私は雑貨や文房具収集が好きで、以前までは、あれこれ捨てれずに残しておくタイプの人間でしたが、断捨離に目覚めてからは、捨てることが大好きな人間になりました。
断捨離すると、物への執着心から解放されて、気持ちもラクになります。
本記事では、初心者でも簡単に実践できる断捨離のコツや断捨離がスムーズに進む流れなどを紹介します。
初心者でも簡単に実践できる・断捨離のコツとは
初心者でも簡単に断捨離できるコツは、以下の通りです。
【断捨離のコツ】
- 一つ新しいものを買ったら、一つ古いもの・使わないものを捨てる
- 使わないものは、メルカリで売る・捨てる
- 「無くしたり、壊れたりしたら同じものを買うか」考えてみる
- 人に見られたくない物・服は捨てる
- 貰いものでも使わないものは捨てる
- 捨てたくないものは、捨てなくても良い
それぞれの項目について、説明します。
断捨離のコツ1|1つ新しいものを買ったら、1つ古いものを捨てる
たとえば、新しい服を1着買ったら、古い洋服を1着捨てる。
もしくは、1年以上着ていないものを捨てるとか、自分なりのルールを決めます。
このように、普段から物が増えるのを防止しておくと、断捨離がラクになるのでおすすめ。
おそらく今あるもので満足できないから、何かを購入しているわけだから、こんまり先生で言う「ときめかないもの」は捨てるのです。
これをサボると、また断捨離するのが大変になります。
あとあと自分がラクするために「一つ買ったら、一つ捨てる」これを習慣化するのが大事。
断捨離のコツ2|使わないものは、メルカリで売る・捨てる
「使わないんだけど、捨てるのが勿体ない」と思うことありますよね。
そういうときは、メルカリなどのフリマアプリや買取業者に売りましょう。
自分にとっては不要なものでも、誰かにとっては必要なものかもしれませんからね。
でも、売れなかったら、自分で処分します(一度、手放すと決めてるんだし、ここは迷わず捨てる)。
たとえば、メルカリを使うなら「1か月売れなかったら捨てる」など、期限を設けるのが断捨離のコツです。
他にも、自分の目に入るところに置いて、自分が1か月、それを手にしなかったら捨てるとか。
ちなみに、私は「手放したい」と思ったら、すぐに目の前から無くなった方がすっきりするので、新しいものでも積極的に捨てます。
断捨離のコツ3|「無くしたり、壊れたりしたら同じものを買うか」考える
自分にとって必要なのか、不要なのか、判断するのって難しいけど「無くしたり、壊れたりしたら同じものを買う」というものは、自分にとって必要なもの。
でもそうじゃないものは、自分にとって「なくても良いもの」です。
自分にとって不要要素が強いものの管理、それに対して「ああ、使わないと勿体ない」「これどうしよう」みたいな気持ちになることすら、ちょっと面倒じゃないですか。
「無くてもまた欲しい」に該当しないものは、処分してしまうのが断捨離のコツです。
私は「災害にあったときに、これを持っていきたいかどうか」という思考で断捨離をすることもあります(無人島にも持っていきたいかどうか、とか)。
断捨離のコツ4|人に見られたくない物・服は捨てる
たとえば、自宅に友人がきて、見られたくないくらいに汚れていたり、壊れているもの。
「この服を着てるときは人に会いたくない」と思うような服などは、断捨離しましょう。
自分の好きなものや気に入っているものであれば、むしろ人に見てほしいと思うはず。
人に見られたくないということは「気に入っていない」と判断することができます。
自分が気に入っているものや好きなもの以外は、断捨離の対象です。
断捨離のコツ6|貰いものでも、自分が使わないものは捨てる
人から貰ったものって「相手に申し訳ない」という気持ちが働いて、捨てづらいですよね。
たとえば、子どものおさがりの洋服とか玩具、お土産の置物、誕生日に貰った雑貨、おすそ分けのおかずや果物・・・。
おそらく、優しい人ほど捨てられないかもしれません。
しかし、断捨離する上では「自分が使いたいかどうか」「気に入っているかどうか」が大事です。
貰ったものでも1年以上使わない、見るたびに「どうしようか」と悩んでいるものは捨てましょう。
ちなみに、私もよく祖母が「食べないからあげる」色々くれたり、家族が洋服のおさがりをくれることがありますが、自宅に帰ったら「ごめんなさい」と言って捨てています。
でもそれで良いんです(私が受け取った時点で、物の役割はもう果たされていると思うので)。
断捨離のコツ7|捨てたくないものは、捨てなくても良い
たとえば、コレクションや思い出のある物で、普段使わなくても「これを持っているだけで幸せ」と思えるものは、無理に捨ている必要はありません。
使わなくても、自分が持っていることで幸せを感じられるなら、自分にとって必要なものです。
コレクションや思い出の品を断捨離できるようになるには、ある程度の経験値が必要なので。
断捨離のやり方・断捨離がスイスイ進む流れ
