私は恋愛マスターでもなんでもないけど、友人から恋愛相談・夫婦仲の相談をなぜかよく受けます(赤裸々に相談できる雰囲気があるのかも)。
年齢も年齢だからか、友人達もいろんなことで悩んでいるけど、「浮気」ワードが多発。
数名の話を聞いていると、なんか友人に共通点があるような・・・。
本記事では、サレ妻になってしまった友人達のリアルな共通点と、サレ妻になってしまったときの対処法について紹介します。
サレ妻とは「浮気された妻」という意味
「サレ妻」とは、浮気をされた妻の略。
一方、浮気をした夫の方は「シタ夫」と言います。
「いつの間にこんな略語ができたの」という感じですが、最近は漫画やインスタでサレ妻の話って盛り上がっていますもんね。
おそらく「自分がサレ妻になってしまった・サレ妻になりそう・サレ妻になったら・・・」という世間の女性の関心を集めているからでしょう。
私もドラマの世界だけだと思ったら、けっこう友人でも浮気で悩んでいる人多いみたいだし。
サレ妻の特徴・サレ妻のリアルな共通点7選(シタ夫の心理を分析)
「浮気ダメ!絶対!」派なので、個人的には「浮気する男が99%悪いんじゃないの?」と思う。
だから基本はサレ妻の味方ですが「これは確かに妻側にも問題あるわ」ってことは正直に言いますね。
まずは、サレ妻の特徴・共通点を確認してみてください。
【サレ妻の特徴】
- 身だしなみを整えてない・だらしない格好ばかりしている
- 夫への感謝の言葉がない・夫をけなしている(軽んじる)
- 喧嘩が多い・口が悪い・文句や要求が多くてうざい
- 関心が子どもに集中、夫を「ほったらかし」にしている
- 完璧すぎる(一緒にいると息が詰まる・疲れる)
- 夫が大好き・優し過ぎてなんでも許す(夫を甘やかしてしまう)
- 触れ合いが全くない・触れ合いに拒否の姿勢(セックスレス)
それぞれの項目について、シタ夫の心理を分析しながら、詳しく説明します。
身だしなみを整えてない・だらしない格好ばかりしている
結婚して間もないときは、夫の前でも可愛くいようと努力するものですが、結婚生活に慣れてくると、夫の前でもだらしない格好をするのが平気になりますよね。
たとえば、前髪ちょんまげに眼鏡、クタクタTシャツ・短パンスタイルが定番になっていませんか(これ私なんですけどね)。
さらに、その格好のまま、眉間に皺を寄せて、あぐらをかきながら、ソファでテレビを見て、ポテチの頬張るとか・・・。
「一緒に生活してるんだし、いつでも可愛くするなんて無理。」正直これが女の本音だけど、夫としては、いつまでも「可愛い妻」でいてほしいもの(幻想)。
夫としては、仕事から疲れて帰ってきて、ふと見た妻の姿がだらしないと「うわ~(引いてる)」と思うから、他の女性に目がいってしまいます。
序盤から厳しいけど、これがサレ妻のはじまり・キッカケかもしれません。
夫への感謝の言葉がない・夫をけなしている(軽んじる)
これは、間違いなくサレ妻になってしまう要因の一つ。
これが当てはまってしまうと、残念ながら、サレ妻にも非があることになるでしょう。
男社会のことはよく分からないけど、一番身近にいるパートナーである妻くらいには褒めてもらいたいし、感謝してもらいたいものです。
(だって、自分だって家事をしたら褒めてもらいたいし、感謝してもらいたいですよね)。
またいつも上から目線でものを言ったり、常に夫を見下す・けなすでは、夫にとって居心地の良い家庭とは言えません。
夫としては「なんで文句を言われてまで、こいつのために働かなきゃいけないんだ?」という思考から、自分の存在を認めてくれる女性を求めてしまうでしょう(浮気が一種の救いみたいな)。
喧嘩が多い・口が悪い・文句や要求が多くてうざい
日常的に「あんた(お前)、馬鹿じゃないの?」なんて、妻から言われ続けたら、もう愛情なんて冷めてしまうでしょうね。
上記の「けなす」もやばいけど、口が悪い上に喧嘩腰なんて、一緒にいても疲れるだけです。
リラックスするための家なのに「なんでゴミ出ししてくれないの」「洗濯物、片づけてって言ったよね」など、矢継ぎ早にあれこれ妻から要求されると、夫はもうお手上げ。
男性は、面倒なことは避けたいし、責められると逃げたくなる習性があるようです。
また、男性は可愛い方が好きだし、優しい方が好きだし、ラクな方が好きなのです(なんなら若い方が好きとか)。
「喧嘩が多い家庭に帰るくらいなら、浮気相手と一緒にいた方が楽しい」これだとサレ妻になってしまっても仕方がないでしょう。
