クラブハウス(Clubhouse)とは、(今のところ)紹介制・承認制で特定の人が使える、音声だけで世界中の人とカジュアルにコミュニケーションをとることができるSNSです。
最近、芸能人や大学生などの一般人でも利用していて、Twitterなどでも度々、話題に上がっていますよね。
でも、まだサービス内容についてよく分からない人も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんなクラブハウスについて、アプリの特徴や注意点を分かりやすく紹介します。
クラブハウス(Clubhouse)とは
(画像引用先;App store)
App storeのアプリの紹介を参考にすると、クラブハウス(Clubhouse)とは、世界中の友人や他の興味深い人々と、音声の会話を通してカジュアルに交流することができるSNSです。
東洋経済の記事を参考にすると、2020年2月に設立されたアルファ・エクスプロレーション社が運営、会社側のブログでは1月中旬時点で、利用者が200万人に達しているそう。
アメリカ発のクラブハウスは、日本では2021年1月から流行りだし、今や芸能人やYouTuberを中心に、一般人にも利用者が増え続けています。
App storeのアプリの評価も5点満点中、4.6というから、利用者からの評価も高いことが伺えますね。
クラブハウス(Clubhouse)の特徴や使い方をザっと説明
クラブハウスの特徴をザっと説明すると、以下の通りです。
【クラブハウスの特徴・使い方】
- 招待・もしくは承認されないとアプリを始められない
- 写真やビデオは不可、音声のみでコミュニケーションをとる
- スピーカー(話者)、オーディエンス(聴衆)どちらにもなることができる
- ゴースト(聴き専)としても使える
それぞれの項目について、使い方などを含めて詳しく説明します。
招待・もしくは承認されないとアプリを始められない
現在、クラブハウスのアプリはベータテスト中なので、既に利用しているユーザーに招待・承認されない限りは、使用することができません。
ちなみに、「ベータテスト中」というのは、特定のユーザーにサービスを提供し、実際に使用してもらって性能や機能などの使い勝手を評価してもらっている最中ということです。
つまり、インストールしても、既にクラブハウスのメンバーである知人が紹介、承認してくれない限り、サービスを利用することはできないないので注意してください。
(クラブハウスユーザーの中に、自分の電話番号を知っている人がいて、承認してくれれば使えるようになります。)
この「特定の人しか入れない特別感」が良いという人も一定数いるでしょう。
ただ、今後、開発が進むなかで誰もが使えるアプリになる可能性はありますね。
ちなみに、現時点で対応しているのはiOSのみ、androidは非対応なので、利用したい人はiPhoneを用意しなければなりません。
写真やビデオは使わない、音声のみでコミュニケーションをとる
クラブハウスの最大の特徴は「音声のみ」で周囲とコミュニケーションをとるという点です。
Instagramなら写真とテキストを投稿するSNS、Twitterなら文字をメインに投稿するSNS、YouTubeなら動画を配信するSNSなので、今まで声のみで交流するようなSNSはありませんでした。
音声となると写真やテキストのように、記録が残らないので、少し寂しい感じもありますが、それもまた「ここだけでしか聞けない話」という雰囲気があって、良いのでしょう。
ただ、音声だけのSNSサービスは新しいので、これからどうなるかは分かりませんが、今は確実に利用者が増えている状態です。
スピーカー(話者)、オーディエンス(聴衆)どちらにもなることができる
クラブハウスのユーザーは、話者となって部屋を開くこともできるし、誰かが設定した既存のトピックの部屋に入り、オーディエンス(リスナー)として話を聞くこともできます。
既存のサービスで例えると、Instagramのライブ機能みたいな感じです。
Instagramのライブと同じく、クラブハウスでも基本的にはどんな話をしてもOK(例:対談、〇〇好きさんと情報交換したいです、ダラダラ雑談中など)。
