フレーム選びの段階では楽しかったのに、出来上がりの眼鏡をかけた途端、目が小さくなったり、顔の輪郭が歪んだり、眼鏡姿の自分にがっかりしたことはありませんか。
本記事では、眼鏡をかけて目が小さくなる対策方法やメイク方法などについて、紹介します。
眼鏡をかけたら目が小さくなる?
そもそも、なぜ眼鏡をかけることで目が小さくなってしまうのかというと、レンズの度数、レンズ厚み(屈折率)やフレームの選び方などの原因が考えられます。
特に視力が0.1未満の近視の人は、目が小さく見えやすいです。
最近では、技術も進歩していて、同じ度数でも薄いレンズも販売されていますが、それは単に「薄くなる(眼鏡本体の重みが軽くなる)」ことに特化しているものが多く「目の大きさが変わらない眼鏡」を探すのは、今のところは難しいでしょう。
また「エビングハウス錯視」と言って、眼鏡の幅や天地の面積が広ければ広いほど余白が増え、目が小さく見えてしまうので、視力が悪い人で目が小さくなるのを少しでもマシにしたいという人は、小さめのフレームを選ぶ人が多いです。
ただ、ここで諦めずに少しでも目が小さく見えない方法、顔が歪まない・顔に段差ができない方法を実践することで、見た目が少しマシになります。
眼鏡で目が小さくなる対策方法4選
眼鏡で目が小さくなるのを対策する方法は、以下の通りです。
【眼鏡で目が小さくなる対策方法】
- レンズの横幅が小さい、狭いタイプの眼鏡を選ぶ(要するに小さい眼鏡)
- フレームの色は黒やネイビー、ブラウンなど濃いめの色を選ぶ
- 目とレンズとの距離(頂点間距離)が近いものを選ぶ
- アイメイクでバランスよく目を盛る
それぞれの項目について、詳しく紹介します。
レンズの横幅が狭いタイプの眼鏡を選ぶ(要するに小さい眼鏡)
目が小さくみえないためには、レンズの幅が狭く、レンズの面積が小さい眼鏡を選ぶようにしましょう。
レンズに厚みがあるせいで目が小さく見えるのに加えて、レンズの面積が広いと余計に目が小さく見えます。
レンズを着用していないようなので、雰囲気程度ですが、以下の画像を参考にしてください。
(画像引用先:zoff)
(画像引用先:zoff)
実際に、分厚いレンズをつけた場合、上記画像の四角い方は、目の周辺の余白が広いため、目が小さく見えるはずです。
また、レンズは構造上、内側から外側にかけて、段々とレンズの厚みが増すように作られているため、レンズの幅や天地の面積が広ければ広いほど、フレームからレンズの厚みがはみ出てしまいます。
おそらく、上記画像の四角いフレームの場合、外側はレンズがはみ出てしまうでしょう。
上記の画像は、私の実際に眼鏡ですが、レンズがフレームからはみ出ていると、結構格好悪い。
フレームの色は黒やネイビー、ブラウンなど濃いめの色を選ぶ
肌の色に近いようなベージュや薄いピンク、ゴールドといった色を選ぶよりも、肌との対比がはっきり見える黒やネイビー、ブラウンなど濃いめの色を選ぶと、黒目の印象もぼやけずに済みます。
(画像引用先:JINS)
(画像引用先:JINS)
モデルさんが両者とも可愛い、そして眼鏡が分厚くないので、正直分かりづらいかもしれませんが。
どちらかというと、下の画像のモデルさんの方が目元の印象が強く、黒目が目立っているのが分かります。
目とレンズとの距離(頂点間距離)が近いものを選ぶ
眼鏡を選ぶときは、なるべくフィッティングするようにして、目とレンズの距離が近いものを選びましょう。
手元に眼鏡がある人は試してほしいのですが、目とレンズの距離が離れれば離れるほど、目は小さく見えます。
ただ、まつげがあたるくらい近いのは、使用感的に良くないので、そこだけは注意してくださいね。
アイメイクでバランスよく目を盛る
女性の場合は、目元の印象を化粧で盛ることで、目が小さく見えるのを改善することができます。
たとえば、アイラインをいつもより少し長めに引いたり、下まつ毛にもしっかりマスカラを塗って目を縦に大きく見せたり、そういった工夫をすることで、目の印象を強くすることができます。
濃いめの色で小さめなフレームを選んで、目が小さくなるのを回避!
おそらく眼鏡売り場で店員さんに相談しても、同じようなことを言われるでしょう。
私も15年近く眼鏡生活をしていますが、大体どこのお店でも言われることは同じです。
やはり目が悪いとその分、目が小さくなるのは避けられません。
ただフレーム選びを工夫することで、少しは改善されるので、眼鏡を購入するときに参考にしてみてくださいね。