花が好きで、よく買うですが、数週間断つと枯れてしまい、なんだか切ない気持ちに。
「そういえばドライフラワーってオシャレだよな」と思って調べていたら、意外と簡単に作れる・飾れることがわかったので、最近はドライフラワーにハマっています。
本記事では、ドライフラワーの飾り方や作り方、ドライフラワーに向いている花、飾るときに注意点について、詳しく紹介します。
ドライフラワーの飾り方・全部百均で揃うから初心者でも簡単!
ドライフラワーの飾り方は、以下の通りです。
- マスキングテープで壁に貼る
- クラフト紙や英字新聞と一緒に飾る
- 紐やクリップを使って逆さに吊るす
- ガラスの瓶に入れて飾る(片付けもラク)
- 飲み物などの空き瓶を利用する
- 天井からワイヤーで吊るしてぶら下げる
- 試験菅に入れて飾る
- 照明、電飾と一緒に飾る
以下、参考例としてAmazonや楽天市場から購入できる製品を紹介します。
100均と比較して、より自分が気に入ったものを選んでくださいね。
マスキングテープで壁に貼る
ドライフラワーを飾る方法として、1番簡単な方法です。
束にして飾るのは難しい(重さで落ちる可能性がある)ので、1本1本分けながら、花の茎の部分にマスキングテープを張り、壁に飾りましょう。
壁に穴をあける必要もないので、賃貸でも安心して飾ることができます。
マスキングテープのなかでも、茶色や黒、白といったナチュラルでシンプルなカラーがおすすめ。
ドライフラワーにした草花は、色が抜けてグレイッシュなトーン(地味めで渋い色)になるので、ビビッドなパキッとしたマスキングテープを使うと、せっかくのドライフラワーのナチュラルさが半減してしまいます(これは好み)。
クラフト紙や英字新聞と一緒に飾る
クラフト紙と一緒にドライフラワーを飾ると、ナチュラル感が増して可愛いです。
たとえば、壁の直接マスキングテープでドライフラワーを張るのではなく、まずクラフト紙や英字新聞にドライフラワーを張って、その紙を壁に貼る感じ。
紐やクリップを使って逆さに吊るす
「ドライフラワーといえば」な飾り方ですね。
百均で麻紐と、木製クリップ、画鋲を買えば、自分の好きな壁にドライフラワーを飾ることができます。
たとえば、洋服をかける場所や、ピクチャーレーンなどを利用するのもオシャレかも。
1本1本、別々で飾るのも可愛いですが、花束にして「スワッグ」として飾るのも可愛いです。
ガラスの瓶に入れて飾る(埃も入らない)
ガラス瓶にドライフラワーを入れて飾ると、ホコリもかぶらないので、より綺麗に保管・飾ることができます。
百均のキッチン売り場に行けば、可愛いガラス瓶があるでしょう。
サイズも豊富なので、自分に合うものが見つかるはず。
飲み物などの空き瓶を利用する
「わーこの容器可愛いな、捨てるの勿体ないな」という容器に出会うことってありますよね。
そうったものを利用して、ドライフラワーを飾るのも可愛いでしょう。
たとえば、コストコやカルディーでも買える「マルティネリのリンゴジュースの空き瓶」で飾ると、とっても可愛いんですよ。
296mlで「ちょっと大きいけど、片手で持てるかな」くらいのサイズ感です。
瓶が可愛いから、瓶目当てで買う人が多いんだとか(中身も100%りんごジュースで美味しい)。
天井からワイヤーで吊るしてぶら下げる
天井からワイヤーを使って吊るすのもオシャレですよね。
ただ、ひっかける部分がついている画鋲もしくは通常の画鋲に麻紐で輪を作ってひっかけて、S字フックで吊るせば出来上がり。
空中で、ドライフラワーがゆらゆらしていたら、素敵です。
試験菅に入れて飾るとアンティーク調になる
最近の百均って、アンティーク調の可愛い雑貨が売ってるんですよね。
壁ではなく、棚などに飾りたい場合には、試験菅などを利用すると、雑貨屋さんみたいで可愛いです。
デザイン性の高いものが欲しいとなら、2,000~3,000円くらいにはなりますが、ネットやニトリを検討すると良いかも。
照明、電飾と一緒に飾る
誕生日やクリスマス時期になると、単三電池を入れたら光る電飾がお店でも売られます。
その簡易的な電飾と一緒にドライフラワーを、棚の上などを飾ると可愛いです。
ただ、ドライフラワーをポンっと置いている付近に電飾を置くだけなんですけどね。
ちなみに、100均ではないのですが、毎年冬が近づくと「スリーコインズ」に丸型や星型の電飾が売られるので、そういったものと一緒に玄関に飾ると、いっきに華やかになります。
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ドライフラワーを飾るときに注意したいこと
ドライフラワーを飾るときに注意したいことを紹介します。
買ってきた当日、もしくは2、3日以内にはドライフラワーにする
花を買ってきて、すぐにドライフラワーにするのは、なんだか寂しい気持ちになるのですが、花を十分に楽しんでからでは遅いです。
ドライフラワーにすると水分が抜けて、花の色が多少悪くなるので、タイミングを逃すと「ただの枯れた花」になる可能性が高いです。
