気付けばどんどん増えていく服。ありすぎてクローゼットが閉まらない人、買っているわけではないのに捨てられない服が多い人もいます。
そもそも何枚くらい服を持っているのが普通なのでしょうか。
今回は女性の服の平均枚数と実際何枚あればやっていけるのか、服の捨て方・見極め方などを紹介します!
女性の服の平均枚数はどのくらい?
男性に比べ、アパレルショップが格段に多い女性服。
自分では持っていないつもりでも枚数を数えると実は多かったり、クローゼットでは収まり切らずにタンスが外に出ている人もいるでしょう(私もその一人)。私って服ありすぎなのかな?と思うことはよくあります。
10代、20代、30代、40代など世代にもよるが150~200枚
女性の服の平均枚数は150~200枚。200枚以上あれば多いほうです。
年齢が上がるにつれて服の所持枚数は減っていく様子。
40代、50代の女性をメインに行ったアンケート調査によると、平均所持枚数は65着だったそうです。(参考:株式会社デファクトスタンダード)
持っている服の3分の1は着ない服
平均枚数は200枚近いのに、そのほとんどが着ない服と答える人が多いのも事実。
実際によく着る服は3分の1程度だそう。宝の持ち腐れなのか、単に使えない服ばかりなのか…。とりあえず持っておく、もしくは持っていることすら忘れてたというケースが大半です。
服は何枚あればいいの?ワンシーズンで何着が理想?
何枚あればやっていけるのかは価値観の違いにもなりますが、ここからは一般的に言われている理想の服の枚数を紹介します。
100枚以下が理想
平均は150~200枚、でもそのうちの3分の1は着ていない服となれば、あればなんとかなる枚数は100枚以下。もっと詰めれば60枚前後で足りる人も多いんです。
そのため最高でも100枚あればOK。上限枚数を100として考えていきましょう。
ワンシーズンに必要な枚数は1週間コーデを考えるとイメージしやすい
トータル枚数ではなく、ワンシーズンごとで必要な枚数を出してみるのもあり。
まずは春夏秋冬それぞれの服を引っ張り出して、1週間コーデを考えてみます。
トップス7枚、ボトムス7枚、それにアウターを合わせれば完成です。たまにはワンピースを挟むにしても、そこまで多い枚数にはならないでしょう。
1週間コーデ分が整えば、そのローテーションでワンシーズンいけます。
服の枚数を減らす方法、上手く服を断捨離するには?
最近はミニマリストや断捨離というワードもあり、物は持たないほうがいいと言われる時代。ただ捨てる判断が難しく、一番断捨離に時間がかかるのが洋服部門です。
上手く服の枚数を減らす方法をチェックしていきましょう。
まずは全部服を出して枚数を確認、シーズンごとに分けてみる
まずは自分が持っている服を全部出して、枚数を把握します。先ほど言ったように、100枚以下にするのが目標。
この時、シーズンごとに服を分けて置くと見やすくなりますよ。
全然着ていない服を横に分け、着回しできない物から捨てる
出した服の中から、全然着ていない服を横に分けます。
全然着ていない、の判断は人によりますが「1年以上使ってないもの」は対象です。「1年以上使っていない=これからも使わないであろう」と判断するのが賢明。この段階で山積みになる人も結構多いはず。このアイテムたちが捨てる候補になります。
今度はこの中から着回しがきかないものをピックアップしましょう。
着回しがきかないというのは、ワンパターンになってしまう服のこと。個性的なシルエットのものや柄もの、ワンピースなんかは当てはまりそうですね。「この服の時に合わせられるのはこれしかない」となるものです。ベーシックなアイテムを残して、こういったワンパターンになるものを減らすのがベスト。
ただ毎日こういったものが着たいという人なら、ベーシックなアイテムを捨てる必要があります。
逆にいうと春~秋までいける3シーズン物の服は着回しがきくものなので、取っておきましょう。
年齢に見合わない服、着ないけど思い出深い服は捨てる
服の断捨離で必要なのは、年齢に見合わない服や思い出深い服を捨てる勇気。
特に年齢を重ねるにつれ、好きな服と似合う服が変わってくるので注意です。思い出深い服に関しては、写真に収めて卒業するのがいいでしょう。
捨てるか迷ったら第三者に判断してもらう
これってまだ着れるのかなと悩んだ場合は、家族や友達など第三者に判断してもらうのがおすすめ。自分だけの思い込みもあるので、客観的に判断してもらいましょう。
100着以下になればOK、まだ多い場合はあまり着ていない服を見極める
全然着ない服を捨ててもまだ100着以上ある場合は、あまり着ていない服の中から捨てる物を見極めます。
ここでも着回しがきかないものを優先で捨てましょう。
残したアイテムをリストアップしておく
残したアイテムは、リストアップしていつもチェックできる状態にしておくのがおすすめです。
持っていることを忘れて似たような服を買う防止策にもなります。
紙にずらっとアイテムの名前を書いて、簡単にイラストを加えておくとわかりやすいです。クローゼットやタンスの見える位置に貼っておくといいでしょう。
どうしても捨てられない人は洋服預かりサービスを利用するのもあり
もはや断捨離でもなんでもないですが、どうしても捨てられないなら洋服預かりサービスを利用して、無理矢理クローゼット内をすっきりさせるのもありです。
洋服預かり・クリーニング保管サービスが便利すぎ!洋服預かりの人気の会社の口コミやメリット・デメリット
服の適正量を保つ方法、服を増やしたくない人は要チェック
服を減らしたいとはいえ、おしゃれな服が欲しいという欲は消えないもの。安い通販サイトやメルカリなどで「これいい!」と思うことってたくさんありますよね。
せっかく減らした服をまた増やしてごちゃごちゃさせないために、洋服を増やさずにおしゃれを楽しむ方法を伝授します。
【北川景子流】1着買ったら1着捨てる
美人女優でありママである北川景子さんは、洋服は10着ぐらいしか持っていないとテレビで公言し、話題になりました。
買いたい服があったら、代わりに処分できる服を考えてから買うとのこと。潔い姿勢に高感度がさらに上がったのではないでしょうか。
北川景子さんみたいに、買ったら捨てるをモットーにしましょう。
シーズンが終わるごとに在庫の見直しをする
気付いたら増えているのが服。
シーズンが終わるごとに(模様替えごとに)服の枚数をチェックして、最初に比べて増えていたらその枚数だけ断捨離を決行しましょう。
いっそのこと買わずにファッションレンタルを利用する
枚数に縛られるのも嫌だし、かといって服を買わないのも嫌という人は、いっそのこと洋服レンタルサービスを利用するのもあり。今後必ず流行がくる(今すでにきている)ので、この機会に始めるといいでしょう。
私も実際に試しましたが、百貨店ブランド服などの高めの洋服をクローゼットをごちゃごちゃさせずに借り放題なので、コスパがかなり良くおすすめです。
人気なのは、airCloset(エアークローゼット)やRcawaii(アールカワイイ)、EDIST.CLOSET(エディストクロ―ゼット)。
きれいめオフィススタイルから、大人可愛いデート服、カジュアル服までたくさんレンタルできます。
自分の好みや骨格診断、カラー診断に基づいてスタイリストさんにコーデしてもらえるので、ファッションで悩む無駄な時間もなくて済みます。
公式サイト:airCloset / Rcawaii / EDIST.CLOSET
まとめ
女性の服の平均枚数は100枚から150枚ですが、着ない服を持っていることが多いので100枚以下に抑えるのが理想的。
よく着る服や必要な服だけを残して、できるだけクローゼット内の整理をしていきましょう。