除毛クリームはムダ毛処理の一つですが「短い毛が残る」「チクチクする」など、使用感に不満を感じたことがある人もいるのではないでしょうか。
確かに、カミソリやサロン脱毛のように根本から毛を処理するのは難しいですが、いくつかのポイントを気をつければ、上手くいくこともあります。
本記事では、除毛クリームをしたときに毛が残る原因や、毛が残る場合の改善方法などを紹介します。
除毛クリームは毛が残る?
除毛クリームとは、ムダ毛処理の一つで、毛を溶かして除毛するクリームのことです。
自己処理ではシェーバーなどのカミソリを使っている人が大多数ですが、除毛クリームは「塗って放置するだけ」と手軽なので、利用している人もいるでしょう。
しかし、シェーバーのように根本から剃ることも難しく、正しく使わないと効果が発揮されないので、初心者の人は特に毛が残ってしまいがち。
毛がまばらになったり、肌触りがチクチクして気持ち悪いといった結果だと、正直、ガックリきますよね。
除毛クリームで毛が残る原因
正直、他のムダ毛処理とは違って、除毛クリームは毛が残りやすいです。
そのため、完全にムダ毛を無くすことは難しいでしょう。
ただ、使い方さえ気をつければ、もっと綺麗に毛の処理ができる可能性はあります。
以下、除毛クリームで毛が残る原因について、紹介します。
除毛クリームで毛が残る原因1|塗る量が足りない
毛の量や長さに対して、除毛クリームの塗る量が少ないと、十分な効果を発揮しません。
塗りムラがあるとそれこそ毛が残ってしまう可能性が高いので、なるべく均一になるように塗ります。
目安は1㎜~3㎜程度の厚さで、毛が十分に隠れるまでクリームを塗るのが基本なので、クリームで毛が見えなくなるまでしっかり塗りましょう(ここはケチらずに)。
除毛クリームで毛が残る原因2|放置する時間が足りない
除毛クリームは製品によって、放置する時間がバラバラです。
1分や5分などの短いものもあれば、10分と少し長めに設定されているものもあります。
設定された放置時間は、その製品の効果を発揮するのに有する時間なので、規定の放置時間を守らずに早く流してしまうと、毛が残ることがあるでしょう。
逆に規定時間以上、放置しすぎると赤みや痒み、ヒリヒリ感などの肌トラブルが起こってしまうので、規定の放置時間はしっかり守ってくださいね。
除毛クリームで毛が残る原因3|シャワーで洗い流す前にクリームをふき取ってない
除毛クリームの正しいふき取り方として、シャワーで洗い流す前に、専用のボディスポンジや清潔なタオルなどで、一度クリームをふき取るという工程があります。
これはどちらかというと、肌トラブルを起こさないためという目的があるのですが、除毛クリームを落とすときに、スポンジを使ってクルクルしながら除毛クリームを落とすと、より毛が落ちやすくなりますよ。
除毛クリーム 毛が残る場合の改善方法
以下、除毛クリームを使って毛が残る場合に、見直してほしいポイントについて紹介します。
一度、体を清潔にしてから除毛クリームを体に塗布する
汗などの皮脂がついた状態の肌に塗ると、除毛クリームの効果が十分に発揮されないことがあります。
そのため、除毛クリームをするときは、一度体を清潔にしてからに除毛クリームをに塗りましょう。
また、濡れた肌でも良いのか、乾いた肌が良いのかなどは、製品にとって特徴が異なるので、そこもチェックしておくと良いですね。
長い毛は先にカットしておく(下処理)
毛が長いと、根本の毛にクリームが届かず、短くツンツンとした根本の毛が残ってしまうことがあるため、除毛クリームの効果を最大限に発揮するためには、長い毛は事前に短く整えておく必要があります。
やはり短い毛がチクチクと残ると見栄えも悪いですし、何より後日また除毛クリームを塗らなきゃいけなくなるので手間が増えます。
どうせ除毛クリームで無くなってしまう毛ですから、そこまで綺麗に整えなくても良いので、眉毛などを整える小さいハサミなどで、チョキチョキと毛を切ってください。
毛の流れに逆らって塗る
「毛の流れに逆らって塗る」これは除毛クリームの効果を高めるとして有名な方法です。
毛の流れに逆らって除毛クリームを塗ることで、毛の根本にまでクリームを行きわたらせることができます。
特に毛が長い男性の場合、この方法を実践した方が良いでしょう。
他にも、たとえば除毛クリームで有名なVeet(ヴィート)の使い方を参考にすると、ふき取る際にも、円をかくようにして除毛クリームをふき取るのが良いとのこと。
ただ注意点として、強く肌を押し付けながらこすると肌トラブルを引き起こす原因になりかねないので、力加減はあくまでも「優しく」を意識していくださいね。
毛質によっては一度で綺麗に毛を除毛することができない
やはり毛質によっては、一度の除毛では綺麗になくならないこともあります。
特に太い毛の場合は、根本の毛がどうしても残りやすく「チクチク」感じてしまうことがあるでしょう。
その場合は「一度で綺麗に毛をなくす」のではなく、数日あけてから、また除毛クリームで毛を除毛します(同じ日に2回も除毛クリームを肌に塗ると肌トラブルになる可能性がある)。
除毛後の保湿も忘れずに!剃り残し無しで快適に過ごそう
塗って放置するだけで簡単に毛の処理ができる除毛クリームですが、やはり適当に使っていては十分な効果が発揮されません。
記事内で紹介したように、いくつかのポイントに気をつけるだけで、効果を最大限に発揮してくれるので、効果に満足できない場合には試してみてください。
最後に忘れがちな工程ではありますが、除毛後の肌は敏感になっているので、しっかり保湿をしましょうね。