イングリッシュカンパニーの上級者向けコースを徹底解説!ビジネス英語がペラペラになる?口コミやレッスン内容、効果をチェック

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イングリッシュカンパニー上級者の口コミ、内容、効果について

イングリッシュカンパニーは、株式会社スタディーハッカーが運営するコーチングスクール。

主にビジネスパーソンに向けてのコースを開講していて、2018年2月に「人を説得するためのビジネス英語」を習得するグループトレーニングとして上級者向けコースをスタートしました。

本記事ではイングリッシュカンパニー上級者向けコースの概要や具体的なレッスン内容、体験者の声、口コミを紹介していきます。

目次

イングリッシュカンパニーの上級者向けコースの基本情報

イングリッシュカンパニーは科学的根拠のあるコーチングが受けられるスクールとして定評があり、その基盤となる学問が「第二言語習得研究」です。

第二言語習得研究による言語習得プロセスは「語彙・文法」「読む力・聞く力」「話す力・書く力」の三段階分かれます。

上級者向けコースでは「話す力・書く力」にフォーカスして、カリキュラムを構成しているのが特徴。

学習者がすでに蓄積している知識を、実践的な英語力に変えることを目指しています。

以下、イングリッシュカンパニー上級者向けコースの基本情報を表にまとめました。

上級者向けコースの基本情報
レッスン形態少人数(最大4名)
回数1回120分のレッスンを週1回
期間・料金
(税込)
3か月/242,000円
入会金:55,000円
教材オリジナル、市販教材
公式https://englishcompany.jp

*上級者向けコースはオンラインでの受講も可能です。

なお、イングリッシュカンパニーのスクール全体の情報に関しては以下の記事を参考にしてください。

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対象者|仕事で英語を使う必要がある人など

上級者コースの対象者は以下の通りです。

  • TOEICで800点程度、または同等の英語力がある人
  • 英語のリーディングやリスニングはある程度できるが、スピーキングやライティングに課題がある人
  • ビジネスシーンで通用する英語力を身につけたい人

受講者は30〜40代のビジネスパーソンが多数。

実務で英語を使っているけれど、日常的なコミュニケーションに課題がある人や、上司や取引先の相手が外国人になって、英語を使わなければいけない環境になった人などが受講しています。

レッスン・期間|2カ月/1回120分のグループトレーニングを週1回

上級者向けコースは週1回、120分のグループレッスンを2ヶ月受講するコース(全8回)です。

コーチングスクール としては少数派のグループ形式で、最大定員は10名。スタジオによっては5名のところもあります。

レッスンの開講スタジオや具体的なスケジュールに関しては、公式サイトを参照してください。

プログラム内容|自習用教材サービスや進捗サポートなど

上級者向けコースのプログラム内容は以下の通り。

  • グループトレーニング)1回120分/週1
  • トレーニングスペース利用
  • 自宅トレーニング進捗サポート
  • 自習用教材配信サービス(EC Prime フィードバックプラン)
  • オリジナル教材

毎日の課題や学習法はそれぞれ異なり、自習用教材などで学習をしながら進捗サポートを受けることができます。(詳しくは「特徴」で後述します)

料金|受講期間3か月(1回120分/週1回)で税込242,000円

イングリッシュカンパニーの上級セミパーソナルコースの料金は、以下の通りです。

スクロールできます
受講料内容
上級
セミパーソナル
コース
240,900円・受講期間3か月
・1回120分/週1回
・オンライン受講のみ

(税込価格で表示)

イングリッシュカンパニーの上級者コースの料金は、3か月で242,000円(税込)。

たとえば、他の英会話レベルだと、初心者コースで3か月544,500円、中級者で2か月220,000円くらいなので、上級者向けコースは英会話レベル別コースの中では安い方です。

