子供を育てていく過程で、他のママとの出会いは避けられないもの。保育園や幼稚園、小学校などに入学すると、嫌でも話す機会は増えますよね。
ただ「ママ友」と呼べる仲になるのは抵抗があるという人も多いです。理由は「めんどくさい」から。しかしママ友が全くいないと、何かと不都合があって困ってしまうことも。
ではどのように上手く付き合っていけばいいのでしょうか。
本記事では、ママ友はめんどくさいと感じることやママ友がいないデメリット、上手くママ友と付き合っていく方法を紹介します。
ママ友はめんどくさいと感じること5選
最初にどんな時にママ友がめんどくさいと感じるのか、代表例を見ていきましょう。
- 幼稚園のグループラインでランチに誘われること
- 保育園や幼稚園のバスを見送った後に立ち話をすること
- 他のママの噂話を持ち出されること
- 野球など子供の習い事でママ軍団に参加しないといけないこと
- 近所の公園にいるママやマンションが同じママとトークをすること
幼稚園のグループラインでランチに誘われること
幼稚園の場合、ママ友はいらないと思っていても、クラスの集まりでグループラインを作られることが多いもの。
「クラスのグループラインを作りましょう」と言われたら断れず、実際にランチやお茶会のお誘いラインがくると「うわ来た…めんどくさい」と思ってしまいます。
ただ毎回参加しないのも気まずいので悩みどころ。そもそもこんなことを悩んでいること自体がめんどくさいんですよね。
保育園や幼稚園のバスを見送った後に立ち話をすること
保育園や幼稚園バスを利用している場合、一つのバス停から複数の子供が乗ることは珍しくありません。
バスが行くまでの間の立ち話だけならまだしも、バスを見送った後にしばらく立ち話を続けるママがいる時はめんどくさいもの。
バスが行ってから、2時間くらい話が終わらないこともあります。
「じゃあ私はこれで…」と言えない空気なのは辛いですよね。
他のママの噂話を持ち出されること
「実は〇〇さんがね…」なんて噂好きのママに出会うと、それだけでめんどくさいと感じるもの。
同調すれば今度は自分がターゲットになり兼ねないし、かと言ってスルーしても気に食わないかもしれない…なんて無駄な悩みの種になりがちですよね。
野球など子供の習い事でママ軍団に参加しないといけないこと
子供の習い事でママ友ってめんどくさいと感じることは多いです。
たとえば少年野球を始めたら、すでにママ軍団なるものが存在。「この軍団に所属しないとやっていけないのか…」とうんざりするでしょう。
自分だけなら孤立しても何も感じないかもしれませんが、子供にまで影響するかと思うと一匹オオカミにはなりづらいですよね。
いつも公園で会うママ(マンションが同じなど)とトークをすること
公園に行くと、いつもいるママはだいたい同じ。
また会ったと思ったら挨拶をして、徐々に世間話をする…なんて流れが自然です。
ただ同じマンションの住人だったり、子供同士が同じ学区だったりするとやりづらいというのが正直なところ。
近所なだけにできるだけ関わりたくない、めんどくさいと思ってしまいますよね。
ママ友なんていらない…でもいないと不便?注意点やデメリット
ママ友がいると色々とめんどくさいと感じることは多いですが、ママ友が全くいないというのも注意が必要。逆に不便だと感じる場面もあります。
ママ友がいないことによる注意点、デメリットは主に以下の4つ。
- 保育園や幼稚園の情報が入りづらい
- 子供の悩みを相談できる人がいない
- 幼稚園などで子供に仲良い友達ができないと悩むことも・・
- 学校の集まりで一人だけ浮いてしまう
保育園や幼稚園の情報が入りづらい
保育園や幼稚園の情報が入りづらいというのはデメリットの一つ。
「〇〇について先生に聞いてみたんだけど」というような情報があるのとないとのでは違いますよね。
