稲荷神社に行ってはいけない人の特徴やサイン、怖いと感じる理由は?

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稲荷神社に行ってはいけない

稲荷神社は全国に広がる神社で、多くの人々に親しまれていますが、その一方で「行ってはいけない」「怖い」と言われることもあります。

それはなぜなのか、どんな人が行くべきではないのか、本記事ではその理由や特徴、サインについて詳しく解説していきます。

目次

稲荷神社が怖い・行ってはいけないと言われるのはなぜ?

稲荷神社に対して「怖い」と感じる人がいるのは、いくつかの理由が挙げられます。

祟りがあると言われているから

稲荷神社に関する「祟り」の噂は、実は比較的新しいものです。これは、稲荷神社の主祭神である稲荷大神の強い神徳が、誤って解釈されてしまったことが一因とされています。

稲荷大神は非常に力のある神様で、その分ご利益も大きいのですが、同時にそれだけの力を持つ神様だからこそ、敬意を持って接する必要があります。

これが誤って「祟りがある」という形で伝わってしまったようです。

また稲荷神社では狐が神様だと勘違いしている人が多いのも祟りがあると誤解される一つの理由だと考えられます。

以下の載せた稲荷神社の公式HPでも言及されていますが、狐はあくまで稲荷大神のお使いであり、かつ霊狐なのです。

化かすイメージのある狐とは全く違う存在なのです。

狐を御祭神と勘違いしている人も多いようですが、狐は稲荷大神のお使いなのです。狐と云っても野山にいる狐ではなく、我々の願いを稲荷大神に伝えてくれる“霊狐”であると信じられています。

引用:伏見稲荷大社

実際には、稲荷大神は人々の幸せを願う優しい神様です。ただし、すべての神様に共通することですが、参拝の際には敬意を持って接することが大切です。

一生お参りし続ける必要があるから

「一度お参りを始めたら、一生続けなければならない」という言い伝えがありますが、これも誤解から生まれた考えです。

確かに、稲荷神社への参拝は継続的に行うことで、より深い御縁を結ぶことができます。

しかし、これは強制されるものではなく、むしろ自然な形で神様との関係を育んでいくことを意味しています。「続けないと祟られる」というような強制的な考えは、本来の稲荷信仰の姿ではありません。

人によって相性の悪い場合があるから

神社には、人それぞれ相性があると言われています。

これは稲荷神社に限らず、すべての神社に当てはまることです。ある人には大変良い相性の神社でも、別の人にとってはそうでない場合もあります。

これは決して「怖い」ことではなく、むしろ自然なことと捉えるべきでしょう。自分に合った神社を見つけることは、誰もが大切、そして必要なことなのです。

稲荷神社に行ってはいけない人の特徴、サイン

参拝しようとすると体調が悪くなったり、体が重くなる

参拝前や参拝中に体調の変化を感じることがあります。これは必ずしもネガティブなサインとは限りませんが、体調の変化が著しい場合は、一度参拝を見合わせることも検討してもいいでしょう。

先ほど述べたように、神社には相性があります。その為、体調不良などが起こる場合は神社のエネルギーがその人の波動や状態と一致していない可能性を示していると考えられます。

神様を信じず、感謝の気持ちがない人

神様への敬意や感謝の気持ちを持たずに参拝することは、どの神社でも避けるべき。

稲荷神社も感謝の心を持つ人々に特に力を与える場所です。そのため、神様を信じない人や、感謝の気持ちが足りない人が訪れると、その場のエネルギーを受け取ることが難しく、居心地が悪く感じることがあると言われています。

また稲荷神社は、商売繁盛や五穀豊穣など、私たちの暮らしに直結したご利益で知られているため、利己的な願いだけを持って参拝することは適切ではありません。

参拝の際は、まず感謝の気持ちを持つことが大切です。

なんとなく嫌な感じがする

神社に対して漠然とした不安や違和感を感じることは珍しくありません。これは必ずしも悪いサインではなく、むしろ神様の存在を感じ取れている証かもしれません。

ただし、強い違和感や不快感を感じる場合は、一度参拝を見合わせることをお勧めします。その時期が合わないだけかもしれませんし、別の神社との相性が良い可能性もあります。

人の悪口や文句ばかりをいっている

日常的に人の悪口や文句を口にしている人は、稲荷神社の持つエネルギーが逆に自分に跳ね返ってくる可能性があります。そのため、訪問が好ましくないとされることがあります。

稲荷神社は、人々の幸せと繁栄を願う神様です。他者への否定的な感情を持ったまま参拝することは、その神徳に反することになります。

参拝前には、できるだけ心を清らかな状態に保つよう心がけましょう。他人への感謝の気持ちを思い出したり、良いところを見つけようとする姿勢を持つことで、より良い参拝ができます。

食べ物を粗末にする

稲荷神社は五穀豊穣の神様でもあるため、食べ物を大切にすることは特に重要です。

食べ物を粗末にする習慣がある人は、まずその考えを改める必要があります。

これは単に「残さず食べる」ということだけではありません。食材や料理を作ってくれる人への感謝、自然の恵みへの感謝など、食に関わるすべての要素に対して敬意を持つ心が大切です。