30分くらいでパッと喋って終わる人もいれば、3時間や6時間と長い時間、その場のタイミングで部屋に入ってきた、いろんな人をゲストとして招いて話す人もいます。
このように、クラブハウスでは、1人から始まっても3人~数十人と話者が増える場合がほとんど。
ちなみに、誰もが好き勝手に発言できるわけではなく、オーディエンスが「話したい」ときには、話者にリクエストを送り、それを承認してもらわないと、話者側にはなれません。
ゴースト(聴き専)としても使ってもOK、部屋は自由に行き来できる
現時点のクラブハウスは、芸能人やYouTuberなどのメディアで活動している人が「話者」となって、部屋を作り、それを一般人が聞きに行くという感じが主流となっています。
実際、いろんな有名人や著名人が話しているの部屋に行って話を聞くのが楽しいから、クラブハウスを利用している人が多いでしょう。
このように、聴き専門として使うのも正解です。
部屋は自自由に行き来でき、好きなように出入りできます。
ただ、今のところ1つの部屋に最大5,000名しか入れないので、人気のある芸能人やYouTuberの部屋には人が殺到しすぎてなかなか入れないことも多いです。
人気な部屋は一度出てしまうと入れないくなることもあるので、そこは気をつけましょう。
クラブハウス(Clubhouse)のルール、他言するとどうなる?
以下、クラブハウスのガイドラインを参考に、クラブハウスのルールをまとめました。
【クラブハウスのルール】
- クラブハウスを使用は18歳以上から
- 個人やグループに対して差別、暴言、いじめ、脅迫、ハランスメントはNG
- 事前許可なしにクラブ内の情報を転記、記録、複製など共有はNG
- 知的財産権などを侵害する会話やコンテンツはアップロード不可
- 虚偽の情報やスパムを広げてはいけない
- 未成年を含む個人またはグループに危害を加える情報共有、宣伝はNG
- 許可されていない、違法な活動を目的として行うサービスはNG
特に「クラブハウス内で聞いたことは他言しない」みたいなルールのみ、かなり認知されていますが、上記の3番にある内容ですね。
いずれにしても、クラブハウスのルールを破ると、アカウントを一時的または永続的に無効化または削除することもあるとのことなので、気をつけましょう。
今のところ、TwitterやInstagramのように、複数アカウントが作れるわけではないので、アカウントが停止になると、寂しい思いをします。
クラブハウス(Clubhouse)の注意点
クラブハウスは最近流行り始めたサービスなので、ルールをあまり知らない人や、勘違いをしている人も多いので、ここでは注意点について紹介します。
【クラブハウスの注意点】
- アプリをインストールしてもすぐには利用できないこともある(紹介制・承認制)
- Clubhouse(クラブハウス)とCrabhouse(カニの家)を間違える人多数
- サービスの歴史が浅いので、トラブルが起こる可能性がある
アプリが現時点では、紹介制・承認制であることは先ほど触れた通りですね。
上記2番は、少し面白い注意点で、Crabhouse(カニの家)というアプリがあり、これは本家のクラブハウスとは全くの別物ですが、勘違いして登録している人がいます。
部屋の中にいるかにをタップすると、カニのコメントが見られるというシンプルなアプリですが、昔のゲームのようなドッド絵が可愛いので、これはこれでサービスを楽しむのも有り。
そして冒頭でも触れた通り、クラブハウスは2020年初頭に開始されたサービスなので、歴史も浅く、トラブルが起こる可能性があるので、もう少し様子を見てから利用するというのも賢明な判断です。
(といっても、他のサービスであっても同じようなことが言えるので、何とも言えませんね)。
クラブハウス(Clubhouse)は正しく使って楽しもう
クラブハウスは新しいSNSですが、人気度、満足度ともに高い評価なので、今後どのようなサービスを展開するのか楽しみですね。
使い方によっては、有意義な情報交換の場、ラジオとして使えるので、気になる人は利用してみると良いでしょう。