綺麗なドライフラワーを作りたいなら、買った当日にドライフラワーにするのがベスト。
花が完全に開花していない場合、開花の様子を見ながら、2~3日以内にはドライフラワーにしましょう。
直射日光があたる場所や湿気の多い場所は避ける
花に直射日光があたると、花が変色する可能性があります。
また、ドライフラワーは乾燥させて作るものなので、高温多湿の場所では、綺麗なドライフラワーになりません。
風通りがある場所やエアコンの下などに吊るすと、乾燥しやすく、綺麗なドライフラワーに仕上がります。
扇風機やドライアーで乾燥させる方法もありますが、花びらの形にクセがついたりして、ちょっと大変かも。
風水にとらわれ過ぎない、手入れをしながら好きなところに飾ろう
風水によれば「枯れた花」「死んだ花」を室内に置くのは、あまり運気に良くないらしいです。
風水をそこまで信じていない人でも「運気が下がる」と言われると、なんとなく気になりますよね。
しかも、風水的にドライフラワーを飾る場所として向いていないのは「玄関」「トイレ」「寝室」「居間」・・・。
個人的には「じゃあもう飾りたい・飾れる場所が無いんですけど!?」という感じ。
常日頃、日常的に風水を気にしているならあれですが、ドライフラワーに限って、風水に敏感になるのもおかしいなと思うので、私は気にせず「自分が飾りたい」と思う場所に飾ることにしています。
正直、ドライフラワーを見て、自分が癒しを感じるところに飾ったら良いのではないでしょうか。
ドライフラワーの作り方・簡単3選
そもそもドライフラワーは、わざわざお店で買わなくても、自分で簡単に作ることができます。
ドライフラワーを簡単に作る方法は、以下の3パターンです。
【ドライフラワーを簡単に作る方法】
- エアコンの下などの乾燥しやすい場所に、ただ吊るす
- フラワーベースや花瓶に少量の水を入れて、放置する
- 瓶のなかにお菓子などについてくるシリカゲルと花を入れて放置する
ドライフラワーにするときは、特別なにか手入れが必要というわけではありません。
先ほど説明した通り、場所さえ気をつけて放置していれば、ドライフラワーになります。
エアコンの下などの乾燥しやすい場所に、ただ吊るす(ハンギング法)
乾燥しやすそうな場所ならどこでも良いので、部屋のなかで1番湿気がなく、乾燥しやすそうなところに、花を逆さにして吊るしましょう。
約1週間から2週間ほどかかりますが、自然乾燥するのを待つだけなので、かなり気軽に挑戦できます。
複数の花を吊るすときは、束にしていると乾燥しづらいので、できれば1本ずつ放して吊るしてくださいね。
ちなみに、花を逆さに吊るす理由は、枯れる途中に花の首が折れないようにするためです。
特に、花が大きく茎が柔らかいものだと、花の重さによって、だんだん花が下を向いて、なんか残念な感じになるのから、それを防止するため。
フラワーベースや花瓶に少量の水を入れて、放置する(ドライインウォーター法)
フラワーベース(つまり花瓶)に少量の水を入れて、放置しておくと、少しずつ水分が蒸発して、ドライフラワーになります。
ただ上記でも触れた通り、花が大きいものや茎が細いものだと、花がおじぎしやすいので(夏が終わったヒマワリみたいな)、この方法は向きません。
カスミソウなどのふんわり感を残したい花におすすめです。
容器のなかにシリカゲルと花を入れて放置する(シリカゲル法)
シリカゲルとは、せんべいなどのお菓子の袋に入っている粒々です(食べちゃダメなやつ)。
シリカゲルを大きな瓶や容器の中に入れて(タッパーなどでもOK)、ドライフラワーにしたい植物を入れると、1週間ほどでドライフラワーになります。
シリカゲルが乾燥を助けてくれるし、容器に入れて保管することで花のかたちを綺麗に残すことができます。
「花の形を変えたくない」というときにおすすめです。
【失敗したくない人必見!】ドライフラワーにおすすめな花とは?
簡単に作れるドライフラワーですが、ドライフラワーに向いていない花もあります。
ドライフラワーに向いている花は「もともと水分が少ない花」です。
たとえば、以下のような花がおすすめ。
【ドライフラワーに向いている花】
- ユーカリ(緑)
- ミモザ(黄)
- カスミソウ(白)
- ラベンダー(紫・青)
- カモミール(白)
- スターチス(紫・青・ピンク・白)
- ビオラ(紫)
- 千日紅(紫)
- ミナヅキ(赤)
- エリンジウム(紫・形が可愛い)
- ケイトウ・セロシア(赤)
定番といえば、ユーカリとミモザ。緑と黄色の配色が素朴で可愛い組み合わせです。
またスターチスなどは年中、花屋さんにいけば、用意してもらえる身近な花なので、季節に合わせて花を選ぶと良いですね。
【まとめ】意外と簡単!さっそくドライフラワーを飾ろう
「ドライフラワーってオシャレだけど、なんか難しんでしょう?」みたいな先入観がありましたが、調べて実際に作ってみると、かなり簡単。
特に秋の季節はドライフラワーにすると可愛い花が多いので、ドライフラワーが気になっている人は、挑戦してみてはいかがでしょうか。