関心が子どもに集中、夫を「ほったらかし」にしている
子どもができてから「妻というよりママとしてしか見れなくなった」、つまり、妻を女性として見ることができなくなってしまったという男性は多いです。
また、妊娠中や子どもが生まれた直後に浮気をされる妻も多い、これは悲しい事実。
でもこれは「はぁ?子どもが生まれたら、子どもに集中するのは当たり前だろうが!」「ほったらかしにしたくて、してる訳じゃない!」と言いたい、サレ妻は悪くない・・・・。
しかし、ここも冷静に。
子どもが生まれたばかりのときの浮気のパターンを想定して、シタ夫の心理を分析します。
女性は10か月ものあいだ、子どもがおなかにいるのを感じながら、母になる準備ができるけど、男性っていきなり父になれないんです。
だから、夫としては、今まで自分に向いていた興味が子どもに全部いってしまうと、つまらない(あんた子どもか)。
しかも、この時期って、女性ホルモンのせいで妻の感情の起伏が激しかったり、子育てにてんやわんやになっている時期だから、浮気願望がある夫からしたらチャンスでしかないんです
完璧すぎる(一緒にいると息が詰まる・疲れる)
顔も可愛くて、料理もできて、掃除もできる、そんな素敵な妻が「サレ妻」になるのも珍しくはありません(全力で「はぁ?」と言いたい・・・)。
その理由は「完璧すぎて息がつまる・疲れるから」。特に、なんでも自分で出来てしまう女性は要注意です。
男性は頼られることで、自分の存在価値を確認したり、自己肯定感が高まるので「俺って必要ないのかな」と思うことで、必要とされる場所を求めてしまいます。
つまり「自分がいないと、何もできない」ような女性のもとへ行って(浮気して)しまうんです。
よく女性からしたら、わがままで自分勝手な女だけど、男性からモテるなーって人いますよね。
この手の夫はこういう女性にハマりやすいです。
夫が大好き・優し過ぎてなんでも許す(夫を甘やかしてしまう)
今までのサレ妻の特徴とちょっと違うんだけど、夫が大好き過ぎる・優しすぎる妻もNG。
つまり「浮気しても許してくれそうな・夫を甘やかしてしまう妻」は、サレ妻になる可能性が高いです。
「浮気しても、どうせ離婚ってこともないだろうし」と浮気する夫は多いみたい(どうせ、ってのが腹立つ)。
夫婦仲を良く保つためには愛情が必要不可欠だけど、愛情表現のし過ぎにも注意しなければなりません。
少なくても「嫌なことしたら別れる」くらいの線引きは大事(そういう姿勢を示す)。
愛情が大きすぎて「何しても許してくれそう」までいくと、浮気の入り口が大きく開いてると男性は思ってしまうようです。
触れ合いが全くない・触れ合いに拒否の姿勢(セックスレス)
夫婦になっても、子どもができても男女は男女ですから、全くの触れ合いがなくなってしまうのも、浮気をするキッカケになります。
特に子どもができてしまうと、そんな余裕もないし、ホルモンの関係で「触らないで!」と夫を拒否してしまうこともあるでしょう(忙しいし)。
男性側としては、この「拒否」がかなり傷つくみたいですね。
そして、全く触れ合いのないまま、拒否され続けると、他の女性のもとへ行ってしまい、結果的にサレ妻になってしまったという女性が多いです。
復讐のために「サレ妻からシタ妻へ」になってはダメ・冷静な対処法
「自分も浮気してやる!」と投げやりになりそうだけど、復讐のために浮気をしても、ただ不幸なだけだし、なんか惨めで虚しい。
実際に、自分を変えることはそう簡単なことではないけど、問題を改善・解決したいなら、自分が行動するしかありません。
サレ妻対策・対処法、気をつけることは以下の通り。
【サレ妻対策・対処法】
- 相手の気持ち・立場になって考える・自分の態度を改める
- 子育て中心でも良いけど、夫への関心はなくさない
- 夫にも見せ場を作るために頼りにする(夫の性格を見極めて)
- ダメなものはダメ、罪に対してはそれなりの罰があると示す
- 触られたくなくても良い、たまには恋人時代を想いだして
それぞれの項目について、詳しく気をつけることを説明します。
相手の気持ち・立場になって考える・自分の態度を改める(感謝を伝える)
夫に対する自分の言動には、夫への敬意や真心が感じられるでしょうか。
いくら長く一緒にいる気心知れた夫婦仲だとしても、夫に対してキツイ口調になっている、見下した態度をしているなら、自分を改めなければいけません。
夫にとって居心地よい家庭、自分にとって居心地よい家庭を想像して、一つずつ、実践していく他に道はないです。