迷信を信じすぎて、過度に怖いと思っている

稲荷神社に対する過度な恐れや不安は、むしろ参拝の妨げとなります。

「祟りがある」「怖い」といった噂に振り回されすぎると、本来の神様との良好な関係を築くことができません。

また、ありもしない祟りに不必要に心がネガティブになってしまうというデメリットもあります。

神様は私たちの幸せを願う存在です。必要以上に恐れる必要はなく、素直な気持ちで向き合うことが大切です。

行こうとした時に道に迷う

稲荷神社に行こうとしたときに、何度も道に迷ったり、予定が変更になる場合があります。これは、神様が「今は来るべきではない」と伝えているサインかもしれません。

神様はあなたにとってより良いタイミングを待っているのかもしれません。焦らず、別の日に改めて参拝するというのも一つの選択肢です。

稲荷神社はどんな神社

稲荷神社について

稲荷神社は、日本で最も数の多い神社の一つです。全国に約3万社あると言われてます。

稲荷神社の象徴的な存在として知られるのが、京都府の「伏見稲荷大社」。伏見稲荷大社は、稲荷神社の総本社であり、その荘厳な雰囲気や無数の朱色の鳥居が日本国内外で広く知られています。

稲荷神社の「稲荷」という名前の由来は、「稲が生る(いなり)」という言葉からきていると言われています。このことからもわかるように、稲荷神社は五穀豊穣や農業、商業の神として古くから信仰されてきました。

また、赤い鳥居や狐の像が特徴的で、稲荷神社を訪れる際の目印にもなっています。

現在では、農業にとどまらず、商売繁盛、家内安全、健康祈願など、多岐にわたるご利益を求めて参拝者が訪れる、非常に親しみ深い神社となっています。

稲荷神社で祀られている神様

稲荷神社の主祭神は倉稲魂命(うかのみたま)です。

五穀豊穣の神様として知られていますが、時代とともにその御神徳は広がり、現代では商売繁盛、家内安全、心願成就など、様々な面でのご利益があると言われています。

また、稲荷神社では以下の神々が祀られている場合もあります。

  • 保食神(うけもちのかみ):食物を生み出す神で、宇迦之御魂神との関連が深いとされています。
  • 佐田彦神(さたひこのかみ):道案内や交通安全を司る神様。
  • 大宮能売神(おおみやのめのかみ):商売繁盛や家内安全、家族和合の神様。

稲荷神社のご利益

稲荷神社のご利益は幅広く、人生のさまざまな面での幸福をもたらすとされています。

商売繁盛と成功への導き

稲荷神社は、商売繁盛の神として全国の商人や経営者から厚く信仰されています。

参拝者の中には、事業の繁栄や収益の増加を祈願する人々が多く、特に京都の伏見稲荷大社は、企業や店舗が奉納した朱色の鳥居が立ち並ぶことで知られています。

農業の発展と五穀豊穣

稲荷大神は、農業を守護する神としても有名です。昔から、稲作や作物の収穫を祈願する農家の人々に崇められてきました。収穫後に感謝の気持ちを捧げるために再び参拝することで、次の年の実りにも良い影響を与えると信じられています。

家庭円満と人間関係の調和

家庭円満を願う参拝者にも、稲荷神社は適しています。家庭内の平和や夫婦関係の改善を祈る人々が多く、特に家族全員で訪れることで絆を深める機会にもなります。

また、人間関係全般を良好に保ちたいと願う人にも効果的とされています。

厄除けと開運

稲荷神社は、厄払いのご利益があるとされています。仕事や家庭での困難な状況や不運を乗り越えたいときに参拝することで、災いを遠ざけ、幸福を引き寄せる手助けをしてくれると言われています。

稲荷神社と狐の関係

稲荷神社といえば「狐」の像が印象的ですが、狐自体は神様ではなく、神様の使い(眷属)としての役割を担っています。狐が神様と勘違いする人がいますがそれは間違いです。

またこの狐は神聖な存在であり、稲荷神社の守護者とされています。

狐が稲荷神社に関連付けられる理由の一つは、農作物を食い荒らすネズミを駆除する存在として考えられたからです。稲作が重要だった日本において、ネズミの天敵である狐は、田畑を守る象徴として尊ばれました。

狐の像には、それぞれ意味を持つ道具が口にくわえられています。

  • 稲穂:稲荷神に由来
  • 巻物:知恵を象徴
  • :霊徳を象徴
  • :霊徳を象徴

まとめ

稲荷神社は、私たちの暮らしに深く根ざした神社です。「怖い」「行ってはいけない」といった噂がありますが、それらの多くは誤解や不適切な解釈から生まれたものです。

大切なのは、神様に対する敬意と感謝の気持ちを持って参拝することです。過度な恐れや不安を持つ必要はなく、素直な気持ちで向き合うことで、神様との良好な関係を築くことができます。

参拝の際は、自分の心と体の状態に注意を払い、無理のない範囲で行うことが望ましいでしょう。また、不安なことがあれば、神社の神職さんに相談するのもいい方法です。

稲荷神社は、私たちの幸せを願う神様の社です。正しい知識と敬意を持って参拝することで、より良い御縁を結ぶことができるはずです。

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