断捨離がスイスイ捗る流れは、以下の通りです。
【断捨離の流れ】
- 冷蔵庫の中・ストック用品の中など台所周り
- 洗面台の下やコスメ用品
- 洋服・タンス・クローゼット
- 書類・本
- 雑貨や小物類
- 思い出・アルバムなど
それぞれの項目について、断捨離のやり方・コツを紹介します。
断捨離ステップ1|冷蔵庫の中・ストック用品の中など台所周り
食品関連のものには、賞味期限や消費期限があるので「期限が過ぎているものを捨てるだけ」です。
自分が決めなくても、既にルールが存在しているので、捨てやすいはず(しかも健康に関わる)。
ちなみに、冷凍庫で保存しても「食品の劣化が止まる」わけではないので、大体1か月たったものは捨てましょう(物によるけど)。
私は胃腸が弱いので、消費期限や賞味期限が過ぎたら、捨てます。
断捨離ステップ2|洗面台の下やコスメ用品
コスメにも使用期限があるので、開封済みのもので、期限が過ぎたものは捨てましょう。
使用期限を守らないと、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。
目安は以下の通り。
【化粧品の使用期限目安例】
- リキッドファンデーション(半年以内)
- パウダーファンデーション(1年以内)
- マスカラ(3か月以内)
- ペンシルアイライナー(1年以内)
- リキッドアイライナー(3か月以内)
- リップ(1年)
大体コスメの裏側に書いているので、それを見て、正しく使用してください。
開封日を忘れてしまうので、マスキングテープに開封した日を書いて、化粧品に貼っておくと忘れずに済みますよ。
ちなみに、たまりがちな試供品も、私は捨てます(なかなか使う機会がないので)。
断捨離ステップ3|洋服・タンス・クローゼット
先ほど触れた通り、「人に見られたくないもの=自分のお気に入りではないもの」を目安に、洋服を断捨離していきましょう。
おすすめは、日ごろから「ハンガーは30本まで」など、保管する容量を決めておいて、そこから洋服がもれた場合は断捨離する、と決めること。
たとえば、2週間分のコーデを考えるなら、多くても大体30着くらい、それにプラス季節の羽織やダウンが10着程度と考えると、ハンガーの必要本数は40本くらいでしょうか。
洋服をハンガーにかけると、自分がどんな服を持っているのか、すぐに目で見てわかるので、同じようなものを買うのも防ぐことができるはず(よって物が増えない)。
断捨離ステップ4|書類・本
書類や本の場合「説明書」「保証書」「契約書関連」など、分ければ分けるほど、使うときに便利です。
保証は大体1年で切れてしまうものが多いので、購入から1年経ってしまったものは断捨離しても良いでしょう。
また、取り扱い説明書も最近では、ネットで検索すれば出てくるので、説明書関連も思い切って捨てても良いかもしれません。
ちなみに、私はスマホを契約するときに貰う書類など、いかにも大事そうで捨てられなかったのですが、それも、マイページなどで契約内容を確認できるので捨てました。
本は、1年以上、手にとらないものならば断捨離しましょう。
もしくは「10冊まで」と決めて、自分にとって大切な本のみを残すのもアリ。
断捨離ステップ5|雑貨や小物類
雑貨収集が好きな人の気持ち、よくわかります。
おすすめな方法は、一つ「雑貨の箱」を用意して、それからものを断捨離する方法です。
他にも、雑貨や小物を自宅のインテリアとして飾っている(放置している)場合、ホコリがかぶるくらい手入れしていないものは断捨離しましょう。
そいいうものって「ただ、なんとなく置いている」だけなんですよね。
気に入っているものなら、手入れするのが楽しいはず。
小物や雑貨を処分すると、その分、掃除のときに「移動させたり、持ち上げる手間」がなくなって、掃除のハードルが下がります。
断捨離ステップ6|思い出・アルバムなど
たとえば、写真。写真ってたくさんたまりますよね。
たくさんある写真は、行事ごとにベスト3くらいの写真を選んで、あとは捨てる。
他にも、最近では、スマホで撮った写真を1冊の冊子にしていくれる業者があるので、写真をスマホで綺麗に撮影して、1冊の薄い本に整理し直すのもおすすめです。
思い出の品の場合もそのようにして、スマホで写真を撮って、写真でいつでも見返すようにすれば、断捨離も捗ります。
ただ、断捨離が苦手な人は、思い出の品を断捨離するのは難しいので、無理する必要はないでしょう。
断捨離すれば心も軽くなる、まずは自分のできるところから始めよう
断捨離すればするほど、いらないものに対する意識がなくなり、自分の好きなものへ意識を集中することができるので、気持ちも軽くなります。
また、掃除や手入れもラクになり、時間が増えたり、好きなもので囲まれて暮らす楽しさを味わうことができます。
一度、身軽になってしまえば、断捨離の楽しさがわかるはず。
まずは自分の手がつけられそうなところから、断捨離をはじめてみましょう。