特に保育園では働くママが多いので、忙しくて先生からの通達を聞き逃すこともあるでしょう。
子供の悩みを相談できる人がいない
子供の悩みを抱えた場合、相談できる人がいないのもデメリット。
「うちもだよ~」と共感してくれるママ友がいれば、かなり心強く感じるものです。
ただ現代はSNSなどで育児系のコミュニティがたくさんあるので、中にはそれだけで十分だと感じる人もいるかもしれません。
幼稚園などで子供に仲良い友達ができないと悩むことも・・
同じ幼稚園や保育園にママ友がいれば、園外で遊ぶことも増え、子供同士も仲良くなるもの。
しかしママ友がいないために、子供に仲良しの友達ができないなんてこともあります。
「今日は誰と遊んだの?」と子供に聞いた時に「誰も遊んでくれなかった」とか「一人で遊んでた」なんて返事がくると、胸が痛くなりますよね。
消極的な子供の場合は自分からお友達に遊ぼうと言えず、一人ぼっちになってしまうこともあるので、そんな時はママ友がいたらいいなと思うでしょう。
小学校の集まりの際などに一人だけ孤立する
ママ友がいないと小学校などの集まりの際、気づいたら一人だけ孤立するということも。
周りのママは楽しそうに話しているのに、話題に入れず話も振ってもらえないという状況は辛いです。
学校に行く目的はママ友じゃないとは思っていても、なんだか惨めな気分になることもあるでしょう。
めんどくさいママ友でも上手く付き合う方法、ポイント
ママ友付き合いが苦手…という人でも、全くママ友がいないよりは、いた方が良いこともあります。
ただ適度な距離感を保って付き合っていくのは難しいですよね。
ここからは、めんどくさいママ友でも上手く付き合う方法を紹介します。
- ラインのお誘いを断る時は行きたい気持ちを伝えてから
- 話題は無難なものにする
- いつも忙しいことをさらっとアピールしておく
- 他のママや子供のことを悪く言わないようにする
- SNSでのつながりをできるだけ避ける
ラインのお誘いを断る時は行きたい気持ちを伝えてから
ママ友からのラインのお誘いを断る時は「行けない」と言うだけではなく、「行きたいけど行けない」と言うのがポイント。
ただ断るだけだと、めんどくさいママから「行きたくないだけじゃないの」と陰口を言われるリスクがあります。
話題は無難なものにする
ママ友と話をする時は、無難な会話を心がけるのもポイント。
「明日から天気悪いらしいですよね~」なんていう、どうでもいい話をしましょう。
「来月の遠足は〇〇に行くみたいですね」というように、イベントの話題もいいですね。
いつも忙しいことをさらっとアピールしておく
いつも忙しいことをさらっとアピールしておくのもポイントです。
「最近親が腰を痛めてたまに実家に帰ってるんですよ~」なんて作り話をさらっと話しておくと、お誘いが来た時に断りやすいでしょう。
他のママや子供のことを悪く言わないようにする
ついイライラすることがあったとしても、他のママや子供のことを悪く言わないように気を付けるのもポイント。
めんどくさいママ友は、いつも噂話になるようなネタを探しています。
ちょとした一言が事を大きくしたり、自分が一気に悪者に仕立て上げられることもあるので注意しましょう。
SNSでのつながりをできるだけ避ける
SNSを知られてしまうと何かと厄介になりがち。
「こないだ〇〇ちゃんのママとランチしてたんだね」なんて言われたりしかねません。
めんどくさいママ友はつねにアンテナを張っていますから、餌食にならないように気を付けましょう。
めんどくさいママ友とは適度な距離を保って付き合おう
めんどくさいママ友はどこにでもいるもの。
関わらないのが一番ですが、そうすると自分にとってデメリットになることもありますよね。
そんなときは適度な距離を保って付き合うことが大事です。
第一印象で「合わないかも」と感じたら、意外とその直感が合っていることも多いので、無難な会話で乗り切るようにしていきましょう。