たとえば「バブリー」で有名な芸人の平野ノラさんの眉毛を見ると「昔っぽい」「1990年代っぽい」といった印象を受けるように、眉毛はその時代の流行に合わせて変えるもの。
インスタグラマーやモデルと自分の顔を比較して、なんか自分の顔がパッとしないと思ったら、原因は「眉毛」かもしれません。
本記事では、眉マスカラをした方が良い理由、眉マスカラと脱色どちらが良いのか、黒髪に似合う眉マスカラなどについて詳しく紹介します。
眉毛が濃いと垢抜けない?眉マスカラをした方が良い理由とは
現代の流行の眉は「ナチュラル」「ふさふさ」ですから、眉毛の印象が黒一色で濃すぎると少し野暮ったい(やぼったい)印象を受けます。
(逆に細すぎたり、薄すぎるする眉も、ひと昔の流行眉を思いださせる。)
ただ、眉毛の形、毛の密度・長さなどは人それぞれなので、なかなか雑誌のモデルさんやインスタグラマーさんを真似するのも難しい・・・。
そこで救世主となるのが「眉マスカラ」です。
しかも、今の流行的には、眉毛の形はあまりいじらないままでも「それっぽく見える」ので、垢抜け顔・流行顔に近づきたいなら、眉マスカラを使うのが一番手軽で手っ取り早いかもしれません。
眉マスカラ派と脱色派、自分に適しているのはどっち?
「眉毛の色味を明るくする」という意味では、眉マスカラも脱色も同じ。
しかし、「眉マスカラのみ」の人もいれば、「脱色+眉マスカラ」の人もいれば、「脱色+パウダー」といったように、眉毛の手入れ・化粧は人それぞれ。
自分の理想としている人を真似するのも良いけど、人によって髪色や眉毛の毛質が違いますから、自分に合っているものを選びたいですよね。
以下、自分は眉マスカラのみでも良いのか、それとも脱色をした方が良いのか検討するときに参考になるそれぞれの特徴や、メリット・デメリットを紹介します。
眉マスカラの特徴・メリットやデメリット
眉マスカラは、眉毛1本1本に色味をつけることができる化粧品です。
ブランドにもよりますが、プチプラであれば1,000円程度で購入することができるので、学生でも手に取りやすい化粧品でしょう。
使い方は、一度ブラシについた液体をティッシュオフしてから、毛の流れに逆らって塗ったあと、今度は毛の流れに沿って塗ることで、しっかりカラーリングすることができます。
そんな眉マスカラのメリット・デメリットは、以下の通りです。
基本的に、眉毛の色は髪の色と揃えるのが良いと言われています。
そのため、髪色が暗い人は脱色する必要はなく、眉マスカラやアイブロウペンシル、アイブロウパウダーなどを使っておけば間違いないでしょう。
逆に髪色が明るい人は、眉マスカラだけでは眉毛の色味を髪色に使づけるのが難しいので、脱色と他のアイブロウ関連の化粧品と組み合わせる方が良いかもしれません。
脱色の特徴・メリットやデメリット
脱色剤は、クリームを眉毛にのせて、数分間放置すると、眉毛の色味が抜けて茶色くなるというもの。
眉毛の色味自体が抜けるので、眉マスカラが馴染みやすくなったり、眉マスカラをしなくてもパウダーだけで眉毛の化粧が済む人もいるでしょう。
値段的には1,000円~3,000円程度と眉マスカラよりも少し高いですが、毎日やる必要がなく、一度脱色すれば2週間くらいは持つので、その間は化粧がラクになります。
そんな脱色のメリット・デメリットは、以下の通りです。
上記でも触れた通り、髪色が明るい人は眉マスカラだけでは限界があるので、特に髪をブリーチしている人は、脱色をした方が眉毛を髪色に合わせることができます。
ただ、眉毛を脱色する製品はかなり少なく、本来であれば体に使うものを顔に使っている人がほとんど。
同じ用途とはいえ、間違った方法なので、肌トラブルになる危険性があります。
また、眉毛が生え変わる周期のときに、黒い眉毛と茶色い眉毛がまばらになったり、定期的に脱色な意外と面倒なものです。
黒髪でも似合う眉マスカラ3選、ここから選べば失敗はしない!
