柔軟剤の匂いがくさい・・・柔軟剤の強い香りに対するリアルな声と対策法

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近年「香害(こうがい)」として、話題に上がることもある柔軟剤の香り。

「今まで柔軟剤の香りは、人に良い印象を与えると思っていたのに、くさいと感じる人もいるのか」と、柔軟剤の使用について悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

本記事では「柔軟剤がくさい」と感じている人はどんな香りが臭いと感じているのか、匂いに敏感な私が使う「香りが控えめな柔軟剤」について紹介します。

目次

柔軟剤の香りがくさいってどういうこと?

清潔感を演出するために使っていた柔軟剤が、誰かにとって「くさい」ものだったら、けっこうショックですよね。

でも実際に、柔軟剤の香りが原因で、体調を崩している人が一定数いるようです。

シャボン玉石けん株式会社の調査によると、香りが強い柔軟剤が原因で、頭痛・めまい・吐き気・関節痛などの体調不良になったことがある人が半数以上という結果も(2016年4月・サンプル数415人)。

中には化学物質過敏症といって、微量の化学物質(洗濯洗剤や殺虫剤などに含まれる)に反応して具合が悪くなってしまう人もいます。

自分にとって心地よくても、誰かの健康を害しているなら、なんか気持ち的に良くないですよね。

最近では、職場や学校で保育園や幼稚園でも話題・問題になっています。

まじで香害ツライ、柔軟剤の香りがくさいと感じている人のリアルな声

「柔軟剤の香りが臭いなんて、盲点なんだが」と感じる人もいるかもしれません。

気にならない人にとっては理解しがたいものでも「香害」「スメルハラスメント」と言われるほど、苦しんでいる人が多いのもまた事実です。

以下、柔軟剤の香りに対してつらい思いをしている人の声を、Twitterから紹介します。

窓を開けたら、外の香りじゃなくて柔軟剤の香りがしたら、普通にしんどい(爽やかな香りを感じたい)。

規定量以上の柔軟剤を入れている人も、勘弁してほしいですね。

他にも、製品名を挙げているツイートもありましたが「この製品のせいだ」という断定もできないので、ここで製品名を挙げるのは控えます。

ただ、せっかくリアルな声を聞きたいのに、「何を使ったら香害になる」のか、ヒントや基準がないのも不安ですよね。

Twitterで「柔軟剤がくさい」と言っている人の意見をまとめると、外国製の柔軟剤は香りが強い傾向があったり、ビーズ系のものは、香りを残すために作られているものなので、その香りがシンドイと感じる人が多いみたいです。

なんとなく、イメージできますよね。

他人に迷惑かけない・柔軟剤で香害にならないための対策法

ちなみに、私も匂いに敏感なタイプですが、柔軟剤の香りが嫌というわけではありません。

香りが強いと具合悪くなることがあるので、普段使う洗濯洗剤類は厳選していますが、家事の気分転換や家族の意向を汲んで、柔軟剤を使うときもあります。

自分や家族にとっても気持ちが良く、他人にも迷惑かけないような解決策があると良いですよね。

以下、柔軟剤で香害にならないための対策法を紹介します。

香りの強い柔軟剤・洗濯洗剤を使わないようにする

先ほど触れた通り、外国製の柔軟剤や香りづけをするために作られた柔軟剤は、そもそも香りの濃度が濃かったり、衣類の繊維に長く残るように作られています。

通常のものよりも、香りが強いと香害になる可能性が高いので、洗濯洗剤・柔軟剤を選ぶ時点で、香りが強いものは使わないようにするのが賢明です。

他にも「香りの持続力が長い」など、香りを強調した柔軟剤は香りがキツイかもしれませんね。

逆に「無添加」のものや「赤ちゃんでも使える」という記載がある製品を選ぶと、香りが強いものを避けることができます。

無添加系の洗濯洗剤の成分は「純石けん分」となっていて、生分解性に優れ環境にも優しいですから、今流行りのサスティナブルな生活を取り入れる一歩。

柔軟剤の表記にある規定量を必ず守る

ずっと同じ柔軟剤を使って洗濯をしていると「ん、これ匂いが薄いかも」「むしろ香りついてない」と感じるときってありますよね。

そして、規定量よりも多くいれるのが習慣化してしまっている人もいると思いますが、それはただ柔軟剤の香りに鼻が慣れてしまっただけかもしれません。

たとえば、常に自分の匂いを嗅いでいるから「自分のにおい」と言われても、どんな匂いなのか感じることができないのと一緒です(自分の家の匂いとか)。

「えいやー」というノリで入れると、規定量よりも多く入れていることがあるので、今一度ボトルの裏を見て規定量を確認しましょう。

無香料の柔軟剤・洗濯洗剤を使う

「柔軟剤は香り付けで入れている」という人ではなく「ふわふわにするため」に入れている人は、無香料の柔軟剤を使うのがおすすめ

たとえば、ファーファーの香りのない柔軟剤、ecostoreのファブリックソフナー(無香料)など、無香料の柔軟剤は意外とあります。

ドラックストアやスーパーにも売っているので、簡単に手に入りますよ。

無香料なら香りが自分に合うか・合わないかも気にする必要がないので、ラクといえばラクですね。

柔軟剤を使わない・洗濯洗剤ではなく、洗濯マグちゃんで洗う

柔軟剤や洗濯洗剤を使わなくても、汚れや匂いを落とす方法が「マグネシウム」です。

ちなみに、私は科学成分を肌に付けるのはできるだけ避けたいという理由から、基本的には柔軟剤を使わない派。

「柔軟剤不使用の洗濯洗剤」を使うところから始まり、今では洗濯マグちゃんという、洗濯機にポンっと入れるだけで洗濯できるマグネシウムで、洗濯を済ませています。

水道水をマグネシウムの力で、アルカリイオン水にしてくれるので、匂いの原因やカビの汚れなどを綺麗に落としてくれる・・・という製品です。

当然良い香りはつかないので、洗濯後の香りは無臭

「洗剤を使わないんだから、無臭なのは当然か」と思いつつ、汗のニオイとか、室内干しの嫌なニオイもしないので、なかなか優秀な気がします。

洗濯物を干すときに香りがないと、味気ない感じもするので、ややテンションは下がるものの、環境や節約、手間の面からしてもメリットの方が多いです。

自分の匂いは大丈夫?今一度、柔軟剤を見直そう

自分が良い香りと思っていても、他人にとっては不快な香りになっているということって、意外とあると思います。

しかし「くさい」って言われたら、大体の人が傷つくのでなかなか本人には言えなかったりするんですよね。

他人と気まずい思いをしないように、そして自分の肌のためにも香料が強い柔軟剤は避けるなど、柔軟剤を見直してみると良いかもしれません。

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