのが気持ち悪いと感じる人は、ティックトックの動画を視聴すると気持ち悪くなることがあります。
本来なら「2人きりの空間でする密接な関わり」なはずなのに、それを一方的に見せられていることに対する違和感や嫌悪感、気まずさ、ストレス・・・。
恋愛ドラマや恋愛漫画も苦手な私からしてみたら、これは生理的に不快と感じてしまいますね。
黒歴史になるであろうと想像すると見ていられない
ティックトックを通して、他人の黒歴史を見ることで、自分の黒歴史まで思いだしてしまって、気分が悪くなるという感じですね。
その動画の投稿者にとって黒歴史になるかどうかは分かりませんが、先ほど触れた「共感性羞恥心」という現象・感情と似ています。
そして、このご時世一度ネットに上がってしまったら消えることはないですから、そういった不安感・恐怖感も同様に疑似体験してしまっているのかもしれません。
映像が速い・ガサガサしていて見ているとシンプルに酔う・気持ち悪い
ティックトックの投稿者のなかには、芸能人もいますし、可愛い人、格好良い人、魅力的な人も多いですよね。
でも、映像自体が数秒間から数分間ということで、動画の速さが倍速になっていたり、動画内のシチュエーションとして、画面が頻繁に回転したり、角度が変わったりして、動画の展開が目まぐるしいものが多いです。
単純に映像の酔うので、ティックトックが気持ち悪いと感じる人も多いでしょう。
15秒~1分という短い間とはいえ、目から入る情報量が多いですからね、それがストレスになるのかもしれません。
中毒性のある音楽、怠そうな声がうざったい
ティックトックで話題になったことで、アーティストの楽曲が売れたり、全く知らない人が新しい曲を知るキッカケになることも多いようです。
確かに、ティックトックは数秒間という短い間に視聴者を虜にする魅力をグッと凝縮しないといけないので、ティックトックで使われる音楽。音源は、耳に残る中毒性のあるものが使われている気がします。
中には、半笑いの声や怠そうな声が入ったような、ちょっと変わった音源もあり、その声がイライラを助長するという声も。
他にも、一時期「自分の好きな曲が、ティックトックの曲と言われることが不快」という声も結構ありましたよね。
ティックトックで使われる音源は、投稿者が著作権を無視して、勝手に使用していることも多いので、そうったことに対して怒りや不快感を感じて、ティックトックに嫌悪感を持つ人も多いでしょう。
ティックトック(tiktok)が気持ち悪いと思ってしまうときの対処法
ティックトックが気持ち悪いと思ってしまうときの対処法は、以下の3つ。
【ティックトックが気持ち悪いときの対処法】
- 広告に出てきたときは静かにiマークを押して非表示にする
- 広告を非表示にするアプリやサービスをインストールする
- なぜ流行しているのかという視点で動画を観察する
たとえば、ネットで記事を読んでいるときに広告がでてきた場合は、広告の枠内の「i」のマークを探してタップすれば、特定の広告を非表示にしたり、表示される回数を減らすことができます。
この方法が一番手軽だと思います。YouTube広告などでも適用されるので試してみてください。
また、広告を非表示にできるアプリやサービスをインストールするのも良いですが、他の広告も表示されなくなってしまうので、ちょっとこれは微妙かもしれません。
他にも、私の場合、最初はティックトックの広告を見るのが嫌でしたが、若者のすることに目くじらをいちいち立てるのも面白くないのですよね。
実際、これでお金を稼いでいる人もいますから、なぜこれが若者の間で流行るのかを考えながら、動画を観察していると興味深いなと思います。
ティックトック(tiktok)が気持ち悪いと思う原因が分かってスッキリ
ティックトックは、日本だけでなく、中国や韓国、アメリカなど世界中の若者を中心に流行っているサービスです。
個人的には「若い人の行動に目くじらをたててしまう自分は、もう時代についていけないかも」とすら思いますが、やはりサービスを積極的に利用する気持ちにはなれない。
ただ、今後サービスが拡大し、快適なプラッとフォームになれば、無視し続けられる存在で済まないかもしれませんね。