恋愛依存症と恋愛体質は違う?恋愛依存症の原因や特徴、克服法を紹介

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生活がすべて彼氏(彼女)が中心になり、自分をどこまでも犠牲にしてしまう…なんて人がいたら要注意。

自分、もしくは友人がそんな様子で心配と思っている人は、恋愛依存症を疑ってみてもいいかもしれません。恋愛依存症は恋愛体質とはまたちょっと違うようです。

本記事では恋愛依存症について、原因や克服などを詳しく紹介します。

目次

恋愛依存症とは何?恋愛体質とは違うの?

恋愛依存症と恋愛体質は基本的に違います。

恋愛体質の人は人を好きになりやすく、恋人と別れてもすぐにまた恋人を作ります。恋愛を原動力にして生き生きするタイプの人はまさに恋愛体質と言っていいでしょう。

一方恋愛依存症とは、相手がいないと生きていけないと感じる人のこと。恋愛にハマりすぎて自分を見失っている状態です。

「自分の存在は相手がいてこそ」と感じ、生活の中心はすべて相手となってしまいます。その人がいなくなったら人生終わったも同然といった感じで、恋愛体質に比べて相手に対する依存度が重いのが特徴です。

恋愛依存症の原因として考えられること

恋愛依存症の人は相手がいないと生きていけなくなり、相手のちょっとした言動ですぐに気持ちが上がったり下がったりと情緒不安定な状態が続きます。

恋愛依存症と分かっていても抜け出せないなんて人は多いでしょう。

恋愛依存症になる原因として考えられるのは以下の3つ。

  • 幼少期に親に甘えられない環境だった
  • 自分のことが好きになれない
  • 過去の恋愛で苦い経験がある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

幼少期に親に甘えられない環境だった

恋愛依存症は幼少期の家庭環境と深く関係していると言われています。

たとえば母子(父子)家庭で育ったため親と長くいる時間が少なかったとか、放任主義でかまってもらえなかった、暴力的な親で怖かったという人。

家庭環境のせいで親に甘えることができなかったために、彼氏(彼女)に過度に求めて依存してしまうのです。

子供は親に甘えたいと思うのが自然で、それができるのが一番なんですけどね。

自分のことが好きになれない

恋愛依存症の人は自分に何かしらのコンプレックスがあり、自分に自信がない人が多いです。

自分のことが好きになれない分、誰かに愛されるのがものすごく特別のことのように感じます。

「こんな私を愛してくれる人は他にはいない」と思うので、その人に依存してしまうのでしょう。

過去に辛い経験がある

過去に辛い経験があるという人は、もう二度と苦い思いをしたくないという強い思いから、恋愛依存症になってしまうことがあります。

たとえば最愛の家族や友人を亡くしてしまったとか、大失恋をしたという場合、もうこんな苦しみを感じたくないと強く思うのは当然のこと。

寂しい、悲しい、辛いという経験を二度と感じないように、幸せになりたいという一心で、相手に依存してしまうのです。

自分は恋愛依存症かも?特徴に当てはまるか自己診断してみよう

自分は恋愛依存症かもしれないとどこかで不安を感じている人もいれば、まさか自分が…と思っている人もいるでしょう。

ここで恋愛依存症の人の特徴を挙げていきますので、自分が当てはまるかチェックしてみてください。

  • 彼氏と1日に何回も連絡を取らないと不安になる
  • 順調に付き合っていても不安が消えない
  • 休日は彼氏と会いたいから予定を入れない
  • 彼氏が不在中も料理や掃除をするなど尽くしたい
  • 彼氏が休日に友達と遊ぶのが嫌