一般的なコーチング英会話と比較した場合、3か月で大体50万円近くすることを考えると、なかなか手頃な価格ということが分かります。

上級者向けコースの特徴

ここではイングリッシュカンパニー上級者向けコースの特徴について説明していきます。

ビジネスシーンでの説得力を身に付けられる

外国人の取引先相手や上司と楽しくおしゃべりできたとしても、それだけではビジネス英語が使えるとは言えません。

イングリッシュカンパニーは、プレゼンテーション、商談、会議などのビジネスシーンで、相手を説得するための英語をビジネス英語と定義しています。

上級者向けコースでは、レッスンを通じてビジネスで起こりうるさまざまなシーンに対応できる「人を説得できる英語力」を身に付けることが可能です。

英語と日本語の説得方法の違いを意識して話せるようになる

人を説得する手法は日本と英語圏で大きな違いがあります。これはコミュニケーションのスタイルが日本と英語圏では違うため。

相手の意見に「なぜ?」と返すことで、相手に対する関心を示すのが英語でのコミュニケーション。

英語で人を説得するには、「なぜ?」を解決するための「理由と意見」が常にセットでなければいけません。

普段から「なぜ?」をよく使う英語圏の人に比べ、共感ベースの日本人は理由を話すことが苦手な人が多い傾向にあるようです。

上級者コースでは、自分の意見を補強する理由がどんどん出てくるように、さまざまなアクテビティを通してトレーニングをします。

論理展開の型を覚える

第二言語習得研究の見地では、スピーキングのプロセスは3つあるとしています。

  1. 自分の言いたいことをまとめる(概念化)
  2. 文法のルールに沿って文を作る(言語化)
  3. 正しい発音で音を出す(調音)

前項で触れたように、英語で人を説得するには自分の意見と理由が必要。つまり、説得するための大元のプロセスは概念化です。

上級者コースでは、定型文の暗記やシチュエーション別の反復英会話レッスンといった、言語化や調音にあたるレッスンはほとんどしません。

概念化を重視したトレーニングを行い、理由と意見を同時に述べるためのロジックの型をたくさん学びます。

ロジックの型をしっかりと学び、落とし込んでいけば、どんなシチュエーションでも常に「理由+意見」で話すクセをつけることができるのです。

週1回トレーニング内容をまとめられたものが配信される

上級者向けコースでは、週1回の学習進捗サポートをLINEで受けることができます。

サポートの内容は以下の3つです。

  • レッスンのおさらい
  • レッスンのポイント
  • 次回までのホームプログラム(自主学習)

