嫌いな人と関わらない方法とは?物理的に距離を置けない時に気持ちが楽になる方法

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年齢や世代問わず、人それぞれ「嫌いな人」「苦手な人」は、必ずいるものです。

嫌いな人が身近にいると、イライラしたり、ストレスを感じたり、「嫌いな人のことを考えている時間が勿体ない!」と思いながらも、つい考えてしまい、モヤモヤしたり・・・。

また、「嫌いな人と関わりたくない」と思っていても、学校や職場など、絶対に関わらなくてはいけない場面・場所もありますよね。

できるだけ、嫌いな人と関わらないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか。また、どうしても嫌いな人と関わらなくてはいけない時は、どのように対処したら良いのでしょうか。

本記事では、現実的かつ実践的な「嫌いな人に対する考え方」「嫌いな人と関わらないための方法」について紹介します。

目次

嫌いな人と関わらないようにする方法(距離を置く)

当然ですが「嫌いな人との接点をなくす」ことで、嫌いな人と関わらないようにすることができます。

面倒くさいこと(衝突、喧嘩)を回避して、距離を置きたい場合、徐々に段階を経て、完全に関わらないようにする環境を作っていくと良いですね。(長期戦覚悟)

嫌いな人が出没する場所、好む場所を避ける

大体の人には、毎日お決まりのルーティン、お決まりの定位置、居心地の良い場所があります。

たとえば、お喋り好きの人なら、人が集まる場所に行きますし、行動が不規則に見えても「〇時にはトイレ、お茶」「〇時にはこの部屋、この席」など、大体決まったルーティンがあるものです。

関わりたくない人がいるなら、嫌いな人の行動パターンをある程度把握し、接触しないようにしましょう。

また、学校なら、嫌いな人の机周辺。会社などの職場なら、嫌いな人のデスク周辺等も近づかないようにします。

他にも、人付き合いでどうしても参加しなければならない飲み会や友達の集まりなどでも同様、嫌いな人が好む場所や席、とにかく嫌いな人の周辺に近づかないのがベストです。

必要最低限の会話や連絡以外は控える

「仕事に関する重要な連絡事項を教えない」「話しかけられても無視する」、これは自分良心が痛むので「必要な会話・連絡」として割り切りましょう。

一方「話しても話さなくてもどちらでもいい会話」「相手が誰でも良さそうな話」は、話しを聞いたり、自分から話しかける必要はありません。

たとえば、愚痴や自慢話などを長々としてくる相手がいたとします。

そういう人は、相手は話しを聞いてくれる人、良い感じのリアクションしてくれる人なら誰でも良いと思っているはずなので、特にあなたが話を聞いてあげる必要はないでしょう。

自分が興味のない話に関して、無理にリアクションする必要はないのです。

相手のペースで話に巻き込まれてしまった場合は、トイレで抜ける、「ちょっとこの後、用事があるのですみません」と申し訳なさそうな雰囲気を出して、話を打ち切りましょう。

他にも「その話なら、〇〇さんの方が詳しいですよ」「私よりも〇〇ちゃんの方が、盛り上がると思うよ」と、嫌いな人の扱いが上手い人に回す、もしくは「この人と話すのが自分は苦痛だけど、あの人とは相性が合いそう」という人に繋ぎます。

自分のプライベートな話を共有しない

嫌いな人に自分のプライベートに関することを聞かれた場合。

親切に自分のプライベートについて、詳しく話をする必要はありません。

「秘密主義なんです」「個人情報なんでスミマセン(笑)」など理由はなんでも良いので、自分の情報を共有するのを控えましょう。

自分の情報を共有すると「自分に心を開いてくれている」と相手に勘違いさせてしまいますし、共通の話題が増えてしまうと、それに関してまた話を振られるので面倒くさいです。

嫌いな人には嫌いと意思表示をする

「自分はこの人に嫌われているんだな」と分かっていながら、積極的に近付いてくる人はなかなかいません。

攻撃的な相手の場合、面倒くさいこと(喧嘩・衝突)に巻き込まれる可能性がありますが、嫌いな人に対して「私はあなたのことが嫌いなんですよ」と意思表示をするのも「嫌いな人と関わらない方法」の一つです。