では一つずつ見ていきましょう。

彼氏と1日に何回も連絡を取らないと不安になる

恋愛依存症の人は1日に何回も相手と連絡を取らない不安になります。

相手が今どこで何をしているのか、タイムリーに確認できないものなら「なんで言わないの?」と不安になったり、イライラしてくることもあるでしょう。

おはようからおやすみというまでの間に、何十回も連絡を取らないと気が済まないのは恋愛依存症の特徴です。

そのため束縛が嫌いな人は、気持ちが離れてしまうことがあります。

順調に付き合っていても不安が消えない

恋愛依存症の人は相手がいなくなるという不安感が強く、たとえお付き合いが順調でも、ふとした時に別れを想像してしまいます。

相手から「離れないから安心して」と言われても不安が消えることはなく、頻繁にそう言ってもらえないとダメなのです。

休日は彼氏と会いたいから予定を入れない

恋愛依存症の人は彼氏を何よりも優先するので、いつ会うことになってもいいように、休日は何も予定を入れません。

たとえ友達に誘われても「彼氏に予定を聞いてみるから待って」などと言って保留にしたり、とりあえずキャンセルしてしまうのです。

最悪友達と遊ぶことを決めた後に彼氏に誘われた場合は、友達との予定を断ったりもするでしょう。

彼氏が不在中も料理や掃除をするなど尽くしたい

恋愛依存症の人は相手にとにかく尽くします。

彼氏が仕事などでいない間も、せっせと買い出しに出かけては帰ってきた時の喜ぶ顔を想像して料理を作っておいてあげたり、部屋の掃除をしたり洗濯したり…。

いつの間にか相手の親役になってしまい、ダメ男を育ててしまうこともあるでしょう。

彼氏が休日に友達と遊ぶのが嫌

相手に言うか言わないかは別として、彼氏が休日に友達と遊ぶのが嫌という人も要注意。

「自分より友達が大事なんだ」と思ってしまい、彼氏の友達にさえも嫉妬します。

友達がいる人といない人なら、友達がいる人の方が信頼できていい気がしますが、自分以外と仲良くするのが正直言って嫌なんですよね。

恋愛依存症で辛い…どうやったら克服できる?少しずつ実践できる方法を紹介

恋愛依存症ですでに辛いと感じている人、私にもその気があるなと感じている人はどうしたらいいのでしょうか。

ここでは少しずつ実践できる克服法を紹介します。

過去と向き合って原因を知る

どうして依存的になってしまうのか、過去と向き合ってみるのは怖いけれど大切なこと。

もしかしたら「彼氏に親の役割まで求めていたのかも…」などと気づくことがあるかもしれません。

原因がなんとなくでも分かれば、そうなってしまった自分を受け入れてあげることができます。

彼氏のこともそのまま受け入れる

彼氏に「こうしてほしい」と求め過ぎてしまう人は、そのままの彼氏を受け入れてないことがあります。

自分だけが求めるのではなく、相手の意見も尊重しましょう。

彼氏の視点から見た「心地いい付き合い方」を話し合って、お互いに譲る部分を決めるのもいいですね。

自分を癒すことに時間とお金をかけてみる

「自分のことを愛せない人は他人をも愛せない」なんて言葉があります。

恋愛依存症の人は自分自身を犠牲にしてまで相手に尽くしてしまいますが、まずは自分自身を大事にすることが大切。

そのために、まずは自分を癒すことに時間とお金をかけてみましょう。

おしゃれなカフェで人の流れを観察するのも良し、1人でスパに行ってぼーっとするのもいいですね。

自分で自分を癒してこそ、相手にも安らぎを与えられるようになるでしょう。

隔週で友達と遊ぶなど自分のルールを決める

すべてを彼氏中心の生活にするのではなく、あえて隔週で友達と遊ぶなど、自分の中でルールを決めるのもおすすめ。

友達といる時間の楽しさや大切さを知ることで少しずつ自立できるようにもなるでしょう。

彼氏も毎回彼女が自分のところに来なくなることで少し不安になったりして、良い効果を発揮できることもありますよ。

趣味など夢中になれるものを探す

趣味など彼氏以外に夢中になれるものを探すのも大事。人に固執せずに自立することができます。

自分に自信をつけるために資格勉強などを始めてみたり、裁縫や絵など何でもいいので、好きなことを見つけてやってみましょう。

時間を忘れて没頭する何かを見つけられたら、ストレス解消にもなりますよ。

電話やLINEの数ではなく会った時の態度を重視する

恋愛依存症の人はいつも連絡を取っていたいという気持ちなりますが、電話やLINEの数だけでは人の気持ちをはかることはできません。

逆に言うと文章ではいくらでも嘘つける人もいます。

連絡する頻度が減った=好きではない、と考えるのではなく彼氏と会った時の態度で気持ちを判断するようにしましょう。

彼氏を信じてあげることも大事ですね。

恋愛依存症を克服して自立したカップルを目指そう

人を好きになることはとても良いことですが、恋愛依存症は健康的な恋愛に比べて気持ちが重すぎるのが問題です。

そこには自分に自信がなかったりと背景は人によって様々ですが、あまりにも重たいと相手も辛く感じてしまい、別れの原因にもなってしまうので要注意。

少しずつ恋愛依存症を克服して、長続きできる関係を築いていきたいものですね。

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