最近「サスティナブル」「エシカル」という言葉をあちこちで聞いて、めちゃめちゃ興味が沸いているので、シャンプーやリンスなどの日用品も、環境に優しく人にも優しいサスティナブルな製品を使いたくなってきました。
私と同じように、身近なものから「脱プラ計画」をしている人は多いでしょう。
本記事では、コスメキッチンやドラックストア、ロフトなどで購入することができるサスティナブルなシャンプーについて紹介します。
サスティナブルやエシカルなシャンプーを使いたい
サスティナブルとエシカルを分かりやすく言うと、地球にも環境にも優しく(サスティナブル)、雇用されている人む含めて人や社会に配慮された優しいサービスを選ぶ(エシカル)といった意味で使われています。
地球にも環境にも、動物にも人にも優しい製品を使う生活は、気持ちが良いですよね。
サスティナブルで、エシカルなシャンプーは、以下の通りです。
【サスティナブル・エシカルなシャンプー】
- ethique(エティーク)
- La CASTA(ラカスタ)
- giovanni(ジョヴァンニ)
- THE PUBLIC ORGANIC(ザ パブリック オーガニック)
以下、それぞれのシャンプーについて紹介します。
ethique(エティーク)
(画像引用先:ethique公式)
製品名 | シャンプー バー フリッツ ピンカリシャス (他の香りもある) |
---|---|
容量 | 110g |
価格 | 税込2,178円 |
「サスティナブルなシャンプーと言えばこれ」というくらい有名なethique(エティーク)。
ちなみに、上記の写真の製品は「つや/ノーマルヘア」タイプで、バニラ&グレープフルーツの香りのものです(1番人気)。
他にも「サラサラふんわり」「しっとりつるつる」みたいな髪のタイプで選んだり、キウイ・ライム・ミントなどの香りの中から製品を選ぶことができます。
ethique(エティーク)は公式サイトやAmazon、楽天、コスメキッチンで購入することができます。
ethique(エティーク)製品の特徴は、以下の通りです。
【ethique製品の特徴】
- パーム油・シリコン不使用
- 動物実験なし(動物由来の成分もなし)
- パッケージが全て微生物によって分解される性質のもの
- 人工香料を使っていない
- フェアトレード(構成取引)
どこらへんがサスティナブルなのか、もう少し詳しく説明しますね。
これまでに600万本ものプラスチック製造・廃棄を防止している
シャンプーといえば「プラスチックボトルに入った液体」を思い浮かべますが、ethique(エテューク)のシャンプーは、石鹸のような固形バー。
シャンプーを固形化することによって、液体状のシャンプーを入れるプラスチックボトルを使いません。
それによって、これまでに600万本ものプラスチック製造・廃棄を防止しています。
また、ethique(エテューク)の固形バーを包装している紙も、微生物によって分解される成分でできているので環境に負担がありません。
まさに「サスティナブルを生活に取り入れたい」と思っている人にぴったりな製品です。
ethique(エテューク)は、100%天然由来原料と15と無添加処方で作られている
ethique(エテューク)は、ココナッツカカオバターを主原料としているシャンプーを固形化(したもので、パラベン・合成着色料・合成香料・鉱物油などの添加物は配合されていません。
サスティナブルを意識している人、優しい処方のシャンプーを使いたい人、ヴィーガンの人も使えるシャンプーです。
他にも、今までシャンプーは液体のものしか使ったことがないと「ちゃんと洗えるのか」「髪はサラサラになるのか」など機能面が気になりますよね。
公式サイトを参考にすると、標準サイズの110gの固形バーに、液体シャンプー約350ml(3本分)の美容液成分が凝縮されているとあるので「寛容に優しいから」といって、髪のケアを諦める必要はありません。
けっこうしっかり泡立つので「泡立ち」は気にしなくて良いでしょう。
しかし、シャンプーだけだと、ノンシリコンということもあって最初はキシキシしたように感じるので、コンディショナータイプのものを一緒に購入するのがおすすめ。
内心「いきなり難易度高っ!」と感じつつも、確かに、プラゴミを減らすなら「ボトルレス」にするのが1番の近道ですよね。
「110g税込2,178円」という点だけ、私のお財布には優しくありませんが、「フェアトレード※」を思えば「気持ちが良い」くらいに感じます。
※フェアトレードとは・・・発展途上国からの原材料も先進国と変わらない条件で購入すること
実際に使ってみた詳しい使用感については、以下の記事で詳しく説明しています。
ethique(エティーク)のシャンプーバーについて、使い方や成分、実際に使用感を紹介
La CASTA(ラカスタ)
(画像引用先:La CASTA)
製品名 | La CASTA アロマエステ ヘアソープ21 <弱酸性シャンプー> |
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容量 | 300ml |
価格 | 税込2,200円 |
上記は「サラサラうるツヤ髪」タイプのもので、他にも「しっとり」「ハリ・コシ」など、髪の悩みから選ぶことができます。
ラカスタでは、全ての製品にオーガニック植物原料を採用していて「心地よい香り」と「弾力のある泡」にこだわりがあるようです。