ちなみに、筆者は「嫌いな人に対してしっかり『嫌い』と意志表示をする」タイプなので「自然さ」とか気にせず、徹底して相手を避け、明らかに他の人と態度を変えて、ハッキリと「あんた嫌い」と意思表示をします。

しかし、性格上または状況的に、そこまでハッキリ態度で示すのが難しい場合は、たとえば「目を合わさない」「話は聞くけど、素っ気ない態度をとる」など、小さなところで、意思表示をすると良いでしょう。

たとえば、友達関係の場合なら「〇〇さんの〇〇な部分は、共感できないかな」「〇〇な考え方は、私的には無しだな」など、そういった意志表示の方法もあります。(拒否の姿勢)

関わらないのが無理なら、嫌いな人を利用して自分を強化しよう

筆者も学生時代、アルバイト先の主婦パートさんが苦手で、毎月シフト表が配られる前は、誰に訴えかけて良いか分かりませんが「どうか〇〇さんとだけは同じ日に出勤したくない!まじでお願いします!まじで無理なんです!」と必死な思いで過ごしていました(笑)

しかし、シフトの組み合わせなどは自分でどうすることもできないできません。

現実、筆者のように「嫌いな人を避けれるものなら避けたいけど、避けられない・・・・」という状況の人も多いでしょう。

やはり、嫌いな人を避けるだけでは根本的な問題は解決しませんから「嫌いな人に対する自分に意識を変える」「自分の足りない部分・スキル強化」が必要だと思うのです。

嫌なものは嫌。自分の感情や気持ちを素直に表に出す

先ほども触れた通り、意思表示ですね。

日本人は「嫌」という感情を出すのが苦手な人が多い傾向にありますが、人間ですから「嫌なこと」があって当然です。

「嫌です」という自己主張をしないでいると、嫌いな人にとっても、周囲にいる人にとっても、いつの間にか「都合の良い人」になってしまいます。

たとえば、学校のクラス内や職場にいる「長々と愚痴を言う面倒くさい人」が嫌いな人だとします。

その人に話しかけれた時、ノリを合わせて「そうなんだ」「〇〇はそう思ってるんだね」等と、気を使って話を合わせていませんか。

「悪口を言いたくない」「悪口を聞いていたくない」という自分の思いがあるなら、「ノリが悪い」と言われようと「私は悪口を言わないというポリシーがあるんです」と一言、場の雰囲気に合わせて言うだけでも変わります。

「好きなものは好き」「嫌いなものは嫌い」と、自己主張・意思表示を素直に表現すると気持ちが楽になりますし、「自分はこう思ってるんだ」と発言すると、意見が違う人は自然と離れていきます。

嫌いな人のどこが嫌いなのか、分析し、明確にする

上記の「相手に気遣いをせずに、自分の感情や気持ちを素直表現していいんだ」と思うだけでも気持ちが少し楽になりますが、同時進行で自分を高めるために、嫌いな人を嫌いになったきっかけ、嫌いになった理由を考えます。

嫌いになった人の性格や言動のどこが嫌いになったのか、自分が嫌いな人の特徴や属性などについて分析するのです。

嫌いな人のどこが嫌いなのか考えてみる

  1. 「〇〇さんが嫌い・・・」
  2. 〇〇さんの言動の中で「嫌」と感じる部分を挙げる
  3. 〇〇さんの言動が自分にどような影響があるか

嫌いな人が複数人いる場合は、自分が嫌いになる人の共通点を見つけると良いですね。

たとえば、筆者の場合「いつも自分の恋愛などの自慢話をする女」「聞いてもないのに恋愛ノウハウばかり話す女」が嫌いなのですが、総じて「マウンティング女子が嫌い」ということになります。

嫌いな人をラベリングすることで「マウンティング女子 対処法」で検索して、接し方のヒントを得ることもできますし、友人などに相談して解決策について相談することも可能です。