たとえば「最近いつ感謝したっけ」と思うなら、直接じゃなくても、LINEなんかで「今日もありがとう」と伝えるだけで良し。
浮気願望がある夫・浮気している夫からしてみたら、普段恐い妻から急に感謝されたら、別の意味で怖いけど・・・(それもまた良しとしておく)。
まだ取り返しのつく段階なら、自分を少しずつ矯正して、夫婦の関係を修復しましょう。
子育て中心でも良いけど、夫への関心はなくさない
「正直無理なんですけどー」「自分のことは自分で管理してください」が本音だけど、それで浮気の問題が解決する(可能性がある)なら、やるっきゃない。
子育てに奮闘している妻を横目に浮気をするような男性には腹が立ちますが、離婚が懸命な判断じゃないなら、ここはグッと堪えて、夫のことも管理しましょう。
夫の「自分に関心がない、つまりチャンスだ」という思考回路を断つように、母であるけど妻でもある姿や態度を夫に示すのです。
具体的には、夫がいつもと違う雰囲気があるときは放って置かないで「いつもと違うけど、どうしたの」と質問したり(がさ入れ)、浮気チェックを怠らないこと。
「あなたのことも、しっかり見えていますからね・・・」という静かな圧を適度の送ります。
また「子育てをしていると身なりに気を使うなんて無理だし」という気持ちもあるけど、たまには、おしゃれして綺麗な姿を夫に見せるのも大事です。
「誰にもとられたくないな」と思わせてやりましょう。
夫にも見せ場を作るために頼りにする(夫の性格を見極めて)
男性は「頼られる→やってあげる→感謝される」この流れが好きなんです。
自分の存在価値を感じたいし、スーパーヒーローになりたいんです。
「自分でやった方が早い」という家事や子育てでも、夫にできそうなことをいくつか頼ってみてはいかがでしょうか。
何かやってもらったら「あなたがいてくれて、ほんっと助かっちゃった!」と伝えてあげると喜ぶかも(わざとらしくなっちゃダメ)。
ただ、今まで全部自分でやってきたのに、いきなり大きなことを頼んでしまうと、夫側も戸惑うので少しずつ頼むのが大事。
また家事や育児以外だけじゃなくて、精神的な面を支えてもらうのも良いです。
あまり当てにならなくても、悩み事をどんどん相談して、感謝・・・この連続技でいってみましょう(ここで喧嘩にならないように注意)。
ダメなものはダメ、罪に対してはそれなりの罰があると示す
大好きな夫を大切にしてきたのに、浮気をされて、サレ妻になるなんて、切なすぎるのもほどがあります。
そうならないためにも「ダメなものはダメ」という姿勢を普段から示すのが大事です。
たとえば「もし浮気したらどうする?」という質問(そんな質問ある?)に、素直に「傷つくけど、好きだから別れない」なんて答えていたら、もう浮気の隙を与えたことになります。
そんな質問がきたときには「そりゃ離婚する」「証拠を確保して慰謝料を払ってもらう」くらいは言っておかないと。
「好きだから(浮気も)許すよ」は、夫のことが好きでも、自分が傷つくなら許しちゃダメなんです。
夫を大切に思うなら、自分のことも大切にしなければならないですから、浮気を許す姿勢をまず直しましょう。
触られたくなくても良い、たまには恋人時代を想いだして
夫からのスキンシップを全て、にこやかに、快く受け入れることは、正直無理かもしれません。
でも、拒否の仕方だったり、拒否の頻度は工夫した方が良いです。
少なからず「やめて!」と強く言うのは避けましょう。また「全てを拒否」も夫にとってはキツイです。
夫は傷つくだけじゃなく「俺のこと嫌いなんでしょ」と「いじける→浮気に走る」かもしれないので。
夫のことを本当に気持ち悪いと思ってしまうときは、自分の状況を相談するのをおすすめします。
たとえば「仕事が忙しくて心に余裕がない」とか「本当はスキンシップしたいけど、産後ブルーで悩んでる」とか、ちゃんと断る理由を伝えておいた方が良いです。
もし、ただ単に面倒だから拒否しているのであれば、それは夫が気の毒なので、たまには恋人ごっことして、仲良くする時間をあえて作りましょう。
【まとめ】自分に非がある場合は、まだ修復の見込みアリ
「夫が完全なる浮気性だ」ともなれば話は別だけど、自分に一つでも原因があると思うなら、まずは自分から変わるしかないですよね。
「自分がサレ妻になる可能性があるかも」と思ったら、その時点で自分の言動を見直せれば、予防することができます。
もし既にサレ妻だったとしても、自分が言動を改めることで問題が解決するなら、行動してみる価値はあるでしょう。