いまは夫と新婚生活を送っている私も、実は1年前まで遠距離カップルの一人。
遠距離恋愛中は月1で会っていた私たちですが、「連絡頻度」が原因で喧嘩になり別れかけたことがありました。
連絡が少なすぎると浮気していないか不安になったり、多すぎてもめんどくさく感じたりして何かとやっかいな問題ですよね。
楽しみながら遠距離恋愛をするには、どのくらいの連絡頻度がベストなのでしょうか。
遠距離恋愛中の私、彼からの連絡頻度が少ないことで喧嘩になった
遠距離恋愛中の私は、どちらかと言うと毎日連絡を取りたい派。「おはよう」や「おやすみ」も欠かさずLINEしていましたが、ある日突然彼からの言葉をきっかけに喧嘩になったことがあります。
付き合いたては毎日連絡していたけど、今は負担に感じると言われ喧嘩に
途中から遠距離になったわけではなく、最初から遠距離恋愛だった私たち。付き合ってほやほやの頃は毎日のように彼からも連絡が来て、LINEなりビデオ通話なりしていました。
ただ半年ほどすると仕事の忙しい彼からの連絡が少なくなり、まともに返信のない日もちらほら。
それでも「私からの連絡をやめたら自然消滅する」気がして、とりあえず連絡だけはするようにしていました。
温度差のある状態が続いてしまった結果、ある日「毎日なんか負担なんだよね」「疲れたわ」と突然彼に言われ、私もそれに言い返したことで喧嘩になり、半月以上ぱったりと連絡をやめた期間がありました。
付き合いが長くなるほど連絡は減る、それは気にしなくていいこと
互いのことが好きでも、連絡の頻度に温度差があると、ぎくしゃくしますよね。
当時彼との連絡頻度で悩んでいた私は、同じく10年の遠距離恋愛を経て結婚した姉に相談しました。
恋愛体質が私とは逆の姉は、遠距離恋愛でも連絡はほとんどしない派。
月1回程度のデートの予定を立てる時に軽くLINEする程度で、その他電話やビデオ通話も全くしないとのことでした。
姉の言葉を聞き、納得。私はどこかで毎日の連絡が義務になり、気持ちのこもっていない定型的なやり取りを相手に強制させていたことに気付かされたんですね。
遠距離恋愛だからといって毎日事細かに連絡する必要はないし、連絡することが大切なのではなく、連絡したい気持ちを大事にすることを姉から教わりました。
遠距離カップルの連絡頻度、平均は週3日。でも実際は?
姉からのアドバイスのおかげで私たちカップルは話し合い、温度差を解消して連絡頻度は自然と週4程度にまで減りました。
ここで気になるのが、一般的な遠距離カップルの平均連絡頻度がどのくらいかということ。ある調査※によると「平均週3日程度」というアンケート結果が出ています。
ただ毎日LINEをする人の割合が4割である一方で、週に一度も連絡を取らない人も3割程度いるため、実際のところはカップルによりけりといったところでしょう。
(※参考:エアトリ)
連絡の頻度の多さや少なさには理由がある
連絡頻度を無理やり自分に合わせようとするのはすれ違いや喧嘩のもと。
連絡頻度が多い人、少ない人はそれぞれに考え方があるものなので、少しでもその気持ちを理解したうえで納得できる連絡頻度に落ち着かせましょう。
連絡頻度の多い人
連絡頻度の多い人は、きっと以下のような考えがあるはずです。
毎日連絡をすることで、離れていても相手と繋がっていたい
遠距離恋愛のつらいところは何よりも会いたい時に会えないこと。
特に2か月以上会えないような時は寂しくなるので、恋人と連絡を取ることで付き合っていることを確認し、自分を安心させようとします。
距離があっても好きな気持ちを相手に伝えたいし、心だけでも繋がっていたい、そんな気持ちがあるからこそ毎日連絡を取りたいと思っているはずです。
連絡を取らない日に相手が何をしているか不安
遠距離のある日、「遠距離で浮気しない人なんていない」と友人に言われたことがあります。