嫌いな人の特徴や属性を明確にすると、嫌いな人の攻略法を探すのが少し楽になりますよ。

嫌いな人に自分の気分を害されてないために、自分の内面を強化する

嫌いな人を見つけた時は「自分の弱点を克服する時」と決め、とことん嫌いな人、自分のな面と向き合い、納得できる自分の対応を見つけるというポジティブな回避方法です。

嫌いな人を利用して自分の内面を磨くなんて、逆に清々しいですし、感謝の気持ちすら芽生えるかもしれません。

「自分は〇〇な人が苦手」と明確になると、上記で紹介した通り、嫌いな人の攻略法を見つけやすい他にも、自分のどのような部分を強化すべきか、把握することもできます。

たとえば、実際に筆者は、真面目な性格だったので「相談があるんだけど」と友人に言われれば、何か力になりたいと思い、一生懸命、話を聞いていました。

しかし、話を聞き終え、一人になって考えていると「あれ、よく考えたら自慢じゃね?」となることが多かったんです(笑)

それに気づいてからは「わざわざ他人の自慢話を聞くために、自分の貴重な時間を使うのは勿体ない」という精神で、マウンティング女子に振り回されないために「リアクションの薄さ」を極め、マウンティング女子に対しては塩対応。(※試行錯誤の上、1番効果的だった)

「この人に自慢しても面白くない、気持ち良くない」と思われるような態度を繰り返していると、自然と、話しかけられなくなりました。

また、話しかけられたとしても自分の気分が悪くならないように「マウンティング女子の話を聞き流す」「自分の心を無にする」スキルも強化しました(笑)

相手を知るということは自分のことを知ることに繋がります。嫌いな人が自分の弱点を教えてくれるのです。

自分の弱点さえ強化してしまえば、また嫌いなタイプに出会った時も今までの経験やスキルを活かして接すれば良いだけなので、何度の経験するうちに気持ちが楽になりますよ。

実際に嫌いな人と関わって「影響を受けない自分」になる練習をする

自己分析をしているうちに、新しい自分の性格や自分の目標を見つけたり、身近な課題に気づかされることもありますから、嫌いな人の存在もある意味では大切なのかもしれません。

嫌いな人の攻略法がある程度把握し、自分の強化すべきスキルを見つけたら、次は実践です。

「嫌いな人からの影響を受けない自己実現のための修行」として、嫌いな人ではなく、自分に意識を集中するようにしていると、嫌いな人と過ごす時間も苦痛ではありますが、学びに繋がるのです。

嫌いな人と関わらないために実践することまとめ

本記事で紹介した嫌いな人と関わらないためにする事を、以下まとめました。

嫌いな人と関わらないようにする方法

  1. 嫌いな人が出没する場所、好む場所を避ける
  2. 必要最低言の会話や連絡先を控える
  3. 自分のプライベートな話を共有しない
  4. 嫌いな人には「嫌い」という意志表示をする

上記を実践するのは難しい場合は「嫌いな人に対しての自分の意識を変える」「嫌いな人から自分の弱点や強化すべきスキルを学ぶ」という視点にチェンジしましょう。

嫌いな人と向き合う、自分と向き合う方法

  1. 嫌いな人のどこが嫌いなのか、分析し、明確にする
  2. 嫌いな人に自分の気持ちを害されないために、自分の内面を強化する
  3. 自分の感情や気持ちを素直に表現する
  4. 実際に嫌いな人と関わって「影響を受けない自分」になる練習をする

嫌いな人が出来ると、普段の自分にはない感情や意識がうまれることがあります。

たとえば「自分って嫌いな人に対してめちゃめちゃ冷たいんだな」「人が変わったように無関心だな」等、自分の意外な一面を見つけるのです。(←筆者です)

「なんで〇〇さんに、言われて腹が立つんだろう」「〇〇さんの言われたことは、他の人が言われても嫌なこと?それとも自分特有で嫌なこと?」など、何でも自己分析の材料にしてしまえば良いのです。

嫌いな人がいても、自分の気持ちが左右されない強靭な心を手にいれて、完璧を目指しましょう。

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