髪にカラーを入れている人は、大体製品名をみれば自分の髪色と合うものを選ぶことができますが、黒髪となると、どのブランドの眉マスカラを選べば良いのか、判断が難しいですよね。
最近では、各種ブランドやメーカーからも、黒髪の人でも使えるようなカラーが販売されているので、黒髪の人でも眉マスカラを使って眉毛のトーンを上げれば、垢抜けた印象を作ることができるでしょう。
以下、黒髪でも似合う眉マスカラを紹介します。
ヘビーローテーション|眉マスカラの王道、アッシュ系の黒髪の人はコレ
製品名 | ヘビーローテーション カラーリングアイブロウ03 アッシュブラウン |
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容量 | 8g |
価格 | 税込880円 |
カラー展開 | 7色 |
【特徴】
- 汗、水、皮脂、こすれに強い
- 地肌に付きにくいブラシ
- 眉毛保護成分が配合されている
- お湯で落とせる
眉マスカラといえば「ヘビーローテーション」というくらい、眉マスカラ界の王道。
ここ数年、ずっと人気があり、雑誌に掲載されたり、美容系YouTuberでも愛用者がたくさんいます。
ロフトやドン・キホーテ、ドラックストアで気軽に購入することができるのも良いところですね。
7色ある中でも「アッシュブラウン」は1番落ち着いた色味で、パッケージに「黒髪用」とある通り、実際に塗ってみると黒髪とよく馴染みます。
色味も名前にもある通り「アッシュ系」なので、黄みよりでもなく赤みよりでもない髪色の人におすすめ。
ちなみに、べちゃっと液が肌につかないので、ブラシも塗りやすいと定評があります。
インテグレート|ふんわり眉で可愛く、赤み系の黒髪の人向けの眉マスカラ
製品名 | インテグレート ニュアンス アイブロー マスカラ BR671 モカブラウン |
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容量 | 6g |
価格 | 税込880円 |
カラー展開 | 5色 |
【特徴】
- 汗や皮脂では落ちにくい
- ベタっとつかないブラシ
- 乾いてもバリバリにならない
- お湯で落とせる
インテグレートの眉マスカラも人気がありますよね。ドラックストアやドン・キホーテ、ロフトなどでも気軽に購入することができます。
5色展開のうちの中でも「黒髪~暗めの髪色」の人に合うのがモカブラウンという色味で、赤み系の落ち着いた色味です。
乾いてもバリバリにならないので、ふんわり眉に仕上げたい人におすすめ。
Amazonでは「べちゃっと肌につく」という口コミがありましたが、その場合は使う前に一度、ティッシュオフしてから使用すると、肌に余計な液がつかないですよ。
デジャビュ|黄みでも赤みでもない髪色の人向けの眉マスカラ
製品名 | デジャヴュ dejavu アイブロウカラー ビターブラウン眉マスカラ |
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容量 | ー |
価格 | 税込880円 |
カラー展開 | 4色 |
【特徴】
- 汗、水、皮脂、こすれに強い
- 小さめブラシだから塗りやすい
- 保湿成分配合
- お湯で落とせる
最近インスタグラマーさんが紹介していてよく見かけるデジャヴュの眉マスカラ。
色展開は全4色と少な目ですが、中でもビターブラウンは、暗めの髪色によく馴染みます。
このビターブラウンは、黄みよりでもなく赤みよりでもない中間の色味なので、自分の髪色がどちらなのか分からない人は、デジャビュのビターブラウンを選んでおけばOK。
(ただ黒髪でも髪質が細かったり、柔らかい人だと暗すぎる可能性がある。)
他の製品よりもブラシが小さめなので扱いやすいと定評アリ、肌にもつきにくいです。
Amazonや楽天市場だと、このビターブラウンというカラーは購入できないようですが、ナチュラルブラウン(中間色)なら取り扱っているようです。
エテュセ|パール配合で儚げ系眉マスカラ、韓国っぽいデザインも今っぽい
製品名 | エテュセ アイエディション (ブロウマスカラ) アッシュグレー |
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容量 | 7g |
価格 | 税込1,320円 |
カラー展開 | 全5色 |
【特徴】
- 汗や皮脂では落ちにくい
- 細かいところも塗りやすいブラシ
- 透明感をだすアッシュパール配合
- 美容液成分配合
- お湯で落とせる
10代~20代を中心に人気のあるエテュセからも眉マスカラが発売されています。
韓国っぽいシンプルな本体のデザインは、好きな人が多いのではないでしょうか。
また「言われてみればパール入ってるかな」くらいにさりげなくパールがきらっと輝くので、儚げな印象を演出するにはちょうど良さそうです。
色味は名前にもある通り「アッシュ系」で、王道のヘビロテのアッシュブラウンよりは落ち着いた色味。
ただ、表を見ても分かる通り、値段が他と比べると500円くらい高いので、パール配合といえと悩ましいのが難点ですね。
Amazonの口コミでは「ムラになる」「色味がない」といった辛口なコメントもある中、全体的な評価は高め(@コスメやロハコの口コミも参考)。
いつものメイクに眉マスカラを足して垢抜け顔になろう
記事内で紹介した通り、眉マスカラは1,000円ほどで購入できるプチプラで、簡単に「今っぽい雰囲気」に慣れるコスメアイテム。
マスクで顔半分が隠れている今だからこそ、眉毛やアイメイクにはこだわりたいところです。
髪色に関わらず使用できるコスメアイテムでもあるので、気になる方は各種ブランドの製品をチェックしてみてくださいね。