連絡頻度の多い人は決して相手を疑っているわけではありませんが、連絡ないと相手が何をしているか不安が募る一方。特に女性は生理前などはPMSの影響もあってネガティブになりがちです。
不安が積み重なることで不信感に繋がってしまわないか、そんな自分が嫌で、大した用事がなくてもとりあえず連絡してしまう人が多いのでしょう。
連絡頻度は少なくてもいい人
では逆に、連絡頻度の少ない人はどのような考えを持っているのでしょうか。
毎日連絡を取らなくても相手のことは好き
連絡を取らなくても、別に相手のことが嫌いになったとかそんなことはありません。
むしろ大好きで、連絡してしまうと会いたくなってしまうから、あえて連絡しないなんて人もいます。
また、相手のことは信頼していて好きな気持ちはあるけれど、そんなに毎日連絡を取ることでそれが伝わるわけではないし、正直たまに会えればいいくらいの気持ちでいる場合もあるようです。
「おはよう」や「おやすみ」ばかりで定型文のようなやり取りが増えるのは嫌
彼との喧嘩中に言われて印象に残っているのが、「定型文みたいで嫌」という言葉。
私からすると、とりあえず1日の始まりに相手と連絡を取りたくてしていたのですが、彼からするとまるで仕事のような報告感あって「返さなければいけないのが段々と負担に感じるようになった」とのことでした。
連絡がめんどくさいと感じ始めたら逆にチャンス
恋人と連絡を取るのが面倒ならそろそろ潮時かな…と考える人もいるかもしれませんが、それはもったいない。むしろそれはチャンスだと捉え、連絡の頻度や方法を変えてみましょう。
チャットや電話が多いならたまにはビデオ通話で相手の顔を見て話す
普段からLINEをしていても、相手の顔を見る頻度が少ないと、テキストばかりのやり取りになって素っ気ないもの。電話でも声だけでは伝わらないようなこともあります。
連絡頻度が減ったり、マンネリ化したりした時こそチャンス。
たまにはビデオ通話で相手の顔を見ながらゆっくり話す時間を設けてみましょう。表情を見るだけで会話は随分と楽しくなるものです。
相手からの連絡を待っているより自分磨きの時間にする
返信の少ない相手からの連絡を待ち焦がれている時間は、自分の人生にとって本当に必要な時間でしょうか。
未読か既読かを確かめたり、追加で連絡を入れたりするくらいなら、自分磨きの時間を作りましょう。
読書や筋トレ、資格勉強など自分のために時間を使えるようになると、案外その間にぽんっと返信が来ているものです。
無理に連絡することをやめることが、相手のためになることもある
男性はプライドが高く、仕事で忙しかったり、落ち込んだりしているのを相手に悟られたくないと思う人もいます。
女性とは違って人に話を聞いてもらって解決するというよりは、自分のなかで内省をしたり寝たりすることで解決してしまうことも多いです。
そのため、もし連絡が途絶えがちになったら、無理に連絡をせずしばらく放ってあげるのも一つの優しさ。
返信するように負担を掛けるのではなく、相手が気持ちを切り替えて連絡したくなるのを待ってみると、すんなり連絡が来るかもしれません。
遠距離恋愛で結ばれた2人ですから、相手のためを思って行動すればきっとうまくいくはずです。
遠距離恋愛は会えない時間こそ大切にして楽しく続ける
近くに彼がいて毎日のように会ってたり、同棲していたりする友人の話を聞くと、寂しくなって辛くなることもあるでしょう。
ただ、相手も同じ気持ちや温度差で過ごしているとは限りません。仕事に打ち込んで頑張っている最中にどんどん連絡がきても、面倒に思われるだけです。
毎日のように連絡して今日あったことを話したい人、休みの日にちょっとでいいから顔を見れればそれでいい人など遠距離恋愛でも考え方は色々あります。
連絡の頻度が気になり始めたら、時間の合いそうな頃合いを見つけて相談し、自分の気持ちや考えを正直に話すようにしてみてください。
適度に連絡をし、会えない時間こそ自分の時間を大切にすることで、遠距離恋愛も楽しく続けられるはずです。