コスメキッチンや東急ハンズ、ロフトなどで購入することができます。
La CASTA(ラカスタ)の製品の特徴は、以下の通りです。
【La CASTA(ラカスタ)の製品の特徴】
- オーガニック植物原料を使用
- 人・環境にやさしい製品づくり
- 動物原料を使わない・動物実験はしない
- 製品カタログや使用説明書などは環境に考慮した紙を使用
- フェアトレードの趣旨を大切にしている
どこらへんがサスティナブルなのか、もう少し詳しく説明しますね。
サスティナブル・エシカルなどを意識した製品づくりにこだわりがある
上述した通り、製品ポリシーはまさにサスティナブル・エシカルそのもの。
「製品の約束」として「限られた地球資源を大切にします」と言っており、カタログなどの印刷には植物生まれのインクを使用するほどの徹底ぶりです。
先ほど触れた「フェアトレード」とは、発展途上国からの原材料も先進国と変わらない条件で購入することを意味しています。
そのため「値段が高い」というのは私達のお財布的にはマイナスですが、適正価格で仕入れているからこそ「原材料を仕入れている現地に住む人達の暮らしを支援する」ことに繋がります。
たしかに、お財布に優しいと私は嬉しいけど、そのせいで生産に関わる人が不幸になるのは、気持ち良くないですよね。
成分は低刺激でマイルド、排水後は微生物によって分解される環境に優しい処方
La CASTA(ラカスタ)のシャンプーの成分は植物由来成分でできているので、低刺激でマイルド。
排水後は微生物によって分解される環境に優しい処方になっているそうです。
先ほど紹介したethique(エテューク)は海外発のブランドですが、La CASTA(ラカスタ)は日本の「アルペンローゼ株式会社」という会社の製品です。
「サスティナブル」の先駆けは海外で、まだ完全には日本に浸透していないので、日本製のものは少ないんですよね。
そんな中で、日本製があるのは嬉しいような気がします。
giovanni(ジョヴァンニ)
製品名 | 【giovanni】250ml 2chic ダメージ シャンプー |
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容量 | 250ml |
価格 | 税込2,640円 |
上記のタイプのものの他にも、髪の悩み(広がりやすい紙、ドライヘアなど)から選ぶことができます。
giovanni(ジョヴァンニ)のシャンプーは、ビバリーヒルズ発のヘアサロンブランドで、オーガニックに特化したシャンプーです。
「ビバリーヒルズ発」ということに対しては、個人的に「へぇー」という感じですが、オーガニックということもあり、環境に配慮した成分で作られています。
「可能な限り生分解性の成分を使用する」とあるので、環境に配慮しているブランドということが分かります。
実際に、ラウレス硫酸ナトリウムやパラベン、動物由来成分、遺伝子組み換え成分、合成着色料は一切配合されていません。
他にも、合成香料は使用せず植物成分の香りなのも、なんとなく気分が良いですね。
ココナッツ由来の界面活性剤が使われていて、いわゆる「アミノ酸系シャンプー」です。
上記のシャンプーのように「サスティナブルな」といったところは全面に出していませんが、動物性由来成分が入っていないという点では、サスティナブルと言えるでしょう。
THE PUBLIC ORGANIC(ザ パブリック オーガニック)
(画像引用先:Amazon)
製品名 | ザ パブリック オーガニック シャンプー |
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容量 | 480ml |
価格 | 税込1,738円 |
THE PUBLIC ORGANIC(ザ パブリック オーガニック)のシャンプーは、98%以上が天然由来成分で、そのうちの10%はオーガニック成分でできています。
簡単にいえば、地球と環境のことを考えた原料で作られている100%アミノ酸系シャンプーです。
また、シリコンやパラベンなど動物原料は不使用。もちろん、動物実験はしてません。
シャンプーの容器も「バイオマス容器」といって、簡単にいえばトウモロコシやサトウキビなどが原料になっているプラスチックなので、微生物が分解できる・リサイクルができる容器です。
香りも100%精油で植物由来の香りなので、気持ちが良いですね。
海外製品のようなオシャレなデザインですが「カラーズ株式会社」という日本の会社です。
ドラックストアでみかけたときは「また新しいシャンプーが発売されてるわぁ」としか思わなかったけど、よくよく調べてみると、めっちゃサスティナブルを考えている会社が発売したシャンプーと知って、応援したくなりました(次はこれ買おうと思った)。
「脱プラ」「サスティナブル」を日常に取り入れるのは、意外と簡単
個人的には「ethique(エテューク)の固形バーシャンプーを常用するのが、1番サスティナブルだな」と思います。
しかし、時には液体のシャンプーを使いたいですし、液体のシャンプーからいきなり固形バーに返るのも難易度が高い。
そういうときは、La CASTA(ラカスタ)、giovanni(ジョヴァンニ)、THE PUBLIC ORGANIC(ザ パブリック オーガニック)のような、液体シャンプーだけど環境に配慮されたものを使うことで、気持ちが良いでしょう。
今後は、どんどんこういった環境に優しい製品がでてくると思うので、自分に合うものが見つかると良いですね。