中級者コースでも学習進捗サポートを受けられますが、クラス全員と共有するメーリングリストを使うところが上級者コースとの違い。

上級者向けコースは一人一人と個別でコミュニケーションを取り、レッスン外でもキメ細かいサポートが期待できます。

自習用教材配信サービスを利用できる

上級者向けコースでは、自習用教材配信サービス「EC Prime」のフィードバックプランを利用できます。

EC Primeでは、ボキャブラリーやリスニング、リーディングの学習が可能。

リスニングでは音声を再生しながらシャドーイングの録音ができ、月に10回まで専任トレーナーからのフィードバックを受け取ることができます。

アウトプットが少なくなりがちなグループレッスンでも、一人一人の課題を洗い出し、解決できるような仕組みになっているが特徴です。

ネイティブ講師のライティング添削を受けられる

上級者向けコースでは、「プロセスライティング」というトレーニングが毎レッスンの後半に組み込まれていて、ネイティブ講師から添削指導が受けられます。

プロセスライティングの添削は、間違えているところを赤字で修正する、といったものではありません。

たとえば、「冠詞はこれで大丈夫ですか?」、「この場面では別の表現を使ったほうがいいかも」とヒントを出すようなスタイルです。

その後、添削されたものを生徒が書き直して、またネイティブチェック。

答えを教えるのではなく、生徒自身の力でエッセイを書き上げるようになっています。

上級者向けコースのレッスン内容

上級者向けコースのレッスンでは、主にスピーキングの「概念化」を鍛えるアクティビティが数多く用意されています。

ここでは例を挙げながら、レッスンで行われるアクティビティの一部を紹介していきましょう。

Comparison Game

Comparison Gameは一つのトピックに対し、複数の理由を瞬時に引き出すためのトレーニングです。

まず、対になる2つのお題が出されます。

たとえば「お昼ご飯は一人で食べるほうがいいか、同僚と食べるほうがいいか」。

生徒はふたり一組でどちらかの意見に分かれて、次々と日本語で理由と意見を言っていきます。

(例)お昼ご飯は一人で食べるほうがいいです。なぜなら、一人になって午前中の自分の仕事をゆっくり振り返りたいからです。
(例)お昼ご飯は同僚と食べるほうがいいです。なぜなら、同僚とのランチは貴重な情報交換の時間になるからです。

このような「意見+理由」をできるだけたくさん交換して、今度は英語で同じことをやります

(例)”A is better, because〜(Aのほうがいいです。なぜなら〜)”

(例)”B is better, because〜(Bのほうがいいです。なぜなら〜)”

このトレーニングは、自分の意見を補強する理由を瞬時に出せるようになることと、ロジックを組み立てる型を身に付けることが目的。

実際にやってみると、日本語でもなかなか難しく、論理的思考力にも良い影響がありそうです。

Why Game

Why Gameはパートナーの意見に対し、最低3回の「why?(なぜ)」を投げかけて、理由を深掘りしていくアクティビティ。

こちらも日本語と英語両方で行います。
たとえば「お昼ご飯は一人で食べるほうがいいです。なぜなら、一人になって午前中の自分の仕事をゆっくり振り返りたいからです。」に対して、こんな風に深堀します。

(例)”なぜ家に帰ってから振り返らないのですか?”

→”なぜなら、家では自分の時間を楽しみたいからです。”

初めのうちは、何度も「なぜ?」と聞かれると、だんだん理由が苦しくなってくるはずです。

しかし、無理やりにでも理由をひねり出すことがこのトレーニングのポイント。

トレーニングを積み重ねることで「人を説得するために文章を組み立てる」思考回路が頭の中に出来上がってきます。

Guessing Game

Guessing Gameは、一つの単語を別の言葉で説明するゲーム。

たとえば、「banana(バナナ)」を説明する場合で考えてみましょう。

ポイントは大きい要素(General)から小さい要素(Specific)に向かって説明すること。

(例)【General】”It’s a food.(それは食べ物です。)”

【Specific】 “It’s a fruit.(それは果物です。)”

GeneralからSpecificに向かって話すトレーニングをすることで、物事をわかりやすく説明することができるようになります。

上級者向けコース体験者の声まとめ

上級者向けコースを実際に体験した人の声をまとめてみました。

  • ビジネス英語を短期間で身に付けるには価値が高い内容だった。
  • 受講生のレベルが非常に高く、他の参加者からかなり刺激をもらいました。
  • 日本語と英語のコミュニケーションの違いを根本から説明してくれたので、より実践的な力がついた。
  • Why Gameなどのおかげで説得力が上がり、仕事で評価されて嬉しかった
  • ロジックの型が身に付けられたので仕事に活かせると思う
  • 決して楽しい雰囲気ではなかった。
  • 為にはなったが、レベルが高いだけにとにかくハードでした。

受講者はTOEICで高得点を取得済みの人も多く、基礎ができているため、レッスンで高い効果を感じたと言う人が多い印象です。

英語の点数は良いのに話すのが苦手という人には特におすすめ

イングリッシュカンパニーの上級者向けコースは、「どのように言うか」ではなく「何を言うか」にフォーカスするレッスンを提供しています。

すでに英語のインプットを十分してきている人であれば、かなりの効果が期待できるでしょう。

TOEICで800点前後取っているのに、英語を話そうとしたら頭の中が真っ白になってしまうというような人には特におすすめです。

興味のある人は、まず無料体験から始めてみてはどうでしょうか。

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